アルバイト頼みの経営から脱却!飲食店を安定させるスタッフ教育『6つの仕組み』とは
2026年5月4日リライト
「スタッフ教育が大事なのはわかっている。
でも、現場は毎日アルバイト頼みで、
教える時間も余裕もない…」
そんな悩みを抱える
経営者や店長は少なくありません。
しかし、
カフェを始め飲食店経営において
教育は余裕ができてからやるもの
ではありません。
店を安定させ利益を出すための
真っ先に取り組むべき投資です。
スタッフのレベルが
そのままお店の売上に直結する
理由とは何か?
そして、
店長が不在でも現場がスムーズに
回るようになる『6つの仕組み』とは?
今回は様々な店舗でスタッフ教育を
している立場と視点から、
具体的かつ即効性のある
スタッフ教育のポイントを解説します。
目次
なぜ「スタッフ教育」が売上と利益に即直結するのか?
スタッフ教育が重要なのでしょうか?
その理由は
売上アップや利益改善に即繋がる
からです。
この事実が腹に落ちてないと、
どうしてもスタッフ教育の
優先順位が上がりません。
まずカフェを始め飲食店は、
社員よりもアルバイトスタップが
多い店がほとんどです。
つまり、
アルバイトスタッフのレベル
=お店のレベル
=QCSレベルになります。
加えて今の店長の仕事は
とても多いためにスタッフに
仕事を任せる必要があります。
経営者であるあなたが
店長であるあなたが
いない時もあります。
そのようなときに
代わってお店を営業してくれる
アルバイトスタッフを教育する
ことはとても大切なのです。
お客様にとって
経営者であれ、
店長であれ、
スタッフであれ、
対応してくれた人が全てです。
対応してくれた『人』次第で、
次の利用=リピートがあるか
どうかが決まります。
また飲食店でアルバイトをする人は、
「アルバイトするのが初めて~」
という人が多くいます。
初めてだからこそ、
最初にしっかり初期教育をする必要
があります。
つまり、
最初のオリエンテーションが重要
になります。
初期教育をしっかりし、
アルバイトスタッフ教育をすることで、
お店に様々なメリットをもたらします。
上記を総合判断すれば、
より多くのアルバイトスタッフを
育てることはお店にとってとても重要
ということがわかることでしょう。
そのためにも、
以下で述べる育つ仕組みが重要
になってくるのです。

技術を教える前に不可欠!スタッフが自走するための「2つの土台」
スタッフ教育で重要な仕組みの話をする前に
「スタッフが育つにはこれがあることが前提」
という2つの重要なものをお伝えする必要が
あります。
スタッフを「ファン」に変える~あなたの熱い想い(経営理念)を共有する
あなたは自分のお店に対する想い
スタッフに伝えていますか?
このお店に対する想いを
言語化したものが経営理念
なのです。
- どんなお店にしたいのか?
- どのようなことを大切にしているのか?
- どこを目指すのか?
をアルバイトスタッフに熱く
語りましょう(笑)
またあなたの想いをしっかりと
社員・アルバイト全員に伝えるためには、
毎朝の朝礼が非常に有効ですよ。
チームの「迷い」をなくし働きやすさを創るストアルールの役割
スタッフ同士が気持ちよく
働くためにはその環境が重要です。
その環境を作るのが
ストアルールなのです。
ストアルールがなぜカフェで必要なのか?

「誰が教えても同じように育つ」ために必要な6つの仕組み化
前述の2つを踏まえた上で、
スタッフを教育する6つの仕組み
があることが大切です。
それぞれ詳しく解説します。
離職率を下げる鍵!「最初の3日間」で仕事への姿勢を育む初期教育
前述しましたが、
アルバイトスタッフ教育のためには
初期教育が重要です。
もっと言えば、
実際にカフェで働く前の
オリエンテーションが重要です。
このオリエンテーションで、
お店に対する想いとストアルール
をしっかり伝えることが重要です。
最初が肝心
とはよく言ったもので、
初期教育をきちんとしないと、
後々に悪い影響が出始めます。
このオリエンテーションの内容を
大切にしてください。
オリエンテーション時に
説明したいこととしては、
仕事の内容よりも
仕事に取り組む姿勢です。
つまり、
心の教育をすることです。
またオリエンテーション前までに
聞いてほしいことがあります。
それはスタッフに対して、
「なぜうちのカフェで働くのか?」
「3年後、5年後、10年後にはどうなりたいのか?」
を聞き出すことです。
要は働く意味を考えてもらう
ことです。
これを持って働くかどうかでは
スタッフの育成スピードにかなりの
差が出てきます。

画像はイメージ(写真ACより)
安心感が定着率を高める~スタッフが「大切にされている」と感じる環境作り
働く環境とは、
スタッフが気持ちよく働くける
最低限の環境です。
- 有給
- 休憩及び休憩室
- ロッカー
- ユニフォーム
- 保険
などなど新しいスタッフが入った時に
安心して働ける最低限のものが揃って
いるかどうかです。
「何をすれば昇給するか」が明確な成長を促す育成カリキュラム
何も働くための目的がなく、
ただ毎日働いていたのでは、
やがてアルバイトは辞めてしまいます。
何をしたら昇格し、
何をしたら昇給するのかを示す
育成カリキュラムが重要です。
また技術的な仕事を覚えるために、
マニュアルや手順書は必須です。
育成カリキュラムとは
誰が教育してもアルバイトが育つ仕組み
です。
昇格、昇給の基準は
アルバイトを教育する上で、
非常に重要な要素の1つです。
また1日の流れを示す
ルーティンチェックリストも
活用できます。
OJTとOffJTを上手に活用します。
あわせて読みたい「言った・言わない」の衝突を防ぐ!教育進捗表で習得状況を可視化
育成カリキュラムがあっても、
そのスタッフがどのレベルまで
仕事ができるかどうかを把握する
必要があります。
把握していなければ、
「ハンバーグ作って」
と伝えても
「作ったことありません」
という回答が来てしまいます。
そうならないためにも、
- どのスタッフが
- どの仕事を
- どのレベルでできるのか?
を把握しておくための教育進捗表
があると良いでしょう。
教育進捗表の作成の仕方と活用方法
頑張りを見逃さない!スタッフのやる気を引き出し定着させる評価制度
一生懸命やったスタッフを
評価してあげるシステムは
必要です。
この評価制度がなければ、
公平性に欠け評価者のさじ加減で
評価することになります。
このような評価をすれば、
せっかく育成したスタッフも
なかなか定着しません。
だからこそ、
公平な評価制度を作って、
スタッフのやる気を引き出しましょう。
「責任」が人を育てる~役職(ランク)を与えてプロ意識を醸成する
評価をしたらそれなりの待遇を
与えてあげることも大切です。
待遇を上げる方法として
昇給と昇格が大きくわけて
2つあります。
私としては、
昇格である職位を与えること
をお勧めします。
正しくスタッフを評価するための職位(ランク)の必要性
仕組みを「血肉」に変える店長の日々の振る舞いとコミュニケーション
スタッフ教育の仕組みも大切ですが、
日々のあなたの心がけも重要です。
特に重要なのが、
日頃のコミュニケーションと
あなたの仕事への姿勢(想い・情熱)です。
忙しい時こそ「一言」を!
信頼関係を築くための工夫と仕掛け
コミュニケーションの話をすると、
「忙しいから厳しい」
という返事が来ます。
本当にそうでしょうか?
ちょっとした話をするだけなら、
入退店の際にできます。
もっと言えば、
これも仕組みを作ることです。
私が店長をやっていた時は、
コミュニケーションノート
を作り毎回シフト時に書いて
もらいました。
その書いた内容に対し、
私から返事を書いていました。
結構これスタッフから好評でした。
要は工夫次第です。
あわせて読みたいスタッフとコミュニケーションを図ることの重要性 あわせて読みたい
スタッフ育成の鍵コミュニケーションノートを活用する
タッフは「背中」を見ている
~あなたの情熱が最強の教育材料になる
『上司の背中を見て育つ』
とはよく言ったものです。
上記の内容に大いに関連しますが、
あなたの仕事に対する姿勢が大切
なのです。
スタッフは、
あなたの行動を見て言動を見て
育つことを知ってください。

画像はイメージ(写真ACより)
焦りは禁物!「人はすぐには変わらない」前提で立てる年間育成計画
人の教育ほど計画通り進むなんて
あり得ません。
しかしやみくもに募集をかけ、
アルバイトを採用し教育しようと
思ってもうまくいきません。
年間を通して、
アルバイトの採用計画と
教育計画を立てましょう。
同じ時期に採用したアルバイトが
同じように育つとは限りません。
もっと言えば、
アルバイトの得意な分野は違うが故、
教育する内容も変わってくる可能性
が生じることもあります。
最後に、アルバイトだけではなく、
教育をする際に知っていてほしい
ことがあります。
それは、
他人は変えられない、
変えられるのは自分のみ
ということです。
残念ながらどんなに頑張っても
相手=アルバイトスタッフは変えられない
ということです。
変えるのはアルバイトスタッフではなく
自分がアルバイトスタッフと接するスタンス
です。
このブログを書いている私も
過去に一生懸命相手を変えようと
奮闘するタイプの人間でした。
今は年を重ねコンサルタントという
立場になってこの言葉を受け入れましたが
結構こうなるまで時間がかかりました。
この言葉知っている人多いのですが、
案外受け入れられていない人が多いの
も現実です。

画像はイメージ(写真ACより)
人は変えられない
=悪いところを改善することは難しい
=良いところを伸ばすのは容易
ということです。
ここで間違えないでほしいのは、
変えられないのではなく、
変えることは非常に難しい
ということです。
難しい=時間がかかる
でもあります。
つまり、
教育とは時間がかかる
ということでもあります。
しかし我々は接客業ですから、
お客様に迷惑がかかるような行動は
随時是正する必要はあります。
スタッフの良いところと
悪いところを両方受け入れ
教育する。
そのスタッフに寄り添った
育成計画を立て実践すること
が大切と考えます。
スタッフ教育は難しいからこそ、
スタッフが成長したのが見えると、
感動があります。
オーバーな話、
私はうれしくて涙するときも
あります。
それは教育をした側もですが、
もちろん、本人もうれしいものです。
お店にとって人は”財産”です。
だから『人財』と私は表記します。
アルバイトスタッフ教育の在り方、
是非あなたのカフェでも考えてみて
くださいね。
最後に私の教育する上で
大切にしていることであり、
持論です。
教育とは
- コストではなく投資である
- スタッフの成長を支援してあげることである
- 相手を信じ、待ち、許してあげることである
- スタッフの性格は変えられないが心は変えることができる
- 人材と言う種のないところから良い人財は生まれない
- 当たり前のことをどれだけ忍耐強くやっていけるかである
教育の極意は
相手を変えるのではなく、
自分を変えること。
この記事を書いている人

- カフェコンサルタント
- カフェを始め飲食店経験15年、カフェコンサルタントとして15年、これまでに多くのオーナー様の「売上アップ」と「店長育成」のための「仕組み作り」を支援してきました。経営に関して、集客について、教育についてのご質問などお気軽にお問い合わせください。
最新の記事
カフェ経営者に贈る日々の売上アップ法を配信
メルマガでは配信中です。
今ご登録いただくと
小冊子『カフェを始めとする小規模の飲食店がこれから生き残るための指南書』ほか、すぐにお店で使えるツールがダウンロードできます。
今すぐメルマガに登録して手に入れてください!










