カフェの社員教育6つのポイント
2023年10月6日リライト
次期店長を教育したい
そのために有望な社員を教育する
非常に大切な教育です。
永遠の課題であるスタッフ教育。
中でも社員教育は会社の発展のため
には非常に重要です。
しかし実際には、
- なかなか育たない
- 成り手がいない
- どうやって教育すれば良いかわからない
と悩まれている経営者も多い
のではないでしょうか。
今回は
社員教育時に大切な6つのポイント
をお伝えします。
目次
社員教育をする目的は何ですか?
社員教育時に大切な6つのポイント
をお伝えする前に…
そもそもなぜ社員教育をするのですか?
社員教育をすることがなぜ大切なのですか?
この質問に対して明確な答えを持っていますか?
社員教育の目的が明確でないと、
優先順位が下がり中々育ちません。
なぜなら、
何でも自分でやった方が早い
からです。
私なら社員教育をする理由は
と言います。
そうすることで、
最終的に利益が増えるからです。
利益が増えればもちろん
2店舗目、3店舗目と出店でき、
社員もキャリアアップができます。
この目的を明確にした上で、
以下の社員教育時の6つのポイント
を読み進めてください。
カフェの社員教育6つのポイント
社員教育時に
「早く店長に育てたい」
という言葉が聞かれます。
社員を早期戦力化するために
一番は採用した社員があなたの
カフェに定着しないと意味が
ありません。
そのことを踏まえ、
どんなことをやると良いか
私が考える6つのポイントを
お伝えします。
目標設定と日誌の習慣化
入社と同時に社員の人生について、
一緒に考える時間を設けましょう。
要は
社員の目標設定を手伝ってあげる
ことです。
その目標を達成することが成長
でもあります。
加えて、
人は自分の成長に中々気づきません。
その理由は記録しないからです。
日誌を付けることで自身の記録がされ、
それを振り返ることで自身の成長を知る
ことができるのです。
目標に向かって自分は成長をしているか
を知るのに最適なツールが日誌ですよ。
目標設定の重要性
日誌の重要性
スキルアップのためのOJT
OJTとはon the job trainigの略で、
現場で習う研修です。
トレーナーと一緒に
トレーナーがやってみせ、
相手に実際にやってもらいます。
できていればほめる、
できていなければどうすればできるのか
アドバイスすることが大切になります。
また終わった後フォローミーティング
が非常に重要です。
もしどうしてもできない場合は、
サンキューカードなどを活用
しましょう。
マインド向上のためのOffJT
OffJTとはいわゆる座学です。
会社の仕組等を動画にして学べる様、
マニュアルを整えましょう。
私の経験上、
店舗内、会社内よりも外部研修
のほうが成長すると感じます。
また外部研修を受けると、
他店舗の社員と知り合い、
その社員から刺激を受けます。
活用しない手はないでしょう。
私も店長候補向けの社員や
新入社員向けの研修をやっています。
ご興味があればご活用ください。
店長候補向けの研修
新入社員向けの研修
あなたの想いを語る
あなたの想いを語るとは、
あなたのカフェ経営に対する想い
を語ることです。
「こんなことをしたい」
「ゆくゆくはこんな事業をしたい」
「こんな会社にしたい」
など夢を語るのも良いでしょう。
この想いを伝えるには、
日頃のコミュニケーションも大切
になります。
もっと言えば、
あなたのカフェの経営理念を
しっかり伝えることですよ。
あなたの背中を魅せる
想いを語るだけでは社員は育ちません。
つまり語ったことに対して実際にあなたが
それに向かって行動していることです。
案外社員は見ているものです。
あなたの日頃の行動を見て、
「私もオーナーのようになりたい!」
と思うのです。
そのためにはあなた自身が
- 基本的なあいさつ礼儀を率先すること
- あなたの会社に対する想いを熱く伝えること
- スマートに仕事をしていること
が大切になるのです!
経験を積ませる
筋肉と同じで、
負荷を与えないと人は成長しません。
ちょっとこの課題は厳しいかな?
というような経験を積んでもらいます。
そのためには教育する社員を信じ、
そして最後までフォローする(見守る)
ことが大切です。
あまりに厳しい課題だと逆効果になる
ので与える内容には注意してください。
また会社内の他店舗に応援に行かせる
ことも良いでしょう。
もし会社内に複数店舗がなければ、
知り合いに頼んで研修に行くことも
社員の成長に繋がります。
社員教育にはお金と時間が必要
社員が育てば
間違いなくあなたの会社は発展
します。
しかし育つための教育が
難しくて、時間がかかり、お金もかかる
のです。
だから人は育たないことを、
「あいつは優秀じゃない」
と言って相手のせいにしてしまう
傾向があります。
そうじゃないんです。
社員を教育をして育つまでには段階
があることを知ってください。
気付く
↓
受け入れる
↓
決意する
↓
行動する
↓
継続する
まずは「気づく」ですから、
社員が気づくまで根気よく
教育することです。
だから、
時間がかかるのです。
お金がかかるのです。
だからこそ、
社員の成長を感じた時に、
大きな喜びを感じるのです。
6つの社員教育のポイントを抑え、
是非優秀な店長に育て上げてください。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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