飲食店の時間帯管理者とは?役割・育成方法・導入メリットを徹底解説
2026年2月13日リライト
「自分がいないと店が回らない」
そう感じている店長や経営者
は少なくありません。
しかしそれは、
あなたの能力が高いからではなく、
時間帯責任者が育っていない状態
とも言えます。
時間帯責任者とは、
店長不在時に現場を任される
ミニ店長でもあります。
あなたが不在の時間に、
時間帯責任者が機能しているかで、
今の売上や将来の店舗展開も大きく
変わってきます。
時間帯管理者の育成は、
「今の売上」ではなく
「未来の売上」を創る経営戦略です。
今回の記事では、
店長の右腕となる時間帯責任者や
アルバイトリーダーの育成や役割
についてお伝えします。
目次
飲食店における時間帯責任者とは何か?
時間帯責任者や
アルバイトリーダーは、
あなたがいない時間に、
あなたの代わりとなって
お店を営業してくれる人です。
つまり、
時間帯責任者はその時間における
最高責任者になるわけです。
単なるリーダーではありません。
- その時間帯の売上や利益を守る
- QCSを維持する
- スタッフを動かす
- トラブルを判断する
雇用形態が「アルバイト」
というだけで、
社員と同じ仕事をしてもらう
ことが多いでしょう。
カフェを始め飲食店は、
アルバイトを中心に営業を
しています。
飲食業界は社員を募集しても
なかなか採用できないという
現状があります。
加えて売上的にも、
社員を複数名配置できないお店
もあるでしょう。
そんなときに、
あなたの代わりとなって働く
スタッフがポイントとなります。
そのスタッフこそ、
時間帯責任者であり、
アルバイトリーダーなのです。

時間帯責任者の具体的な役割
時間帯責任者の仕事は、
多岐にわたります。
- 売上管理
時間帯売上目標の把握、客数や客単価の把握、ピーク前準備や仕込みの指示と確認 - QCS管理
味の基準を守る、盛り付けのチェック、接客レベルの維持、クレンリネスレベルの維持、オペレーション指導 - オーダーコントロール
入っているオーダーの把握、予約管理、優先順位付け、シフトコントロール(休憩の指示) - クレームの一次対応
店長に対応してもらう前に一次対応をする
時間帯責任者がいない飲食店に起こる3つの問題
時間帯責任者がいないと、
以下の3つの問題が起こる
可能性が高くなります。
属人化経営になる
属人化経営とは、
経営者や店長であるあなたが
いなければお店が回らない
という状態です。
そのような状態では
とても店舗拡大はできません。
離職率が上がる
スタッフが困ったときに
相談できる人がいなければ
不安に思い辞めてしまいます。
時間帯責任者は、
経営者側とスタッフとの
パイプ役でもあります。
QCSが不安定になる
あなたがいない時間は
QCSレベルが落いてしまう…
というわけにはいきません。
時間帯責任者が
QCSレベルを維持してくれる
役割を担ってくれます。

時間帯責任者やバイトリーダーの育成方法
時間帯責任者やバイトリーダーは、
誰でもなれるわけではありません。
資質があるかはとても重要であり、
またいち早くそれを見抜く目が
あなたにあることです。
育成時に大切なことをお伝えします。
ステップ①候補者を見極める
10人作用したら全員が
時間帯責任者になれるという
わけではありません。
262の法則というものがあり、
上位2割の人がリーダーになる
と言われています。
その人材を見極め、
徹底して時間帯責任者として
育成することをお勧めします。
このときに大切になるのが
技術よりもお店の方針に従えるか?
ということです。
つまり、
時間帯責任者はお店の価値観を
共有できる人のみを選びます。
ステップ②小さな権限から委譲
いきなり時間帯責任者に
してしまえばその人財は
潰れてしまいます。
潰さないためにも、
少しづつ役割分担を
していきます。
例えば、
など小さなステップから始め、
まずは成功体験を積ませます。
積んだら、
徐々にその範囲を広げていき
最終的に時間帯責任者にします。
ステップ③教育制度と評価制度を整える
私は人財育成とは
どんな人でも育つ仕組みを
作ることだと思っています。
そのためにも、
教育制度と評価制度は必須
です。
教育制度の中には
があり評価制度には、
が揃ってこそアルバイトの
トップである時間帯責任者
を任命できるのです。

自己評価シート
時間帯責任者制度を導入するメリット
時間帯責任者を導入すれば、
様々なメリットがあることが
わかっていただけたことでしょう。
1つ目は
店長が未来のことを考える時間
を作れることです。
- 次の店舗の出店準備
- 数ヶ月後の販促スケジュール
- メニュー開発
- 利益改善
を考える時間を創造できます。
つまり時間帯責任者が育てば
店長は作業から経営にシフト
できるのです。
2つ目は、
売上及び利益が安定すること
です。
飲食店の最大の弱点は
人によってQCSレベルが変化
することです。
しかし時間帯責任者がいれば
そのようなことは起こりません。
そして最後の3つ目は、
次の店舗が出店できること
です。
時間帯責任者がいる
=教育の仕組み化が進んでいる
という証拠でもあります。
仕組みがあるからこそ、
次の出店ができるのです。
時間帯責任者は未来の店長を育てる仕組み
時間帯責任者は
単なる役職ではありません。
未来の店長を育てる仕組みです。
その証拠に私は現場時代、
なかなか社員を採用できず、
苦労しました。
そんなとき社員の代わりとなり、
私を助けてくれたのが
歴代のリーダースタッフたちです。
彼ら彼女たちのおかげで、
私はいくつもの表彰を受け、
会社でも代表的な店舗にする
ことができました。
中には、
社員になってくれたスタッフも
数名いました。
飲食店経営は1人ではできません。
なかなか社員を採用できないのが
今の飲食業界の現実です。
- 時間帯責任者の候補者を決める
- 小さな権限を委譲する
- 評価の仕組みを整える
上記3つのうち足りていない部分
から始めませんか?
時間帯責任者が育てば、
あなたは店舗の未来を描け、
新たな出店も可能になります。
あなたのカフェには
あなたの代わりとなって
お店を守ってくれる時間帯責任者
はいますか?
この記事を書いている人

- カフェコンサルタント
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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