売り逃し(チャンスロス)とは?意味と店舗ビジネスで今すぐ見直すべき4つの原因
2026年5月27日更新
店舗経営の現場でよく耳にする
「売り逃し」や「チャンスロス」
という言葉。
なんとなく意味は分かっていても、
「具体的にどういう状態なの?」
「自分のお店でも起きていないか?」
と気になっている方もいる
かもしれません。
売り逃しとは一言で言えば
「本来であれば得られたはずの売上を、
何らかの理由で逃してしまうこと
(売上機会損失)」です。
実は多くの飲食店やカフェが、
経営数字には表れにくい
この「売り逃し」をしています。
今回の記事では、
売り逃し(チャンスロス)の正しい
意味や定義を分かりやすく解説し、
店舗の現場で特に陥りがちな
「4つのもったいないパターン」
と具体的な防ぎ方ついて
専門コンサルタントの視点で
徹底解説します!
目次
売り逃し(チャンスロス)の意味・定義とは?
繰り返しにはなりますが、
売り逃しの状態とは
本来得られるべき売上を
何らかの理由で逃している状態です。
売り逃しは
「売上機会損失」や「チャンスロス」
とも言います。
ここで最も大切なことは、
売り逃しをしている原因を突き止め、
改善することがです。
改善できれば、
得られるべき売上を得ることができ、
当然売上アップに繋がります。
しかしながら、
どこのお店もこの本質的な理由が
売り逃しに繋がっていることに
気づいていません。
なぜなら、
売り逃しは売上や利益と違い、
数値としてはっきり見えにくい
からです。
レジの数字には反映されませんが
お客様は不満や違和感を覚えた時
何も言わずに静かに去っていきます。
気づいたときには客数は落ち、
じわじわと売上が下がっていく…
つまり、
売り逃しを防ぐ第一歩は、
「うちの店も、
もしかしたら売り逃しをしているかも
しれない…」
とますはその存在に気づくことです!

画像はイメージ(写真ACより)
店舗や飲食店で「売り逃し」が起きる4つの原因・パターン
売り逃し・売上機会損失になり得る
4つのパターンについて詳しく見て
行きましょう。
【パターン1】売れ筋商品の在庫・仕込み切れによる損失
売れている商品の準備をしていなくて、
予想が甘くて売れるのに商品がない…
非常にもったいにパターンです。
きちんと商品の売り上げ予測をすれば、
回避できた売り逃しのパターンです。
中には無理と商品を少なくして
販売しているお店もあります。
専門用語で飢餓マーケティング
と言います。
この飢餓マーケティングは、
よほどの人気のお店や認知度が高いお店
話題性のある商品でなければ厳しい現実
が待っていることでしょう。
かなりのリスクがあります。
なぜならたいていのお客様は、
商品がなければわざわざ再来店せず、
他のお店で用を済ませてしまいます。
今の時代はPOSレジがどこも導入され、
ある程度の商品別の売上予測もできます。
売上予測の精度のアップに努めましょう。
【パターン2】人手不足やオペレーション不足(店が回っていない)
「あそこのカフェ、
席空いているのになかなか
案内してくれないんだよね…」
「料理注文したのに全然出てこない…
いつ食べられるの?」
回っていないお店でいただく
クレームの例です。
実は今一番多く見られるのが、
席が空いているのにお客様を
案内しないことです。
スタッフが不足しているために
案内すると厨房が回らないから
でしょうか。
実はこれ繁盛している店舗に
多く見受けられるパターンの
典型例です。
このようにされたお客様。
どのように感じるでしょうか?
「混んでいるから他のお店に行こう」
になりませんか?
マニュアルや古いルールへのこだわりすぎ
あなたのお店にも
様々なルールがあるでしょう。
このルールにこだわりすぎると、
売上機会損失をします。
例えば営業時間。
開店前に並んだお客様に対し、
開店時間まで店内に通さない。
これ非常にもったいないです。
「料理はお出しできませんが、
外は暑いので中で
しばらくお寛ぎください」
この言動があるのとないのでは、
お客様の印象は全く違ってきます。
他にもルールにこだわりすぎて、
売り逃しをしているパターンは
ありますよ。
あなたのお店には
そんなルールありませんか?
キャッシュレス非対応など時代の変化への遅れ
今の時代恐ろしいスピードで
変化していきます。
カフェ業界も例外ではありません。
この変化に付いていけないと
どうしても売り逃しに繋がって
しまいます。
一番わかりやすい変化の例
をお伝えしましょう。
一昔前までカフェで禁煙なんて
考えられないことでした。
ある意味コーヒーとたばこはセット
でしたから。
これが1998年のスターバックスの
登場によって変わっていきます。
カフェは禁煙で
喫茶店は喫煙できる店
なんて思っている人もいます。
その証拠に、
カフェで喫煙できないことに対し、
クレームを言う人は少なくなりました。
今の時代なら
どんな変化があるでしょうか?
これは前々から伝えている通り、
キャッシュレス化です。
政府の方針でキャッシュレス化が
進められているためある意味
避けて通れない問題になっています。
ここで頭が固いと
「うちのカフェは無理だから!」
という思考に陥ってしまいます。
そうではなくて、
「どうすれば
キャッシュレス化ができるのか」
を真剣に方法を考えることです。
ドックイヤーと言われる現代において、
変化を察知しすぐに対応できる様に
したいですね。

飲食店の売上を最大化!売り逃し(チャンスロス)を防ぐ3つの対策
では売り逃しを防ぐ方法として
私から3つのポイントをお伝え
します。
1つ目は
精度の高い売上予測をする
ことです。
売上予測の精度が高ければ、
- 必要人員を揃えられる
- 原材料を切らさないで済む
- 正確に近い仕込み数ができる
など売り逃しに繋がるような
行動を防ぐことができます。
2つ目は事前準備です。
このブログで何回もお伝えして
いる様に事前準備が9割です。
売上予測から考えられる
全てを考え事前に準備する
ことで売り逃しは防げます。
最後の3つ目は、
スタッフを教育し育成する
ことです。
一番の売り逃しの原因は、
スタッフがいるのに回ってない
ことによるものです。
いわゆる
シフトパワーが低い状態です。
これを解決するには、
スタッフを教育育成し、
生産性を向上させることです。

売り逃しは「静かな失客」と顧客満足度の低下を招く
売り逃し時に一番怖いのは、
お店の悪いイメージが付いて
しまうことです。
「いつもあそこは混んでいるから」
「どうせ人気商品は売り切れてるから」
「あそこは現金のみだから」
とお客様は勝手に思い込み、
静かにあなたのお店から
去ることになるでしょう。
それだけならまだましで
知り合いなどに
「あそこの店は〇〇だよ」
と口コミをします。
となれば、
そのイメージを覆すのは
なかなか困難になります。
今の時代
様々な要因によって客数が
落ちていることが予測できます。
つまりいかに来たお客様を
満足してもらうかが
売上アップの最大のポイントです。
だからといって、
来店された全てのお客様を
満足させることは無理です。
線引が重要となります。
この4つのパターンは、
顧客満足度の低下を招いている
原因になっています。
あなたのカフェには、
売り逃しをしている行為はありませんか?
この記事を書いている人

- カフェコンサルタント
- カフェを始め飲食店経験15年、カフェコンサルタントとして15年、これまでに多くのオーナー様の「売上アップ」と「店長育成」のための「仕組み作り」を支援してきました。経営に関して、集客について、教育についてのご質問などお気軽にお問い合わせください。
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