カフェオペレーション時でダブルチェックが大切になる4つの場面
2022年10月25日更新
日々営業をしていて、
「あれ?なんでこんなミスが出るの?」
「チェックしろと指導したはずなのに…」
なんて場面に遭遇したことありませんか?
このチェックすることでミスを防ぐ
ということを考えると絶対外せない
チェックがあります。
それはダブルチェックです。
今回の記事ではカフェにおいて、
オペレーション時でダブルチェックが
大切になる4つの場面を紹介します。
目次
シングルチェックとダブルチェック
「ちゃんとチェックした?」
よく営業の中で聞く言葉です。
「はい、しました」
と言ってもミスが生じる時あります。
料理に付いているべきものがついて
なかった経験ありますよね?
なぜでしょうか?
それは、
同じ人が同じ目でチェックしているから
です。
これシングルチェックといいます。
何回チェックしても、
人は必ず同じ箇所でミスをします。
だからこそ、
違った目でチェックすることが
大切になるのです。
この違った目でチェックすることが
ダブルチェックなのです。
つまりダブルチェックとは、
一人が2回チェックをするのではなく、
同じことを2人の目でチェックすること
なのです。
カフェでダブルチェックが必要な場面
オペレーション時に
ダブルチェックをしたほうが良い
場面が4つあります。
1つはダブルではなく、
トリプル以上何回でもチェック
して良い項目です。
料理提供時のチェック
厨房側から料理ができて、
作った側が料理をチェックせずに
お客様に持っていってませんか?
私が見ている限り、
実に多くのお店がその傾向にあります。
あるカフェでは、
コーヒーカップに口紅がついたもの
が出てきました。
またあるカフェでは、
本来乗っているべきものがついて
こないときもありました。
お客様に料理を提供する際に、
見た目に問題はないか?
つけるべきものはついているか?
お皿など汚れはないか?
をホール側のスタッフがチェックする
ことで防げる問題です。
例えば、
料理に髪の毛が入っていたという
クレームはこのダブルチェックで
たいていは防ぐことができます。
この料理提供時のダブルチェックが
一番重要なダブルチェックだと私は
考えております。
高額紙幣の釣り銭を渡す時のチェック
ファーストフードで
「釣り銭確認お願いします」
というチェックを見かけます。
1万円札や5千円札での
金銭授受においては釣り銭を渡す際
ダブルチェックをしたほうが良いでしょう。
このような姿勢は、
お客様に対して安心感を与えますし、
もちろんレジマイナスも防ぎます。
更にお客様と一緒に釣り銭を
数えれば申し分なしですね。
もちろん、
紙幣と硬貨は別々に渡してくださいね。
テイクアウトの商品のチェック
持ち帰りの商品で、
特に注文数が多い際ダブルチェック
が必要となります。
要は入れ忘れや入れ間違いの防止
のためです。
入れ忘れや入れ間違が生じれば、
電話での対応から始まり、
お客様のお宅にお届けするという
手間が生じます。
しかりとダブルチェックをして
入れ忘れや入れ間違いを防ぎましょう。
トイレチェック
トイレチェックは何回チェック
してもよい項目です。
誰かがチェックし、
そのあとすぐに他の誰かがチェック
しても良いのです。
チェック漏れを見つけることができ
指導ができます。
しすぎて損はないチェックです。
参照記事
大きなクレームに発展しないためにも
今ご紹介した4つの場面は、
ともすると大きなクレームに発展
しないとも限りません。
クレームにならなかったとしても、
再度対応しなくてはならないために、
二度手間になることは確かです。
ミスを防ぐためにも、
重要なポイントにおいては、
一人でチェックするシングルチェックではなく、
ダブルチェックをするようにしましょう。
ダブルチェックをすることで、
ミスは減りもちろんQCSレベルがアップし、
お客様の満足度も向上しますよ。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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