カフェの売上アップ対策!今すぐ取り組みたい13個の施策
2023年5月25日リライト
売上アップの基本的な考え方は、
スタッフ教育
→QCSレベルの向上
→顧客満足度向上
の結果としてあるものです。
詳細記事
売上アップはこつこつと
をご参照ください。
コロナもだいぶ落ち着いたとは言え、
まだまだ飲食店にとっては厳しい状況
が続いています。
この厳しい状況下で
売上アップのためにあなたができること
をまとめました。
目次で興味のある部分を読んで
取り組むこともお勧めです。
長文ですが最後まで読んでいただければ
何らかの打開策が得られると思いますよ。
目次
売上アップよりも売上対策を考える
売上アップを考えようとしたとき、
まずはどうやって売るのか?を考えて
ください。
ただやみくもに動いたとしても、
売上アップは望めません。
つまり、
どうやって売るのか=「売上対策」
を考えることです。
売上対策の考え方については、
別ブログで詳しく触れているので、
ご参照ください。
売上アップの基本のキ
まず、
売上=客数×客単価×来店頻度
ですので売上アップのためには、
- 客数をアップする
- 客単価をアップする
- 来店頻度をアップする
ことが必要です。
この3つをそれぞれ分解して考え、
できることを実行します。
客数をアップして売上アップ
どんなにいいお店でも、
何も売上対策をしなければ徐々に
売上は落ちていきます。
定期的に新規客を増やすことは
非常に大切です。
そのための具体策は以下の5つです。
周辺の事業所周り
私が新しいお店に赴任したら、
まず「事業所まわり」をします。
すぐ売上アップに繋がるからです。
あなたのカフェの周りにある
事業所に出向きあいさつをしましょう。
あなたの顔を知ってもらいましょう。
その際、手土産は忘れずに(笑)
事業所まわりについて詳しくは
ウェブ特にSNSでの集客
今の時代ウェブでの集客は必須です。
ウェブと言ってもホームページではなく、
どこのカフェもSNSで情報を発信し、
集客しているのではないでしょうか。
このSNS。
自店舗で情報発信するよりも、
一番効果があるのは
「お客様にレビューを書いてもらうこと」
なのです。
これを”UGC“と言います。
UGCについて詳しくは
周辺のポスティング
以前に比べ、
ダイレクトメール(DM)の反応は
あまり期待できなくなりました。
しかし、やり方を変えれば
ダイレクトメール(DM)も効果
はあります。
ポスティングについて詳しくは
子ども客を増やす
マクドナルドさんは
子ども客を大切にするということ
を聞いたことがあります。
小さい子ども客を味方に付ければ、
父母がおじいちゃん・おばあちゃん
が来ることになるからです。
私の経験上、
子ども客を大切にすることは
かなりのメリットがあります。
子ども客を増やす方法について詳しくは、
イベントを活用する
客数アップをしようと考えた時、
多くのお客様を一気に集客しよう
と考えるかもしれません。
そのような時に、
活用できるのが「イベント」です。
イベントを開催して成功すれば、
かなりの客数が見込めます。
イベントにも様々な種類がありますが、
どのイベントも成功のためには
「事前準備」が非常に重要になります。
イベント集客について詳しくは
客数アップのポイント
5つの客数アップの施策をご紹介しましたが、私が新しくお店に赴任したら、まず事業所まわりから始めます。
「あなたの会社のそばで元気に営業しているカフェの店長です。是非、お越しください!」とアピールします。
自分の足でポスティングももちろん良いことですが、効率的にポスティングを実施するために業者を活用することも1つの方法です。
客単価をアップして売上アップ
客単価アップをする方法大きく分けて
2つの方法があります。
- メニューの値上げをする
- 接客で注文単価をアップする
メニューの値上げをする
値上げをすると客数が落ちる
という理由でなかなか値上げできない
カフェも多いことでしょう。
しかし、
値上げは考え方次第なのです!
商品価値を上げることで、
値上げをしてもあまり値上げした
ことを感じさせない方法があります。
詳しくは
接客で注文単価をアップする
客単価アップを考えた時、
私が一番お勧めする方法が
この「サジェスト」です。
私は飲食店にとって、
スタッフの接客で一番大切なこと
=サジェストだと断言しています。
サジェストには3つ種類があります。
その3つのサジェストを上手に活用して、
客単価アップを図りましょう。
サジェストについて詳しくは
客単価アップのポイント
上記2つの中でも②のサジェストによるアップはかなり売上アップには有効な手段です。
せっかく来店されたお客様をある意味接客で信頼関係を築き、結果として客単価アップします。
これはかなり効果的なので、是非スタッフをトレーニングして、取り組みたい施策の1つです。
来店頻度をアップして売上アップ
来店頻度をアップするためには、
顧客満足度をアップする事は絶対条件
です。
そのための
QCSレベルの高レベルでの維持
はもちらん必須事項です。
この基本があった上で、
お客様に忘れられないように仕組み化
することが重要になってきます。
忘れたとしても、
思い出してもらう仕組み作りです。
そのための施策として、
やってほしいことが3つあります。
スタンプカードで再来店を促す
再来店を促すアナログツールとして、
一番使われているツールが
「スタンプカード」ではないでしょうか。
ところが、このスタンプカード。
使い方次第では全く効果をなさない
残念な結果になってしまいます。
スタンプカードについて詳しくは
LINEで思い出してもらう
スタンプカードの弱点を埋めてくれる
常連客を囲い込むデジタルツールが
LINEです。
LINEも2012年の登場から、
どんどん進化をしており機能も
増えています。
LINEで売上アップする鍵は、
「どうやってともだち数を増やすのか?」
です。
ともだちがなぜ増えないのか
そして増やす3つの方法について、
以下よりご確認ください。
メンバーズカードで囲い込む
一度利用してもらったら、
2回目、3回目…と利用してもらい、
常連客・ファン客になってもらうと
売上は安定しアップします。
安定した売上を作るのに大切なのが
常連客を増やすことでもあります。
このときに活用できるツールが
メンバーズカードなのです。
メンバーズカードはある意味
お客様のえこひいきでもあります。
メンバーズカードについて詳しくは
来店頻度を増やすポイント
常連客を囲い込む上で、有効な技を3つご紹介しました。
一番のポイントはお客様はあなたのカフェを利用したことを忘れることです。
忘れられないためにも上記の3つのツールを活用して仕組みを作り、あなたのカフェの常連客そしてファン客にしましょう。
ポイントは1度利用したら3ヶ月以内に2度目の利用してもらうことです。
その他の売上アップの方法
基本的な売上アップ対策の他にも、
私が売上アップを考えた時にお店に
伝える施策が3つあります。
営業時間と営業日を検討する
もし営業時間を伸ばすことで、
客数アップひいては売上アップが
図れるなら検討します。
特にカフェ喫茶業はモーニングの
時間がかなり売上アップが見込める
可能性が高いです。
やっていないなら検討しましょう。
また営業していない時間に、
イベントの開催や場所貸しをする
こともありです。
座席数を増やす及び座席の満席率をアップする
売上=座席数 ✕ 回転数 ✕ 客単価
という面もあります。
つまり座席数を増やし座席の回転数を
増やせば売上アップは図れます。
座席数を増やすことや、
カフェという業種の特性上、
座席の回転数を増やすことは厳しいです。
となると、
取り組めることは席の満席率をアップ
することです。
要はピーク時間に稼働していない席を
極力少なくすることです。
店売り以外で売上アップ
店内利用のお客様で売上アップを図る
には席数の関係上限界が生じます。
席数が30席
回転数が3回転
客単価が1500円
のお店なら、
30 ✕ 3 ✕ 1500円 = 135,000円
が売上の限界になります。
となると更に売上アップするには、
店売り以外で売るしか方法はない
ということがわかります。
店売り以外の方法とは、
- 出店で販売
- テイクアウトで販売
- 店外イベントで販売
- ECサイトで販売
ができます。
どの販売も取り組めば売れるという
安易なものではないのでご注意を。
万全の事前準備で臨んでください。
カフェの売上アップはコツコツと
カフェの売上アップする方法を
客数、客単価、来店頻度に分けて
ご紹介しました。
色々述べましたが、
売上アップの基本は
お店のQCSレベルをアップすることで、
お客様満足度をアップし、
再来店を促すことです。
これがなければ、
どんなに客数を増やしたとしても、
穴が開いた風呂桶にお湯を一生懸命
貯めているようなものです。
だからこそ、
売上アップには時間がかかるのです。
コツコツやるしかないのです。
裏を返せば、
短期間で集客したお客様は
すぐに離れる可能性が高いです。
何度でも言います。
売上アップはこつこつとです。
毎日の積み重ねを大切にしてください。
あなたはどの施策から始めますか?
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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