2店舗出店時のポイント
2店舗目を出したいのですが…
1店舗目が軌道に乗って、
2店舗目を出したい時。
どのような場所に、
どのような業態で出店するか
悩むところではないでしょうか?
今回のブログでは、
2店舗目出店時のポイント
をお伝えします。
1店舗目の近くに出店する
2店舗目を出そうとしたとき、
商圏が重ならないようにと思い、
1店舗目からかなり離れた場所に
出店したいと考えるかもしれません。
商圏を気にすることも大切ですが、
なるべく近い場所に出店することを
お勧めします。
これを専門用語で、
ドミナント出店
と言います。
お店同士が近ければ、
様々なメリットが生じます。
・スタッフの店舗応援がしやすい
・原材料などの移動がしやすい
・いざトラブルが起きた時自分が行きやすい
また業種もあまり変えずに、
ちょっとだけ変えることを
お勧めします。
例えば、
A店にあってB店にはない限定メニュー。
その逆もあり。
スタッフありきの出店を
一番最初に揃えたいものは、
私ならお金より「人」です。
任せられる人が自分以外に2人必要です。
いわゆる自分の右腕と左腕です。
この2人は最初からそう決めて、
育成しないとなかなか育ちません。
2人を決めたら、
自分の基準と2人の基準を合わせ、
全面的に任せることが大切になります。
人ではなく仕組みで店を作る
どんな人でも作ることができ、
接客対応ができる仕組みを作る
ことが鍵です。
世間一般ではマニュアルと呼びます。
マニュアルについては
以下のブログをご参照ください。
せっかく作ったマニュアルも、
使いやすくなくては
意味をなしません。
誰でも活用できる再現性が大切になります。
・調理の手順
・接客の手順
・予約を承る手順
・オープン及びクローズの手順
・クレームの対応手順
・クレームを共有化する仕組み
・レジ締めの仕方
・SNSの更新の仕方
・常連客を囲い込む仕組み
・1日の流れを作るルーティンチェックリスト
・店舗をきれいに維持するクレンリネススケジュール
・昇給・昇格基準
などなど、
恐ろしいほどの手順書やマニュアル
が必要になります。
これがないと、
お店に自己流がはびこり、
お店として機能しなくなります。
また人に頼った店舗展開をすると、
その人が辞めた時に非常に困ります。
人は去っても仕組みは残ります。
人はいつか去っていく
ことを肝に銘じて組み立てましょう。
ちなみに、
あのマクドナルドやセブンイレブンが
大きくなったのは仕組みがあるからです。
いかがでしたでしょうか?
今の時代、
ただやみくもに出店しても、
あまり良い未来は望めません。
今までは自分のひとりの力でどうにか
なったものが、お店が増えれば全く
対応できなくなることです。
要はコントロールし辛くなることです。
今回のブログの内容が、
あなたのカフェの発展に少しでも
お役になれば幸いです。
ちなみに、
2店舗目を出すときに一番大切なことは、
2店舗目を出す!というあなたの決意ですよ。
この記事を書いている人

- カフェコンサルタント
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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