飲食店の売上アップの鍵であるサジェストとは?
2022年5月25日リライト
売上アップはコツコツと
がポリシーである私が唯一
即効で売上アップできる方法
として伝えているものがあります。
しかも、スタッフが売上アップに
貢献できる接客時における技があります。
何かわかりますか?
サジェストです。
今回はこのサジェストについて、
- サジェストとは
- 効果的なサジェストの使い方
- サジェストの種類
について徹底的に解説します。
目次
サジェストとは?
サジェストってご存知ですか?
サジェストとは
お店からお客様への良き提案
のことを言います。
良いサジェストをすれば、
お客様は喜んで注文をし、
結果として客単価アップが図られ、
売上アップに繋がります。
このサジェスト、
スタッフがお店の売上アップに貢献できる
随一の方法でもあります。
ちょっとした言葉の工夫で、
更に売上アップする可能性
があります。

効果的なサジェストの使い方
顧客心理から行くと、
1度そのお店で購入を決めたお客様は、
「ついで買い」をしやすい
と言われております。
つまり、あなたのカフェに来店されたお客様に
あなたのカフェのオススメ商品を提案すること
が売上アップのための鍵なのです。
だからサジェストは有効なのです!
人は限定に弱い
例えば、ランチをご注文のお客様に
「今ランチをご注文のお客様には
○○がお得になっております。
いかがですか?」
よくカフェや飲食店で見受けられる
サジェストの1つです。
これだと少し弱いです。
お寿司屋さんを思い出してください。
「お客さん!!
今日は活きのいいアジが入ってるけどどう?」
と勧められます。
これですよ!!
この言葉には2つのポイント
があります。
また、”今日は”という言葉が
今日食べなくてはならない理由
を作っています。
今日しかないのです。
明日になると鮮度が落ち、
お勧めできないからです。
そうなると、
人は食べなきゃと思い、
注文してくれるのです。
適切な形容詞が顧客の欲望をかきたてる
2つ目は
「活きのいい」
この言葉です。
「ビールお持ちしました」
よりも
「キンキンに冷えたビールお持ちしました」
のほうがお客様喜びませんか?
形容詞は使い方次第で、
食べたい!というお客様の感情
を高めます。
「キンキンに冷えたかき氷」
「熱々のポテト」
「芳醇な香りのキリマンジャロ」

接客対応時の言葉大切なのです!
ここで参考になるサイトをご紹介します。
なんと「おいしいを感じる言葉」
をまとめたサイトがあります。
参考にして言葉を使ってみては?
サジェストの言葉を用意する
新人のスタッフ、
まだ仕事に慣れていないスタッフ、
接客があまり得意でないスタッフ
はこういったトークを思いつき、
話すことが苦手です。
そのようなスタッフの為に、
メニューごとにサジェストの言葉を用意
しておくことをお勧めします。
例えば、
「今週だけ1日限定5食のパフェはいかがですか?」
「昨日入荷したばかりのこちらのコーヒーはいかがですか?」
「この辺りでは当店しか扱っていないこちらの紅茶はいかがですか?」
などの言葉です。
このような言葉を予め準備しておくこと
大切ですよ。
会計時のトークが大切
サジェストしたら、
そのメニューが良かったどうか
お客様に確認をしましょう。
一番聞きやすいタイミングは
会計時でしょう。
「お味はどうでしたか?」
などの質問はお客様から思わぬ
言葉をいただく可能性があります。
サジェストの種類
サジェストには3つの種類があります。
接客場面によって使い分けることが
大切になります。
キャンペーンサジェスト
一番スタンダードなサジェストです。
お店の名物メニュー、
今日及び今月のお勧めメニュー、
などお店として一番売りたいメニュー
をお客様にサジェストします。
もちろん単品メニューだけではなく、
セットもサジェストします。
もう1品サジェスト
例えばランチのお客様。
ランチプレートのみをご注文したら、
お得なドリンク付きセットを勧める
サジェストです。
他にも、
コーヒーを飲み終えたお客様に
「お代わりはいかがですか?」
と勧めるサジェストもします。

画像はイメージ(写真ACより)
参考記事
でしたらサジェスト
お客様との接客での会話の中で、
お客様の要望に合っているメニュー
をサジェストすることです。
「カロリーが気になるようでしたら、こちらの○○がお勧めです」
「酸味の少ないコーヒーがお好みでしたら、こちらのブラジル深煎りがお勧めです」
などです。
スタッフに試食をしてもらおう
スタッフが進んでサジェストを
なかなかしないというお店は、
メニューに自信を持っていない
可能性が大きいです。
そのようなスタッフに有効なのが
「試食」をしてもらうことです。
もし試食したメニューを気に入れば、
接客時に進んでお客様にそのメニューを
サジェストしてくれます。
この「進んで」がポイントです。
試食して本当においしいと思ったら、
スタッフは進んで料理を勧めてくれます。
特にあなたのお店で販売を強化したい
看板メニューやお勧めスイーツは試食
してもらうことです。
スイーツを気に入れば、
「食後のデザートにこれお勧めですよ」
とサジェストしてくれます。
だからこそスタッフが
あなたのカフェのお勧めメニューを
試食することが大切なのです。
人は心からおいしいと思ったものを
誰かに勧めずにはいられないという
心理を知って下さい。

サジェストはお客様への良き提案
サジェストをスタッフに徹底することで、
客単価がアップし、売上アップに繋がる
ことは確かです。
そのためには、
よくお客様を観察しており、
お客様のタイミングで提案する
ことが重要です。
逆にあまりに強引なサジェストは、
お客様の心証を悪くする可能性
もあります。
結果として、
「あの店に行くと押し売りされる」
という悪いイメージを持たれるかも
しれません。
サジェストとは
お客様へのお店からの良き提案
です。
お客様への良き提案になる様、
お客様にそのサジェストが
喜んでもらえるよう
サジェスト取り組んでくださいね。
きっとそれが注文に繋がり、
客単価アップ・売上アップに
繋がりますよ。
この記事を書いている人

- カフェコンサルタント
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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