数字だけじゃない!隠れた行動を認めてスタッフが劇的に育ち、定着する“貢献値”表彰のすすめ
「お店の雰囲気が良くない」
「スタッフの離職率が高い」
「スタッフのモチベーションが上がらない」
といった悩みを抱えていませんか?
売上など目に見える数字に貢献
しているスタッフを大切にする
のは大切ですが、
それだけでは
多くのスタッフの心は
満たされません。
今の若い世代はSNSの影響で
かつてないほど「承認欲求」を
強く持っています。
今回の記事では、
目に見えにくい隠れた行動を承認し、
スタッフの圧倒的な成長と定着を
生み出す表彰制度をお伝えします。
なぜ今の現場には「数字だけではない貢献表彰(承認)」が必要なのか?
なぜ今の現場には、
表彰=承認が必要なのでしょうか。
その理由は大きく3つあります。
【大前提】実績に対する表彰があるからこそ、他の貢献が活きる
まず誤解してはならないのは、
「数字を追わなくていい」
という話は決してありません。
目標達成に対する表彰は、
お店を経営していく上で
当然あるべきです。
もっと言えば、
実績表彰なしでの貢献表彰は
意味をなさないと思っています。
成果を出したら讃えられる
その文化があるからこそ、
お店とスタッフは成長するのです。
実績を讃える表彰が
しっかりと存在するからこそ、
貢献表彰が活きるのです。
若手スタッフの本音:「誰も見てくれていない」という不安が一番辛い
若い世代のスタッフたちは、
想像以上に「周囲からの反応」
を求めています。
よく言われることですが、
批判や叱られるよりも辛いのは
「無反応」なのです。
「早くお店に来て準備をしたのに、
誰も気づいてくれない」
「お客様に褒められたけれど、
店長は見てくれていなかった」
このような
小さなガッカリが積み重なると、
スタッフは孤独感を抱く様になり、
「あ~、
この店で一生懸命やっても、
無駄なんだ…」
と感じてしまいます。
結果、モチベーション低下や、
突発的な早期離職を引き起こす
原因となるのです。

画像はイメージ(写真ACより)
「評価(査定)」と「表彰(功労を讃える)」を切り離す重要性
「評価」と「表彰」は違います。
給与や昇給に直結する評価は、
どうしても売上や客数のような
数字がベースになります。
このことは、
お店を経営している上では、
必要なことです。
しかし、
このような表彰を重ねてしまうと、
一部のスタッフだけが毎回表彰され、
「私に表彰は関係ない」
と他のスタッフは冷めてしまいます。
だからこそ、
評価とは完全に切り離し、
表彰の対象スタッフを選びます。
純粋にお店への貢献を讃え、
スタッフの承認欲求心を満たす場
として表彰の場を作るのです。
「隠れた行動」を認めることが、最強の離職防止(定着)につながる理由
オーナーや店長から
「あなたの行動に気づいているよ」
と伝えられたスタッフは、
「このお店は結果だけじゃなく
自分のプロセスも見てくれる」
といううれしさがこみ上げ、
次の仕事へのやる気に繋がります。
更にお店に対する愛着に変わります。
「自分をここまで見てくれる
オーナーと一緒に働きたい」
と思ったスタッフは離職しません。
実績への敬意を示した上で、
隠れた行動への承認を重ねる。
このことこそが、
スタッフを定着させる
最強の離職防止策になるのです。

画像はイメージ(Geminiで生成)
ここを見逃さないで!承認すべき3つの「隠れた貢献値」
具体的にどのような行動に
スポットを当て表彰していけば
よいのでしょうか?
現場で今すぐ探すべき、
3つの「隠れた貢献値」を
ご紹介します。
【プロセス貢献】「失敗を恐れず挑戦し、その経験を次に生かしている」
現場では新しい提案や
オペレーションへの挑戦など、
一歩踏み出したからこそ起きる
「失敗」があります。
結果だけを見れば
ミスかもしれません。
しかしその挑戦する姿勢や、
失敗した後の前向きの姿勢は
評価に値します。
「あの失敗をバネにした、
改善行動が素晴らしい」
とプロセスを褒めてあげるのです。
そうすることで、
スタッフは失敗を恐れなくなり、
自発的に考えて動くようになります。
この自走型スタッフこそ、
お店の財産となるのです。
【環境貢献】「常に店舗のトイレの清潔さに貢献している」
トイレ掃除や備品の整理などは、
多くのスタッフが見落としがちな
仕事の1つです。
気付いていたとしても、
見て見ぬふりをするスタッフも。
嫌な顔ひとつせず、
いつもピカピカに維持してくれる
スタッフはお店の財産です。
このような
縁の下の力持ちのスタッフは、
いなくなってからありがたさが
分かります。
このようなスタッフも、
お店の大きな財産です。
【愛され貢献】「笑顔がいい」「声のトーンが素晴らしい」
直接的な売上データとして、
現れにくい行動です。
しかしはっきり言えます。
このようなスタッフがいる
からこそ、
お客様をリピーターにする
他のスタッフの緊張をほぐす
お店の「ファン」を作っている
ことは間違いありません。
このようなスタッフが、
お店のよい雰囲気を作っており、
売上に貢献しているのです。
もちろん、
このようなスタッフも、
お店の大きな財産です。

若手のモチベーションが爆発する!“貢献値”表彰 3つのステップ
隠れた貢献を表彰するためには
演出も大切になります。
3つのポイントをお伝えします。
【ステップ1】結果ではなく「具体的な行動」を言葉にして承認する
ほめる時は抽象的な言葉ではなく、
「事実」をピンポイントで伝えます。
「昨日の忙しい時間帯に、
トイレのペーパーをサッと補充して
綺麗に整えてくれたよね。
あの気配り本当に助かったよ。
見てたよ、ありがとう」
このように、
- 「いつ」
- 「どのような行動を」
- 「自分はどう嬉しかったか」
を具体的に伝えることで、
自分を観てくれていたことに
対しスタッフは喜ぶのです。
【ステップ2】他のスタッフの前で公開して表彰する
表彰する場も大切です。
- 朝礼
- 全体のスタッフミーティング
- LINEグループ など
他のスタッフが見ている前で
公開して表彰すると効果が爆発します。
これは本人だけではなく、
表彰されている姿を見た
他のスタッフにも刺激を与えます。
「うちの店はこのような行動を
評価してくれるんだ、私も頑張ろう」
という気持ちになります。
お店全体に
ポジティブな好循環を
波及させることができます。
【ステップ3】表彰時の演出や小道具も大切
できれば
どんなに小さくてもよいので、
賞状を用意しましょう。
そこには手書きでよいので、
スタッフに対する感謝の気持ちを
目いっぱい書いてください。
賞状でなくても、
日々のサンクスカードでも、
あなたの気持ちは伝わります。
併せて活用してください。

数字を支えているのは、スタッフ一人ひとりの「行動」
カフェを始め飲食店経営において、
売上や利益という「数字」を追う
ことは間違いなく重要です。
それを達成した功績を
大いに讃えることも同じように
大切なことです。
しかし、
その数字という結果を残すには、
そのスタッフだけではなく、
周りのスタッフの陰ながらの行動
を見逃すわけにはいきません。
これら1つ1つの小さな貢献が
積み重なった結果として、
最終的な売上として表れるのです。
今の若い世代が持つ
「認められたい」というエネルギーを
ただのわがままとして片付けず、
お店を良くするための
強力な原動力へと変換することです。
表に出る結果も大切ですが、
陰に隠れているプロセスも
大切なのです。
表で活躍する人も、
陰で支えてくれている人も
共に評価される店づくりをしましょう。
この記事を書いている人

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