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  4. カフェで売上予測の精度を高める方法とその立て方
2022年8月3日 / 最終更新日時 : 2025年1月11日 稲垣 高史 カフェ管理項目

カフェで売上予測の精度を高める方法とその立て方

2025年1月11日更新

カフェを経営していれば、
当然売上予測を立てます。

なぜなら、売上予測に基づいて、
原材料の発注やスタッフの必要数
を考えるからです。

この売上予測の精度が高ければ
問題はないのですが低いと
原材料や人件費に悪影響を与えます。

今回の記事では、
精度の高い売上予測の立て方について
その立てる理由と方法を解説します。

目次

  • 1 売上予測を立てる理由
  • 2 売上予測の種類
    • 2.1 売上予測レベル1:「これくらい売れたらいいな」
    • 2.2 売上予測レベル2:「これくらい売れてほしい!」
    • 2.3 売上予測レベル3:「これだけ売れるだろう」
  • 3 売上予測の立て方
    • 3.1 過去に実績がない場合
      • 3.1.1 客席稼働率を出す
      • 3.1.2 客席回転数を出す
      • 3.1.3 客単価を出す
    • 3.2 過去に実績がある場合
  • 4 精度の高い売上予測は利益に直結する
      • 4.0.1 この記事を書いている人
        • 4.0.1.1 最新の記事

売上予測を立てる理由

売上予測が正確にできれば、
正確な売上目標を立てることができます。
正確な売上目標を立てれれば、

  • 最適なスタッフ数を確保できる
  • 売り逃しをなくせる
  • 適正な原材料の仕入れができる
  • 原材料のロスをなくせる

のです。

ところが人は売上目標を
「まあ、これくらい売れるだろう」
という感覚で立ててしまいます。

売上予測よりも実際の売上が高ければ、
過剰な在庫とスタッフに悩まされ、
低ければ原材料不足とスタッフ不足に
悩まされます。

となれば
原材料費や人件費で悪影響が出る
ことは火を見るより明らかです。

つまり、
売上予測の精度が高いことは、
店舗の利益に直結するということです。

画像はイメージ(写真ACより)

売上予測の種類

売上予測と言っても、
種類というかレベルがあります。

売上予測レベル1
:「これくらい売れたらいいな」

希望的観測としての売上、
期待値としての売上予測です。
あまり精度は高くありません。

売上予測レベル2
:「これくらい売れてほしい!」

今日はこれだけ売れないと困る
という必要な売上予測です。

損益分岐点を考えて出される
売上予測でもあります。」

売上予測レベル3
:「これだけ売れるだろう」

最近の売上傾向や
過去の数値分析をすることで
売上予測をします。

レベル3の売上予測が一番精度が
高いことは明らかでしょう。

売上予測の立て方

レベル3の売上予測が大切だとわかっても、
実際にはなかなか精度が高い売上予測を
立てることは難しいかもしれません。

そこで、
具体的な売上予測の立て方
をご紹介します。

過去に実績がない場合

昨年のデータ、前週のデータがない場合など
信頼できるデータがあまりないなら、
以下の方法で私なら算出します。

まず、売上の計算式として、

売上=客数 × 客単価

があります。
更に客数を分解すると、

客数=客席数 × 客席稼働率 × 回転数

となります。
つまり、あなたが知りたい要素は、

・客単価
・客席数
・客席稼働率
・回転数

となるわけです。
客席数はすぐに出ます。
残りは客単価と客席稼働率と回転数です。

また各要素は、
時間帯によって異なることが
ほとんどです。

モーニング、ランチ、ティータイム
のそれぞれの数字を出して合算すれば
より売上予測の精度が高まるでしょう。

客席稼働率を出す

客席稼働率とは、
実際に客席に何%のお客様で埋まっているか
どうかを示した数字です。

計算式とすれば、
全客席数 ÷ 実際の利用客席数
になります。

例えば4名掛けのテーブルを3人で
利用していれば客席稼働率は75%
になるわけです。

一般的には、
客席稼働率は70%と言われています。

ただコロナの影響によって、
お客様は広く使いたい傾向にあるので、
どこのカフェも下がっているでしょう。

いずれにせよ、
お店によっては客席同士の間隔も
変わってくるのでそれを考慮して
数字を算出する必要があります。

客席回転数を出す

回転数とは、
1日の客席の稼働状態を示す数値です。

カフェ喫茶業は2時間で1回転
で見ればよいでしょう。
(もちろん時間帯にもよりますが)

自店舗で記録して数値を算出できれば
よいのですがオープンしたてばかりの時は、
なかなかできないのが現実です。

画像はイメージ(写真ACより)

客単価を出す

最後に客単価です。
客単価はあなたのカフェの時間帯毎の
中心メニューの単価に左右されます。

となれば当然
客単価は時間帯によって変わります。

モーニングの客数×客単価
ランチの客数×客単価
ティータイムの客数×客単価

この3つを総合計したのが
その日1日の売上予測になるわけです。

尚この方法は、
自分が競合店と考えるお店の
ある程度の売上予測もできます。

過去に実績がある場合

データを積み上げていくと、
曜日別、週別、月別で売上は変わります。
私が見るポイントは”傾向”です。

データを見て、
「土曜日が一番売れているなあ」
「うちは雨が降っても売上変わらないなあ」
「日曜日は16時以降はお客様が退くなあ」

この傾向を鑑みて、
前週、前年、曜日、週、年の傾向を加味し、
売上予測を立てて行きます。

もちろん、
お店に影響が大きいイベントがあれば、
売上予測に補正を加えます。

このことからわかるように、
正確な売上予測を立てるためにも、

  • 売上データを付ける
  • その売上に対する影響要素

を日々記録することが大切なのです。
特に天気や気温は大切ですよ。

コンサル時に使用している帳票類

精度の高い売上予測は利益に直結する

精度の高い売上予測を立てることで、

  • 適正値の原材料の発注
  • 適正値のスタッフの配置

をすることができます。
売上予測が低すぎれば売り逃しが発生し
高すぎれば過剰なスタッフと原材料により
店舗の利益を圧迫します。

何でもそうですが、
新しいことを始めると最初は
どうしても精度が落ちます。

しかしPDCAを用いて繰り返し
やり続けることでどんどん精度は
上がっていきます。

精度の高い売上予測が立てるためには、
繰り返しのPDCAが大切ですよ。
是非今日からチャレンジしてください!

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
カフェを始め飲食店経験15年、カフェコンサルタントとして15年、これまでに多くのオーナー様の「売上アップ」と「店長育成」のための「仕組み作り」を支援してきました。経営に関して、集客について、教育についてのご質問などお気軽にお問い合わせください。
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Company Profile

株式会社 いながき
代表者:稲垣高史
【本社】
〒395-0803 長野県飯田市鼎下山688
【名古屋本店】
〒490-1143 愛知県大治町砂子山ノ前760-1

事業内容
主要事業内容
カフェ及び喫茶店に特化した
集客及び売上アップのための仕組みを作るコンサルティング
カフェ及び喫茶店に特化した
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