カフェ・飲食店店長の仕事のやり甲斐
私は23歳の時に大手チェーン店で
年商3億のお店の店長になりました。
お店に在籍しているスタッフの数は100名近く
今思えば、中小企業の経営者と同じくらいの
器量を求められる仕事でした。
しかし当時の私は若かったため、
そんなことは全く気に留めておらず、
やりたい放題(笑)
若かったため行動力だけはありましたが、
上司やスタッフと衝突することも1度や2度
ではありませんでした。
「この店を日本1の売上にしてやるんだ!」
ただやる気と仕事に対するやり甲斐
だけで店長という仕事をやっていました。
そんな私が今になって、
「店長」という職について
思うことがあります。
それは
非常にやり甲斐のある仕事
だということです。
もしあなたが
・カフェ(飲食店)で働こうか迷っているなら、
・今店長という仕事に行き詰っているなら、
・カフェ(飲食)業を辞めたいと思っているなら、
是非このブログを読んでください。
店長という仕事の魅力を再確認して
いただけるとうれしいです。
ちょっとした経営者
お店の規模は様々です。
ですから店長と言ってもお店の規模によって、
店長としての動きは変わります。
しかし仕事の内容は同じです。
店長はお店の経営を全て任されるため、
ある意味中小企業の経営者と同じです。
私みたいに年商3億のお店の店長なら、
年商3億の企業の社長と同じ経営能力
が求められます。
動くお金(経費、人件費など)も同じです。
だからこそ、やり甲斐があります。
お店の一体感を味わえる
お店は一人では経営できません。
売上が上がってくれば上がってくるほど、
その時に入るスタッフ数は増えます。
各ポジション(厨房やホールなど)が
一体となって高い売上を達成した時の
一体感と満足感。
この上ない気持ちの良さが生れます。
とても一人仕事では味わえないものです。
色々なスキルが身につく
カフェ(飲食店)経営における
専門的な知識やスキルは
もちろん身に付きます。
・コーヒーなどの知識
・コーヒーを淹れるスキル
・厨房機器のメンテナンスの知識
・接客対応
・クレーム対応
・トイレの維持
・衛生管理
・品質管理
・メニューの開発
など様々な知識が得られます。
と同時に、先にも述べたように、
店長は経営者であるために、
経営者としてのスキルを身に付ける
ことができます。
・集客
・ウェブ及びSNS
・販促活動
・原価管理
・採用及び面接
・人材育成
などの知識及びスキルを学び、
自分のものにすることができます。
しかも会社の経費で試すことで、
PDCAを回し自分のものとして昇華
することできるのです。
周りに感謝してもらえる仕事である
きちんとした経営をしていれば
お客様から、スタッフから
「ありがとう」
という感謝の言葉をもらえます。
これ、
「飲食やっていてよかった!」
と思える瞬間の1つです。
私のとって、
一生懸命育てたスタッフが辞めた時に
もらった手紙は今でも宝物です。
人間力が身につく
これ意外にづいていない
現役の店長が多いです。
一人ではお店は経営できないため、
当然何人もスタッフを抱えて経営する
必要があります。
スタッフのほとんどは社員ではなく
アルバイトやパートであるため、
中々自分の思う通りに動いてくれません。
最悪なこととして、
あなたが理不尽なことを言えば、
スタッフは辞めてしまいます。
だからこそ、
あなたの人間力の向上=成長
が必須となります。
人間力の向上とはあなたが魅力的な人間
となることです。
これってものすごい財産になりませんか?
最終的には、
・今の店(会社)に残りその店を大きくする
・独立して自分の店を持つ
かを選んでください。
もしカフェ(飲食)以外の異業種を選んでも
この経験は絶対活きます。
カフェ(飲食店)店長の仕事は、
正直複雑多岐に渡り、
決して楽な仕事ではありません。
むしろ大変な仕事でしょう。
しかし、その分やり甲斐がある
ことは確かです。
カフェ(飲食店)の店長やってみませんか?
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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