営業時間と定休日を変更する際は告知することが重要!変更をするときの考え方
2023年8月27日更新
営業していると、
営業時間を短くすることや
定休日を増やしたいと考える
ことがあるかもしれません。
しかし、
営業時間を短くすることや
定休日を増やすことは売上減に
つながることもあります。
かと言って、
お客様の来ない時間帯に営業
しているのも…
この記事では、
営業時間や定休日の変更をしたい
ときの考え方をお伝えします。
目次
営業時間や定休日の変更はリスクあり
まず営業時間や定休日を変更する
ことはリスクがあることを知って
おいてください。
なぜなら、
営業時間を短くすることや
定休日を増やせば即売上は減ります。
減る可能性が高いという表現の方が
適切かもしれません。
もちろん適正な営業時間の変更なら、
売上も利益も上がる可能性はあります。
しかしこの
「適正な営業時間の変更」
が結構難しいんです。
もちろん、営業時間を長くして、
営業日を増やせば売上アップする
可能性は高いです。
コロナのこともあり、
安易な営業時間の変更は、
「お店閉店している?」
と勘違いもされます。
営業時間や定休日の変更は
何度もできることではないので、
変更には慎重になる必要があります。
また
営業時間はお客様との約束
でもあります。
だからこそ、
営業時間や定休日の変更は慎重に
考える必要があるのです。
営業時間や定休日を変更する時の手順と考え方
様々な理由があり、
営業時間の変更を考えたくなる
ときがあることでしょう。
もちろん売上減は覚悟の上です。
売上が減るリスクを最小限にしながら、
変更する手順を考えます。
時間帯売上を付ける
真剣に営業時間と営業日を変更をするなら、
まず準備として時間帯別売上(できれば1時間)
を記録しておくべきです。
そのデータを見て
具体的にどの時間が売上アップが
見込めないか検討します。
しかしながら、
この時間帯別売上を記録していない
お店が多いのですよね…
お店のターゲットから考える
その次にあなたのお店の
どのお客様を基準に営業時間を設定
するのかを考えてください。
いわゆる
お店のメインターゲットです。
ターゲットを設定すれば、
そのターゲットのお客様が利用する
時間を営業時間にするだけです。
この作業簡単そうに思えて、
なかなかわからないからこそ、
どのお店も悩みます。
周りのライバル店の営業時間を
参考にすることも1つの方法です。
ここでのアドバイスとすれば、
- 一旦営業時間を短くするとその時間のお客様は戻ってくるのに時間がかかる
- お客様は営業時間が長くなることや営業日が増えることに対しては文句はない
ということです。
以上を踏まえて、
営業時間や営業日の変更を
考えましょう。
朝の開店時間を見直す
コロナの影響で夜外食をしない
お客様が増えたと言われています。
このようなことから、
朝の開店時間を早めることを検討
することをお勧めします。
特に私たちカフェ・喫茶業種は、
朝の時間帯に利用するお客様が
夜よりも見込めます。
もっと言えば、
11時から営業しているお店なら、
朝のモーニングを導入すれば、
売上アップする可能性が高いです。
開店時間も最初から7時開店!
ではなく段階的に早めていきます。
そうすることで、
リスクも最小限に留めることが
できるでしょう。
私がコンサルティングをシていて、
モーニングの時間帯はかなりの
ドル箱の時間帯です。
検討の余地はありますよ。
営業時間や定休日を変更する際は必ず告知を!
営業時間や定休日を変更すると
決めたならなるべく多くのお客様に
伝わるように告知しましょう。
本格的な変更ではなくても、
営業時間や定休日を変更
せざるを得ない時ありますよね。
例えば、
- スタッフの病欠が重なった
- お店のシステムのトラブル
- 台風でほぼ客足がなく早じまい
他にも、前もって分かっていて
変更するときもあります。
- 社員やスタッフの研修
- 貸切営業にした など
今、飲食業界の人手不足は深刻で、
営業したくても人がいなくて営業
できない店もあるでしょう。
上記の理由で営業時間を変更する
ことややむなく休業することは、
仕方がないことです。
が、
その変更や休業をお客様に告知
は必ずすることをお勧めします。
一昔前と違い、
今はお店のSNSで告知することで、
一定数に臨時休業などの情報を届ける
ことができます。
SNSやGoogleの機能を活用しましょう。
しかしSNSを見ない層もいますので、
店内掲示や店外掲示することで告知
するようにしましょう。
参照記事
急な営業時間の変更や休業は
仕方ありませんが、
前もってわかっている変更や休業は
前もって告知することをお勧めします。
お店の営業時間や定休日の変更は、
判断にとても勇気がいります。
とは言え、
時代は変わり今までの営業時間や
定休日で営業し続ければ売上が
下がっていく可能性もあります。
感覚ではなくまずは時間帯売上を
分析することから始めませんか?
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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