今の時代飲食店繁盛に不可欠な存在ファン客の重要性とその作り方
カフェ経営者にとって
二度と経験したくないコロナの時期。
今でも収まっていませんが。
壊滅的な打撃を受けたカフェもあるでしょう。
しかし思い出してください。
あのときに助けてくれたお客様って
どんなお客様でしたか?
そうなんです。
あなたのカフェのファンである
常連客様が多かったはずです。
今回の記事では、
ファン客の重要性とその作り方
について解説します。
目次
ファン客とはどんなお客様を指す?
リピート客の上のレベルのお客様のことを
私はファン客と呼んでおります。
このファン客の方の特徴として、
あなたのカフェの良さを家族、友人、知人
に広めてくれるお客様です。
要はあなたのお店を気に入ってくれ、
何かにつけお客様を連れてきてくれる
お客様です。
宣伝もしてくれます。
事あるごとに利用してくれ、
しかもお店に友人知人を連れてくれる
お客様であるファン客のお客様。
しかも何かお店が困ってことがあれば、
進んで協力をしてくれるお客様です。
このレベルになるには、
1回や数回ほどの利用では
なってくれないのですよね。
ファン客を作る理由
なぜファン客を作る増やす必要が
あるのでしょうか?
- とんでもない少子高齢化
- 人口の急減
- 物余りの時代による消費の減退
- なのに飲食店は増えている
により新規客をなかなか集客できない
からです。
一生懸命広告しても、
SNSで宣伝しても、
恐ろしいほどの情報が出ているため、
中々目に止まりません。
※ちなみに、
お客様が行こうと意識する段階になるには、
広告が7回以上見られる必要があると言われています。
新規客を作ることが難しいことは
あなたも今感じているはずです。
しかし、
コロナの時を思い出してください。
あなたのカフェを助けてくれたのは
どんなお客様でしたか?
あなたのカフェで新しく作った
テイクアウトの商品を積極的に
購入してくれたのはどんなお客様でしたか?
そうなのです。
あなたのカフェを大切に思ってくれている
ファンのお客様なのです。
パレートの法則というものがあります。
以前のブログでも触れましたが、
あなたのカフェの
売上の8割を2割のファン客が作り
残りの売上の2割を8割のお客様で作る
というものです。
ファン客を作る意味と重要性
ご理解いただけましたか?
ファン客の作り方
ファン客を作る上で絶対条件があります。
これは何度も言っていることですが、
QCSレベルが一定以上でないと、
とてもリピートしません。
その上で、
以下の3つのアクションを起こす
ことをしてください。
お店独自の顧客リストを作る
まずはよくご来店いただくお客様の名前
を知ることから始めましょう。
名前がわからなくても…
朝の8時ころ来店される60歳くらいのメガネをかけた男性で、いつもコーヒーをブラックで飲まられる。モーニングはBセットを注文。
このようなお客様の情報でよいので
お店のスタッフ全員で共有しましょう。
住所を知ることよりも、
もっと重要なデータがあります。
それは誕生月です。
誕生日でなくて誕生月で良いです。
詳細は以下の記事をご覧ください。
特別扱いをするツール
特別扱いとは、
「あなたは私のカフェにとって大切なお客様です」
とお客様に伝わることです。
具体的な方法として、
メンバーズカードの発行
をすることがお勧めです。
要は囲い込むことです。
他にもスタンプカードなど様々な方法が
ありますが理由があってメンバーズカード
を私は強くお勧めします。
ファン会を開催する
日頃の感謝の意味を込めて、
あなたのカフェのファン客を招待して、
ファン会をやってみましょう。
目的はファン客の方たちに
日頃の感謝を伝え、交流することなので、
どんな内容でも構いません。
- 新メニューの試食
- まかないで出しているスタッフから好評の料理
- いつも出さないけどファンの方に食べてほしい料理
料理を食べながら、
日頃あまり交流ができないファン客の方と
交流を深められれば素敵ですね。
1人1人のお客様を大切にする
ちょっとおもしろいデータがあります。
常連になる飲食店を知ったきっかけとして
一番多いのはどんな経路だと思いますか?
実は、
家族からの紹介
なのです。
今の時代だとインスタで見つけたから
と言いそうですが…。
だからこそ、
利用したお客様が大切な家族に紹介したい
と思わせることです。
今の時代コンサルティングをしていると、
インスタでバズるTiktokでバズる
といったような仕掛けることに目が行きがち
に思えてなりません。
しかし私は思うのです。
短時間で集客したお客様は、
すぐに離れる可能性が高いと。
時間をかけ、
一生懸命集客したお客様こそ、
お店の財産になるということを。
時間はかかりますが、
このようなお客様があなたのカフェを
助けてくれると信じて疑いません。
だからこそあなたに伝えたい、
売上アップに近道はありません。
明日もコツコツ頑張りましょう。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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