飲食店の接客対応でお客様が不親切だと感じる具体例
最近特に人それぞれの価値観の違いを
痛感する出来ごとに出会います。
価値観とは
あなたの当たり前と言っても
良いでしょう。
カフェに対して、
飲食業に対して、
サービス業に対して、
人それぞれが価値観を持っています。
この価値観の違いは
時にお客様との衝突を生み、
最悪クレームになることもあります。
今回の記事では、
価値観の違い=お店の当たり前
の思い込みにより生じる例をご紹介します。
目次
お店の思い込みが不親切な接客に繋がる
「〇〇=✕✕である」
という思い込みありませんか?
例えば、
「パンケーキは時間がかかるもの」
「うちのお店の〇〇はSNSで告知してある」
だから、
パンケーキは時間をかけて出すのが当たり前、
お客様はSNSを見て来店するのが当たり前
だと思っていませんか?
例えば、
それが当たり前だったとしましょう。
前者なら、
一言断りがあるだけでお客様に対して
親切だと思いませんか?

実際のお客様に不親切な例
私が飲食店やカフェを利用している限り、
「これは不親切でしょ…」
と感じた3つの例をご紹介します。
パンケーキは時間がかかるもの
パンケーキが自慢のお店に入ると、
たいていのお店は、
「1つづつ焼きますので、
お時間○分いただけますか?」
と聞いてくれます。
パンケーキに限ったことではありません。
お客様の中には急がれる方も一定数
おられます。
特に駅商圏にあるお店を利用する
お客様は顕著です。
一言聞いてあげると印象は違うのです。
鉄板は熱いもの
鉄板で提供する
熱々のスパゲッティやハンバーグ
私も大好きです。
この熱々の鉄板をお客様に提供する際、
「鉄板熱くなっておりますので…」
「油が跳ねますので…」
と一言添えていますか?
これも鉄板=熱いのが当たり前
だと思っていると問題です。
この場合は、
鉄板でやけどをしたというクレーム
に最悪の場合発展します。
一言添えてあげましょう。

SNSで告知してありますので
これ今実に多いパターンです。
SNSで告知してあれば、
お客様に言わなくても良いと
思っておられるお店ありますよね。
例えば、
- 臨時休業のお知らせ
- 商品が出てくるまで時間がかかる
- 小学生以下のお子様お断り
などなど。
お店の入口に一言張り紙があれば、
お客様とのファーストコンタクト時に
一言お断りがあれば親切だと思うのです。
SNSで告知するのが悪い
と言っているわけではありません。
考えてみてください。
全てのお客様がSNSを見て来店
とは限らないのです。
だからこそ、
一言添えてあげることが大切
だと感じています。

リピートが起こる接客対応が基本
せっかく様々なツールで集客をして、
認知度がアップして来店しても、
このような接客をしたら、
「なんだ、この不親切な対応は!」
と感じてしまいリピートは起こりません。
今の時代、
新規客を集客しづらいため、
当然売上アップのためには、
いかにして再来店を促せるか?
がポイントです。
あなたの当たり前
=お客様の当たり前ではない
のです。
だからと言って、
あなたのお店の当たり前=価値観を
なくしてお客様に合わせろと言っている
わけでもありません。
ほんの一言
入店時にお客様に伝えてあげませんか?
この記事を書いている人

- カフェコンサルタント
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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