客観的に自身のお店のQCSの状態を把握するには
- 売上が伸びない
- リピートが減っている
- スタッフの動きが悪い
このような悩みを抱えると、
たいていカフェを始め飲食店は
メニューや価格に問題があるのでは?
と考えます。
はっきり言います。
たいていはお店のQCSの状態
が原因です。
しかしながら、
この自分のお店のQCSを客観的
に観れていないのです。
今回の記事は、
客観的に自店舗のQCSの状態
を把握する重要性について
お伝えします。
目次
自店舗のQCSの状態を客観的に把握することの重要性
なぜQCSを客観的に見れること
が大切なのでしょうか。
客観的に見れてないからです 笑
お店の売上の状態が
少しでも良ければ誰もが、
「うちのお店はきれいだ」
「料理の提供スピードが早い」
「接客はきちんとできている」
「お客様の満足度は高いはずだ」
と思い込んでしまうのです。
しかし、
その思い込みこそが落とし穴
になるのです。
その証拠に、
お客様アンケートを取った結果
「え???」
って思った経験ありませんか?
毎日同じ空間にいるスタッフは、
そのお店の景色が『普通』になり
悪さに気づかなくなります。
など最初は「?」と感じたことが
『普通』に見えてしまうように
なります。
つまり
この『普通』でない状態に
慣れてしまうのです。
慣れてしまえば、
疑うことなくQCSレベルは低下
していきます。
また店長や経営者が
お店のQCSレベルの基準を示す
ことも重要です。
示すことで、
お店のベクトル=方向性が
決まります。
なにか問題があった時に、
その基準がなければ対応が
違った方向に行きます。
最悪のケースとして、
あなたが知らないルールが
出来ている可能性もあります。
だからこそ、
常に自店舗のQCSの状態を
客観的に把握することが重要
になるのです。
このことを怠れば、
どれだけ広告費をかけても
売上アップには繋がらないのです。

が大切なのです
画像はイメージ(Geminiで生成)
自分のお店のQCSを客観的に把握する方法
では実際にあなたのカフェの
QCSの状態を客観的に把握
する方法を4つお伝えします。
QCSの基準をチェックリストで明確化
QCSの各項目に対して、
細分化かつ点数化できる
チェックリストを作成します。
例えば、
「トイレの汚れ」という
項目に対して、
- 床がドライである
- 備品が備えられている
- 鏡は水ハネなくきれいである
- ゴミ箱からゴミがあふれていない など
細かい項目を作成します。
その細かい項目をクリアできて
いるかを5段階で評価します。
主観で観るのではなく、
数値で見えるようにすることで、
何を改善すればよいかが分かります。
競合店や繁盛店を見に行く
競合店や繁盛店に見に行くことは、
自分の店を客観的に見ることが
できる最良の方法です。
他店を利用することで、
自店舗ではできていないことに
意外と気づくものなのです。
また
なぜあの店は繁盛店なのか?
と質問を投げかけることで、
新たな気づきも得られます。
同業種だけでなく、
ホテルや接客が良い他業種も
参考になりますよ。
動画・写真で現場を“見直す”
お店の状態を知る
最も簡単な方法は営業風景を
動画で撮ることです。
撮った動画を見ると、
意外な気づきが得られます。
- スタッフの動線や声のトーン
- 意外な清掃の抜け漏れ
- 提供のタイミング
日々の営業の中では気づかない
ある意味『クセ』が分かります。
映像は感情ではなく事実を映すため、
客観視の教材として非常に有効です。
第三者の意見を取り入れる
- 常連のお客様に聞く
- お客様アンケートを取る
など外部の人に率直な感想
を聞きましょう。
内部では気づかない問題を
指摘してもらうことができます。
初めて利用された方の意見は
とても貴重です。
関連して言えば、
初日の新人スタッフの意見は
とても貴重です。
また私のような
プロのコンサルタントに依頼する
のも1つの方法です。

大幅な改善を25年11月実施中です
QCSを向上させお客様との信頼関係の構築する
QCSレベルが高いということは、
お客様が
「この店は安心できる」
「知り合いを連れて来れる」
「気持ちよく利用できる」
という安心感に繋がります。
安心感があれば、
人は安心してあなたのお店を
利用しお金を使います。
例え多少価格が高くても、
清潔で、接客が良く、
おいしければ利用します。
価格とは価値だからです。
何度もお伝えしているように、
QCSレベルを向上する
→ 顧客満足度アップ
→ リピートする
→ 常連客が増える
→ 売上アップ です。
もっと言えば、
QCSが安定するとスタッフの
定着率もアップします。
整った環境は働きやすく、
教育のしやすさにもつながる
からです。
「うちのお店のQCSのは高い」
という主観的な思い込みは捨て、
常に客観的にお店を見れるよう
に仕組みを作りましょう。
弊社の
QCS状態インスペクション
でよければご活用ください。
この記事を書いている人

- カフェコンサルタント
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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