PL管理表は毎月出していますか?PL管理表は店舗の成績であり店長の成績表である

2026年8月23日更新

「店長にPL管理表(損益計算書)を
 見せているが改善につながらない」
「数字の共有方法がわからない」

と悩むカフェを始め
飲食店経営者は多いです。

PL管理表は単なる帳簿ではなく、
原価人件費をコントロールし、
利益を出すための
「最高の教育ツール」です。

今回の記事では、
PL管理表が店長育成に欠かせない
理由と、

数字に強い店長を育てる
月次面談の仕組みを解説します。

PL管理表とは?カフェ経営で店長がコントロールできる「FLコスト」の重要性

PL管理表とは、
Profit and Loss Statementの略で
損益計算書を指します。

売上から経費を引き、
利益がどれだけ残っているか
を示す表です。

それに対して、
FLコストというものもあります。
食材費(Food)と人件費(Labor)が
が適正に管理されているかを見ます。

変動費(原価・人件費)の改善が店舗の利益を左右する

店長はこのFLコストを管理する
ことが重大な仕事になります。

このFLコストを含め、
経費をコントロールします。

そのコントロールした結果、
お店の経営状態が人目でわかる
表がPL管理表なのです。

このPL管理表は、
お店の成績表であり
店長の成績表でもあります。

しかしながら、
このPL管理表を活用していない
または作っていない
カフェが実に多いのです。

飲食店経営で重要な
原価人件費の状況を一目で把握でき、
店長のマネジメント力を数値化できる
ツールを活用しない手はありません!

画像はイメージ(写真ACより)

PL管理表は店舗だけでなく「店長の成績表」である理由

日々の店長の営業における行動は、
売上及び利益の追求です。
その結果示されるのがPL管理表です。

PLの中でも、
店長が直接コントロールできるのは
原価人件費です。

前述しましたがFLコストと呼び、
売上によって変わることから、
変動費と呼びます。

原価
仕入れ・在庫ロス・メニュー構成
の工夫で変わります。

人件費シフトの作成の仕方や
生産性の工夫次第で大きく変動
します。

しかし
PL管理表を店長に渡されなければ、
お店の状態がわかりません。

自分が日々やっている業務が
正しければ数字に表れます。
逆も然りです

成績が良ければ
店長のモチベーションに繋がり、
悪ければ改善行動に繋がります。

このことから分かるように、
毎月のPL管理表のフィードバック
とても重要なのです。

もっと言えば、
このPL管理表の成績=店長の評価
に繋がります。

PL管理表の数値
評価基準にもなります。
逆になければ評価が曖昧になります。

となれば、
店長の頑張りも改善点も客観的に
評価できないのです。

画像はイメージ(写真ACより)

なぜ多くのカフェでPL管理表が店長教育に活用されていないのか?

なぜ多くのカフェで
PL管理表が店長教育に活用
されていないのでしょうか?

大きく3つの理由があります。

原因①:日々の業務に追われ、数字の整理・出力の優先順位が低い

経営者が日々の他の業務に追われ、
PL管理表を出すことの優先順位
低い方もいます。

もっと言えば、
PL管理表を作成するための
仕組みがないお店も多いです。

原因②:経営者自身が数値分析や指導に苦手意識がある

経営者の中には自身が数字に対して
苦手意識がある方もいます。

経営数値は奥さん任せる人や
税理士任せの方も見かけます。

となれば店長との面談おいて
数字で話ができません。

面談ができたとしても、
現場のことがわらず見当違いな
面談をすることになってしまいます。

原因③:毎月フィードバックするための「仕組み(面談時間)」がない

PL管理表を

このような習慣や仕組みがなければ、
とてもPL管理表は活用できません。

まずは、
PL管理表を毎月出して、
PL管理表に基づいて店長と面談する
仕組みを作ることです。

画像はイメージ(Geminiで生成)

PL管理表はどう作成する?今の時代に「アスピット×POSレジ連携」をおすすめする理由

カフェを始め飲食店で
PL管理表を作成・運用する方法は、
大きく分けて以下の3つがあります。

  1. Excel等で自作の専門フォーマットを作成して管理する
  2. USENレジなどのPOSレジに入力し簡易的に管理する
  3. アスピットなどの外食特化型システムでPOSレジと自動連携して管理する

結論から言えば、
圧倒的におすすめなのは
「3. アスピット等によるPOSレジ連携」です。

一昔前のように
Excelに手入力して集計する方法は、
手間と時間がかかりすぎます。

仕入れデータについても、
配送されるたびに伝票を
Excelに入力する必要があります。

また2.のPOSレジ連携は、
どうしてもデータが簡易的な
データになってしまいます。

ところが、
アスピットのような飲食店特化型
の管理システムとPOSレジを連携
させれば、

  • 売上データの分析
  • 発注したものと実際に入荷したものの連動
  • 在庫の自動計算
  • 勤怠管理
  • 給与計算

を自動でしてくれるために、
PL管理表は自動で作成され、
あなたの仕事量も激減します。

月ごとに必要な時に、
PL管理表を得られるため、
店長面談時に活用できます。

システムに任せることで、
生産性を上げること。

これこそが、
これからの時代にカフェを
利益体質へと変える最短ルートです。

PL管理表の自動化のためにもお勧めです

「数字に強い店長」を育てる!PL管理表を活用した月次面談の進め方

数字に強い店長を育成するには、
数字で話す定期的な「面談」が
必須になります。

どのように面談を進めれば
よいかポイントをお伝えします。

感情論ではなく客観的な数値に基づいたフィードバックを行う

PL管理表を作成しても、
経営者がそれを店長に伝えなければ
全く意味がありません。

多くのお店で行われていないのが
「PL管理表に基づいた面談
です。

面談を通じて

  • 何がうまくいったのか?
  • 改善すべき点はどこか?

を伝えることです。
この面談こそが、
店長のやりがいや責任感を育成します。

数字に基づいたフィードバックは、
感情論ではなく客観的な指導ができる
という大きなメリットもあります。

成果(成功)と課題(失敗)を可視化し、次月の行動計画に落とし込む

経営者と店長が
毎月PL管理表を見ながら話す
仕組みを作ることで、

  • 毎月の面談でPLを一緒に確認する
  • 改善点を明確にし、次月の行動計画を立てる
  • 店長自身に「数字を動かす意識」を持たせる

これを繰り返すことで、
店長は数字に強くなり、
経営の視点を持てるようになります。

そして、
成果=成功と課題(失敗)を明確にし
次月の行動計画に落とし込みます。

これを毎月繰り返すことで、
PL管理表は店長を教育する
最高のツールになります。

画像はイメージ(DALL-E 3で画像生成)

数値の共有とフィードバックの仕組みがカフェを利益体質に変える

  • PL管理表を作らない
  • PL管理表を店長に見せない
  • PL管理表に基づいたミーティングをしていない

では「数字に強い店長」を
育成できません。

PL管理表は単なる帳簿ではなく、
経営者と店長をつなぐ共通言語であり
最高の教育ツールです。

経営者が店長と数字を共有し、
フィードバックを重ねることで、
店舗は利益体質へと変わります。

数字に強い店長を育てには、
経営者がPL管理表をいかにして
活用するかにかかっています。

PL管理表は単なる帳票ではなく、
店長の成績表であり教育の柱と
なります。

PL管理表を出していない
PL管理表を使ってミーティング
していないという店舗の方。

まずはPL管理表を毎月出し、
それに基づいて店長とミーティング
することから始めてみませんか?

始める前と始めた後では、
店長の成長を感じるはずですよ。

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
カフェを始め飲食店経験15年、カフェコンサルタントとして15年、これまでに多くのオーナー様の「売上アップ」と「店長育成」のための「仕組み作り」を支援してきました。経営に関して、集客について、教育についてのご質問などお気軽にお問い合わせください。

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