カフェの売上低迷の原因とチェックする5つの項目とその対策
2023年6月24日リライト
売上が低迷しだす原因として、
- 商圏が変わった
- 近くに競合店ができた
- この業界はもうダメ
- 今月は天候が悪かったから
たいていの人は外的要因を探します。
そのようになってしまう気持ちも理解
できないわけではありません。
しかし、
実際売上低迷の原因のほとんどは、
あなたのカフェの内側にあります。
今回の記事では、
売上が低迷しだした時にやって
ほしい対策を5つお伝えします。
目次
カフェで考えられる売上低迷の要因
カフェで売上低迷の要因として、
外的要因と内的要因の2つが考え
られます。
外的要因とは、
周囲の状況や今の経済から影響が
考えられる場合です。
一方で内的要因とは、
カフェ内部から影響が考えられる
場合です。
売上低迷の際にほとんどの人は、
外的要因である天気や景気などに
原因を求めます。
他にも、
- 周囲の大きな集客施設がなくなった
- 中心メニューの流行が廃れた
- ライバル店が近くに出店した
- 悪天候が続いた
確かに外的要因で売上が低迷する
ことも事実です。
つい最近のコロナが良い例です。
しかしこの外的要因って、
自身でどうすることもできない
のが事実なんです。
近くにライバル店ができたから
って近くのライバル店をつぶす
ことはできません(笑)
だからと言って
何もしなければどんどん売上は
落ちていきます。
だからこそ、
原因がわかったらその原因に対して、
具体的な対策を打つことが大切です。
売上低迷から脱出する5つのチェック
売上低迷時はほぼ内的原因から
くると言って過言ではありません。
では具体的に、
その内的原因を調べる方法と
その対応策をお伝えします。
客数が低迷している時間をチェック
この式からわかるように、
客数が伸びなければ売上は伸びません。
まずチェックすべきは客数です。
客数が伸びているかをチェックします。
曜日別、時間帯別チェックします。
新規客数の伸びもありますが、
客数が低迷している要因のほとんどは
リピートが起きないことです。
そこで時間帯売上リポートや、
デイリー売上リポートを見て、
売上が低迷している曜日や時間
をチェックします。
奇妙なほどこの曜日のこの時間か!
という曜日と時間が見つかります。
その時間帯のQCSの状態はどうかチェック
例えば、データから、
水曜日のランチの客数が低迷している
としましょう。
これは何を示すとかというと、
水曜日のランチの時間帯のQCSレベルが低い
ということです。
料理の提供が著しく遅いかもしれません。
料理の品質レベルが低いかもしれません。
スタッフの接客レベルが低いかもしれません。
つまり、
その時間帯の顧客満足度が低いから、
リピートが起きなく客数が低迷する
ということです。
たいていその時間は毎回
同じメンバーでオペレーションを
していることでしょう。
となればあなたがやるべき対策は、
その時間帯に入っているスタッフの
オペレーションのチェックになります。
マニュアルや手順書に沿って、
スタッフがQCSを提供できるように、
トレーニングをします。
QCSレベルが低い
=顧客満足度が低い
=リピートが起きない
=客数が減る
ということです。
参考記事:QCSの掛け算があなたのカフェに対する顧客満足度である
今までやっていたサービスをなくしてないかチェック
次にチェックしてほしいのは、
今までやっていたサービスを
なくしていないかどうか。
え?
「そんなことやったことがないよ」
と思ったかもしれません。
では聞きます。
こんなことやっていませんか?
今まで普通に受けられていたサービスを
なくすことも該当します。
間違えないでほしいのですが、
これやってはいけないと言っている
のではありません。
なくすと売上が落ちる可能性が高い
ということを知っておいてほしいのです。
だからこそ、
サービスを考えるときは利益に見合うのか?
よく考えてから実施してください。
集客活動をしているかチェック
これ非常によくあるパターンです。
目の前のお客様に最高のQCSを提供する
非常に大切です。
が、目の前のお客様だけに集中し、
お店の未来を考えずに経営することは
非常に危険です。
何も販促活動しなければ、
10年後には売上がほぼなくなる
と言われています。
つまり、
今のお客様を大切にすると同時に、
未来のお客様を作ること=販促活動
が大切なのです。
参考記事:カフェの未来の売上がイメージできない
経営が傲慢になっていないかチェック
- 忙しいことに不満を持つ
- お客様の来店に感謝がない
- 業者の納品に感謝を持てない
もし、上記に当てはまるのなら、
経営に対して傲慢になっている
状況になっています。
お客様の来店に対して感謝を持つ。
当たり前のことですが、
それがお客様に伝わらないと
どんどん売上は下がってきます。
参考記事
繁盛しているカフェにありがちなお店側の驕りが伝わる接客
カフェの売上低迷の要因のほとんどは内的要因!
売上が低迷してくる原因の
ほとんどはお店の内側に原因が
あります。
もちろん
外的な要因もありますが、
ほぼ内側と言っても過言ではありません。
QCS=あなたのカフェの商品
であるわけですから、
価格と見合わなければリピートしません。
売上が低迷しだしたら、
まずは外的要因を探すのではなく、
あなたのカフェの内部をチェック
する習慣をつけて下さい。
きっと売上低迷から脱出する
糸口が見えてくるはずです!
どうしてもわからない様なら、
弊社のQCSインスペクションを
ご活用ください。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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