店長の右腕となるアルバイトリーダーを育成することの重要性
2024年5月9日リライト
あなたには右腕となる
社員やスタッフがいますか?
お店を任せられる
社員やスタッフはいますか?
コンサルティングをしていると
どうやって自分の右腕を育てるのか?
という相談をよく受けます。
今回の記事では
店長の右腕となり得るアルバイトリーダー
の育成の仕方をお伝えします。
目次
アルバイトリーダーとはその役割
アルバイトリーダーとは、
ある時はあなたの代わりに
時間帯責任者を担い、
ある時はアルバイトスタッフの
まとめ役になり、
ある時は
アルバイトとのパイプ役となる
スタッフです。
雇用形態が違うだけで、
社員と同じ仕事をしてもらう
ことが多いでしょう。
カフェを始め飲食店は、
アルバイトを中心に営業を
しています。
飲食業界は社員を募集しても
なかなか応募がないという現状
があります。
加えて売上的にも、
社員を複数名配置できないお店
もあります。
そんなときに、
店長の右腕でとして店長代行の
役割を果たしてくるのが
アルバイトリーダーなのです。
バイトリーダーを育成する理由
カフェを始めとする飲食店は、
業種の特性上スタッフが中心となり、
営業している時間が多くあります。
つまり、
スタッフのレベル
=お店のQCSレベル
=お客様の満足度
に繋がります。
人件費の都合上、
社員が1日中いる体制にできない
かもしれません。
だからこそ、
スタッフの中心となるるバイトリーダー
を育成する必要があるのです。
高いレベルでのQCSを目指し、
顧客満足度を上げ、
リピートして売上アップにつなげる。
常にあなたも考えていることでしょう。
リーダースタッフを育成すれば、
- 次の店舗を出すための戦力になる
- あなたがやりたいことができる
- 社員になってくれる可能性がある
- 生産性が向上し、人件費率が下がる
といい事だらけです。
悲しいことに、
お店はあなたひとりの力で
動かすことには限界があります。
かと言って、
優秀な社員が入社してくる可能性は
残念ながら低いです。
だからこそ、
優秀なアルバイトリーダーを育てること
が店舗運営には不可欠なのです。
バイトリーダーの育成方法
右腕になる社員・スタッフは
誰でもなれるわけではありません。
やはり元からの資質があることも
否定できません。
そうなると大切なのは、
いかにそのような人材を見抜き、
集中して育成することでしょう。
アルバイトリーダー育成時に
大切なことをお伝えします。
初期教育と心の教育が大切
リーダースタッフには、
自分がいない時に自分の代わりとなって
店舗運営してもらうことになります。
また忙しいピーク時間の
中心スタッフとして働いてもらう
のもリーダースタッフです。
技術的なことも大切ですが、
一番はあなたの経営方針を理解して
その通りに動いてくれることです。
そのためにも、
初期教育と心の教育が大切
ということを知っってください。
262の法則を知る
多めに採用して、
満遍なく教育して、
リーダースタッフを絞り込む。
これリーダースタッフを育てる際の
ポイントだと思っています。
ある程度リーダースタッフの候補が
見えてきたら力を入れて育てること
が大切です。
要は育成スピードをアップすることです。
ある程度のレベルなら、
仕組みで全スタッフを育成できるでしょう。
しかしリーダースタッフはそうは行きません。
採用したスタッフ全員が戦力という意識
採用したスタッフは全員戦力
という意識を持ちましょう。
これについては、
以前の記事で詳しく述べているので、
そちらをご参照下さい。
一言日誌をつける
一言で良いので日誌を付けます。
何でもいいのです。
毎日シフトを上がる際に書いてもらいます。
「お客様にほめられた」
「今日はバッシングの仕方を覚えた」
「お客様が入店したら一番先にあいさつをしたい」
など毎日の気づきを一言で良いので
書いてもらいます。
そして大切なのは、
この一言に対して必ず店長が目を通し、
できればコメントをすることです。
そうすることで、意識が変わり、
スタッフがリーダースタッフへと
育っていきます。
正当な評価をして課題を与える
もちろんリーダースタッフが
育つためには評価制度が大切
になります。
評価制度がなければ、
評価はあなたのさじ加減に
なってしまいます。
中でも大切なことは、
仕事の成果を認めてあげること
と
重要な仕事を与えることです。
リーダースタッフ育成の上で、
重要な要素として仕事への
モチベーションがあります。
上記の2つは、
スタッフが仕事へのモチベーション
を上げる最たる要素です。
そして育成をする上で、
該当スタッフと面談やミーティングをし、
次への課題を与えて下さい。
このとき注意すべきかは
一方的な課題ではなくスタッフと一緒に
作り上げることですね。
リーダースタッフ育成の最終的なゴール
現場時代なかなか社員を採用できず、
苦労しました。
そのときに、
社員の代わりとなって私を助けてくれたのが
歴代のリーダースタッフたちです。
彼ら彼女たちのおかげで、
私はいくつもの表彰を受け、
会社でも代表的な店舗にすることができました。
お店の経営はひとりではできません。
なかなか社員を採用できないのが
今の時代の事実です。
頻繁にコミュニケーションを取り、
あなたのお店に経営に対する想いを
伝えましょう。
更に言えば、
あなたのカフェが出店をしたいなら、
絶対アルバイトリーダーは必要です。
採用したスタッフを育て、
アルバイトリーダーにし、
そして仕事に興味をもってもらい、
社員や店長になってもらう。
アルバイトリーダーの育成こそ、
お店及び会社の発展には不可欠です!
あなたのカフェには
あなたを支えてくれる右腕の存在
=アルバイトリーダーはいますか?
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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