旬の食材を使い季節感をカフェのメニューで出そう
日本人は季節に敏感です。
季節ごとの楽しみ方があり、
それは「食」においては強く表れます。
その証拠に、
マクドナルドさんのグラコロや
月見バーガーの宣伝を見ると、
季節を感じることありませんか?
カフェという業種でも、
もちろん季節感は大切です。
今回の記事では、
季節感をメニューに出すことの大切さ
をお伝えします。
目次
メニューに季節感を出すことが重要な理由
なぜメニューに季節感を出すことが
大切なのか考えてみましょう。
日本人は四季を感じます。
- 桜といえば春、
- ひまわりと言えば夏
- もみじと言えば秋
- 椿と言えば冬
を思い出します。
料理や食材には四季というよりも、
「旬」というものが存在します。
果物で言えば、
春のいちご、夏のメロン、秋のぶどう、冬のりんご
食材で言えば、
春のたけのこ、夏のなす、秋のさんま、冬のかぼちゃ
料理で言えば、
春のたけのこご飯、夏のカレー、秋の栗ご飯、冬のスープ
などがあります。
旬の食材を使った料理を作り、
それが看板メニューになれば、
年4回来店してくれます。
また旬の食材を仕入れるようにすれば、
仕入れの値段は安くなるでしょう。
だからこそ、
旬の食材を使ってメニューに季節感を出す
ことはとても大切なのです。
![](https://cafeouen.com/wp-content/uploads/2024/05/3952556_s.jpg)
カフェで季節を感じるメニューを作る
私が思うにカフェで季節感を感じる
メニューを作ると言ったら、
スイーツが一番手軽だと感じます。
もちろん、
野菜や他の食材でもできますが、
スイーツが一番感じやすいんです。
その証拠にミニストップさんや
スターバックスコーヒーさんは
季節でスイーツを変えてきます。
非常に参考になります。
もっと言えば、
スイーツ関連のメニュー特にパフェが
高単価メニューを作りやすいのもあります。
そのためにも、
旬の果物を知っておくと良いでしょう。
ちなみに私はいちごから始まり
マンゴー、メロン、ブルーベリー、もも、
(梨)、シャインマスカット、栗、洋梨、りんご
の順で考えています。
また単にももと言っても品種によっては
- 食感
- 旬の時期(収穫時期)
- 最適な食べ方
は変わってきます。
例えばももは
果肉が固めのあかつきという品種があれば、
やわらかい白鳳という品種もあります。
収穫時期も
あかつきは7月上旬から始まり、
川中島はお盆過ぎから始まります。
白桃も黄桃もあります。
山梨と長野でしか収穫できない
黄金桃という品種もあります。
ももだけでも、
これだけの種類があるのです。
学ぶ必要があります。
またいくら旬のものでも、
果物は傷みやすいので仕入れ数や
管理には十分配慮が必要です。
スイーツ以外で言えば、
春なら、たけのこ、山菜、春キャベツなどなど
夏なら、夏野菜、かき氷、冷製パスタ
秋なら、さんまやきのこやいもくりなんきん、
冬なら、かぼちゃスープやシチュー
なんかもカフェメニューとして、
活躍できるでしょう。
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他にもメニューに季節感を出す演出あれこれ
季節感を出すにはメニューだけではありません。
メニューの他に季節感を出す方法をご紹介します。
メニューブック
メニューブックで季節感を
訴求することは必須です。
料理の写真の周りに
季節を感じる花やオブジェを添える
と良いでしょう。
私が訪問したカフェの中には、
季節の花を押し花にしてメニューブックに
添えている店もありました。
食器
次に季節感を訴求できるものとして
お勧めなのが食器です。
あなたのカフェが食器にこだわるなら、
その食器の絵柄に季節の植物が描かれている
とより季節感を出せます。
テーブルマットも、
季節によって変えても素敵ですね。
テーブルのオブジェや掲示物など
よく見かけるのがテーブルに
一輪挿しで季節の花を飾ってあるお店ですね。
他にも掲示物で四季を演出することありです。
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季節感を出すとリピート客が増える
日本人は四季が大好きな民族である
と感じています。
私も日本の四季が大好きです。
このブログでも何度も伝えていますが、
売上を安定させるためにはリピート回数
を増やす必要があります。
リピートするためには、
あなたのカフェのQCSレベルが高い
ことがもちろん第一条件です。
もしあなたのカフェに
季節ごとの食べてみたい!
というメニューがあれば、
年4回の来店が見込めます。
もっと言えば、
あなたのカフェのももパフェが有名になれば
必ずももの季節には来てくれるのです!
余談ですが、
ももの季節には必ずももパフェを食べに行く
カフェが2店舗私はあります(笑)
その季節ならではのメニューを作り、
その季節になったらお客様に
あなたのカフェを思い出してもらいましょう。
そんな季節メニュー是非作ってくださいね。
この記事を書いている人
![稲垣 高史](https://cafeouen.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0401-150x150.jpg)
- カフェコンサルタント
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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