カフェスタッフの面接時に抑えておきたいポイント

2021年4月15日加筆及びリライト

がんばってスタッフ募集活動をして、
やっと面接までこぎつけたスタッフ。

ところが、

・面接は誰がやるべきか悩む。
・面接で何を聞くべきかわからない。
・面接ってどれくらいの時間をかければいいのか。
・そもそも面接に来てくれない

なんてこと経験ありませんか?

今回はアルバイトやパートに限った
面接のポイントについて解説します。

面接に来ない

きちんと電話やメールで対応したのに、
面接の当日になったら来ない。
しかも連絡もない…

私も経験あります。
なぜ来ないのでしょうか?
ドタキャンを防ぐ方法はあるでしょうか?

ドタキャンを防ぐ方法あれこれ

どたきゃんを防ぐために、
面接当日か前日に確認のメッセージ
を送ります。

メッセージを送るには、
電話のショートメールが良い
でしょう。

「○○様、××カフェの稲垣です。
 明日16時にお店でお待ちしております。来店の際はスタッフに面接に来た旨お伝えください。
 もしお店の場所が分からない場合はこちらへお電話ください。」

ショートメールは70文字ですので、
2回あれば送れるでしょう。

私の知る限り、
お店の位置が分かり辛いお店の店長が、
最寄りの駅まで送迎をしているという
お店もあります。

履歴書を作成すのが面倒

もしかしたら
履歴書を作成する時間がなかった
という人もいるかもしれません。

最近、
スタッフ面接において履歴書は必要か
と考えてしまうことがあります。
※もちろん社員面接は必要ですよ

特に履歴書の写真の部分、
わざわざ取りに行く手間も考えると
何か履歴書の代用できるものにしても
良いのではないでしょうか。

面接には履歴書が必要はもう古いかも?時代はどんどん変わっています。

そこで私が提案するのが
エントリーシートです。

働く上で最小限の質問項目を書いた
エントリーシートに面接に来たら
記入してもらいます。

写真は面接時に相手に許可を得て、
スマホで撮ればよいでしょう。

もちろん採用時には、
履歴書を持ってきてね
と伝えます。

この方法で良いのは、
もし不採用だったときに履歴書を
返さなくても良いことです。

導入してみる価値ありますよ。

面接時に臨む姿勢

さあ、面接です。
面接に来たからと安心する
暇はありません。

まず心得として、
面接のための時間をしっかり確保
してください。

必ずスケジュールに組むことです。
面接者が来て、
「そういえば、今日面接入っていたわ」
なんてことはないようにしましょう。

時間も最低でも30分は取りたいですね。
※エントリーシートの記入時間を含む

万全の準備で臨んでください。
準備とは、

・面接会場を整える
・面接官であるあなたの身だしなみ
・エントリーシートの準備 など

また面接官は、
経営者もしくは店長が実施
しましょう。

もちろんそれに準ずる
例えば次期店長候補の社員でも
構いません。

ここで忘れてほしくないことは、
あなたも応募者から面接されている
ということです。

しっかりとした身だしなみで面接に臨みましょう。
画像は写真ACより

もし、面接したスタッフを採用したくても
あなたのことをスタッフが嫌だと思ったら
働いてくれません。

採用しない場合も、
面接に来たスタッフはあなたのお店の近く
に住んでいてお客様である可能性が高いです。

となれば、面接時に悪い印象を持てば、
売上に悪影響をもたらすことをを知って
おきましょう。

面接でしたい質問内容

面接時の質問内容が大切な理由

採用する側としては、

・ランチの忙しい時間に入いれる人が欲しい
・年末年始の繁忙期に入れる人が欲しい
・ゴールデンウィークに入れる人が欲しい

など要望があります。

で、面接に来た人に聞くわけです。
「ゴールデンウィークは入れますか?」
するとこう答えます。
「入るつもりです」

たいていの場合、
最初は採用して欲しくて面接に来た人は
ちょっと採用する側の要望に合わせてくれます。

だって、採用してほしいから。
で、ここできちんとした質問をしないと、
面接を受けに来た人の真意が探れない
わけなのです。

だからこそ、
面接時にする質問が大切
になってくるわけです。

具体的な面接時の質問内容

実際に面接時に質問の内容としては、
私なら以下の内容を質問します。

・何を見て応募を知ったか
・なぜうちのお店で働きたいのか?
・勤務時間(土日、曜日別勤務時間)
・正月、お盆、クリスマスなど繁忙期は働けるか?
・いつまで働くつもりでいるのか?
・どれくらい稼ぎたいのか?
・他にもアルバイトをしていないか?
・自宅の最寄りの駅
 (学生なら学校の最寄りの駅)
・学生なら学校の許可はあるのか?
・自分の長所と短所

どれも大切な項目であり、
これらを質問する理由が各々
あります。

例えどれくらい稼ぎたいのか?
という質問なら稼ぎたい金額で、
働く時間数が決まってきます。

その時間数働けるのか?
それともそんなに働けないのか?
が採用の判断になるでしょう。

一番大切な質問

面接時にしてほしい質問を
上記に記してきましたが、
一番大切な質問は、

「なぜうちの店で働きたいのか?」

という質問です。
この質問に対する応募者の答えが
一番重要です。

この答えが
「時給がよかったから」
だとしたら…

残念ながらその応募者は、
他に時給が高いお店ができれば
転職する可能性が高いでしょう。

面接チェックリストの活用

あなたのカフェには、
面接チェックリストはありますか?
面接チェックリストがあれば、

面接時に聞く項目が統一でき、
面接の水準を一定に保つことが
できます。

面接チェックリストの内容は、
今までこのブログで触れて来た
内容を網羅するだけです。

是非あなたのカフェの
面接チェックリストを作って
ください。

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スタッフを育成する評価システム

スタッフ教育のポイント~まとめ

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

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