仕事を1人で抱え込む店長の特徴とは?飲食店でよくある原因と正しい育て方

飲食店の職場には
「誰よりも動いているのに、
 なぜか楽にならない店長」
がいます。

常にオペレーションに入り
管理業務もこなし、
トラブル対応も自分でする。

一見すると責任感があり、
頼れる存在に見えます。

しかし
仕事を1人で抱え込む状態は、
決して良い状態とは言えません。

むしろ
店長以外のスタッフの成長を止め、
店長自身も疲弊させる大きな原因
になってしまいます。

今回の記事では、
仕事を抱え込んでしまう店長の特徴
や仕事の傾向を考え、

どのように教育すれば改善できるのか
を現場目線で整理していきます。

仕事を1人で抱え込む店長は「責任感が強すぎる」

仕事を抱え込む店長の多くは、
決して能力が低いわけでも、
やる気がないわけでもありません。

むしろその逆で責任感が強く、
「自分がやらなければ店が回らない」
という気持ちが強い人がほとんどです。

彼ら彼女たちは、
これまでの現場経験の中で
「自分が動けば何とかなる」
という経験をして来ています。

そのために、
自分が動くことに気が向き、
仕事を手放せなくなるのです。

その日々が積み重なれば、
知らず知らずのうちに
『自分がいなければ回らない店』
を作ってしまいます。

そうなれば、
益々仕事を抱え込んでしまい
それが常態化していくのです。

画像はイメージ(DALL-E 3で画像生成)

仕事を抱え込む店長に共通する特徴と行動パターン

仕事を1人で抱え込む店長には、
私が思うに2つの共通パターンが
あります。

相談よりも自己解決を選ぶ

信じられるのは自分の力だけ
とある意味思ってしまっている
ために周りに相談ができません。

何か問題が発生すれば、
「自分で何とかしよう」と考え、
問題を抱え込んでしまいます。

となれば、
頭の中は常にやることで埋まり、
余裕がなくなってしまいます。

仕事の引き継ぎや共有が少なく、
業務が属人化しやすくなることも
特徴です。

オペレーションレベルが高い

いわゆる「仕事ができる」
と言われている店長です。

もちろん、
オペレーションレベルも高い
店長でもあります。

仕事ができるために、
何でも自分でやってしまい
育成が後回しになりがちです。

シフト
スタッフが不足していれば、
自分の休みを返上して入れば
良いと考えてしまいます。

その結果、
店長が休みの日など不在の時
はお店が機能しなくなること
が多々発生します。

一番の問題は、
全て自分でやってしまうため、
周りが育たないことです。

画像はイメージ(DALL-E 3で画像生成)

仕事を抱え込む店長に起こる問題

仕事を抱え込む店長によって
様々な問題が起こります。

まず何でも自分でやるために
周りは育ちません。

更に抱え込めば、
その店長しかわからない状態
=属人化が進みます。

もっと言えば、
店長が本来やるべき仕事
未来のための仕事が後回し
になっています。

何度もこのブログで伝えて
いますがこの未来の売上
考える時間が一番重要です。

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また
自分しかわからない仕事が
多くなれば休めなくなります。

休みの日にも、
スタッフから電話がかかり、
精神的にも現場から離れられません。

周りが育っていないために、
最終的に次の展開はなくなり、
未来に希望を持てなくなります。

画像はイメージ(写真ACより)

抱え込みを解消する鍵は「任せる」ではなく「仕事の分解」

仕事を抱え込む店長に対して、
よくある指導が
「もっと周りに任せなさい」
という言葉です。

この指導、
ほとんど効果がありません。

なぜなら、
何をどう任せればいいか?
がわからないからです。

まずは、
今抱えこんでいる仕事を

  • 自分しかできない仕事
  • やらなくて良い仕事
  • 他のスタッフに任せられる仕事

に分解することからです。

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この仕事を分解する際に
付箋を使って店長と一緒に
考えるのお勧めです。

仕事の分解には付箋を活用すると便利です

そうすることで、
自分がやらなくても良い仕事
が明確になります。

仕事を少しずつ、
スタッフに振ることで
自分の時間が空きます。

また周りのスタッフも
できる仕事が増えていき
育ち始めます。

となれば、
自分がいなくても店が回る
ようになります。

自分の時間が空けば、
何よりも店長はうれしがります。
その『うれしさ』を経験させて
あげてください。

ちなみに、
実は私も全て自分でやらなければ
済まないタイプの店長でした。

だからこそ、
仕事を任せる際のコツを知り、
自分の時間が確保できた時の
うれしさは忘れられません。

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店長の仕事の抱え込みは「仕組み不足のサイン」

仕事を1人で抱え込む店長は、
問題のある存在ではありません。
優秀な店長とも言えます。

しかし問題なのは、
その状態をずっと続けると、
いつか無理が生じ倒れます。

また、
その店長がいなければ回らない
という属人化が進みます。

となれば、
その店長が辞めてしまえば、
店は全く機能しなくなります。

もしあなたのお店の店長が
全て仕事を抱え込んでしまう
タイプなら、

仕組み役割を見直す必要
があるということです。

店長を変えようとする前に、
仕事の構造を見直しましょう。

お店の成長は、
ある一定の人間によるものではなく
仕組み化』です。

もっと言えば、
仕組み化なしではあり得ません。

その点を踏まえて、
店長が仕事を抱え込まなくない
お店づくりをしましょう。

もし、
仕事を抱え込みすぎている店長
がいるなら弊社の30分無料相談
をご活用ください。

まず何に取り組むべきか
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この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

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