カフェの売上アップを左右する!子ども客をファンにするメリットと年齢別対応のポイント
店内に子どもの笑い声が響く風景。
私はそんなカフェの雰囲気が好きです。
しかし、
いざ経営の現場となると、
「他のお客様への配慮はどうしよう?」
「何か事故があったら……」
と不安を感じている経営者も
少なくありません。
ほんの少しの工夫で、
お母さんたちが心からリラックス
できたらどうでしょうか?
お子さまが
「またあのお店に行きたい!」
と言ってくれたら?
子ども客が増えることは、
実は大人のリピーターを増やす
最短ルートでもあります。
今回の記事では、
100円ショップのアイテム1つで
始められる対策から、
一生のファンを作る囲い込み戦略まで
2つの重要な視点をお伝えします。
目次
なぜ「子ども客」が重要なのか?3つの大きなメリット
カフェ経営において、
子ども連れのお客様を歓迎する
ことがなぜ大切なのでしょうか?
単に「親切な店」という
イメージ作りにとどまりません。
実は店舗の売上を安定的かつ
長期的に伸ばしていくための
極めて合理的な戦略なのです。
なぜ子ども客が
それほどまでに重要なのか、
その大きな3つのメリットを解説します。
親・祖父母の集客に直結する「1+n」の集客構造
子ども客の最大の特徴は、
「子どもが1人で来店することはない」
という点にあります。
子どもが1人来店すれば、
そこには必ず親または祖父母の
大人がセットで付いてきます。
子どもが
「あのカフェのお姉さんに逢いたい」
「あのカフェの塗り絵が楽しかった!」
「あのお店のオムライスが食べたい」
と口にすれば、
大人たちはそのリピート要請に
応えざるを得ません。
つまり子どもの心を掴むことは、
決定権を持つ大人たちの来店動機
を強力にコントロールするのです。
未来の常連客を育てる「LTV(顧客生涯価値)」の最大化
幼少期に
家族と楽しく過ごした記憶や
お気に入りだったお店の味は、
大人になっても記憶に深く残ります。
小さい頃に
「居心地が良い」と感じたお店は、
成長してからも自分の意思で利用
し続ける確率が非常に高いのです。
今の子ども客を大切にすることは、
今から10年後、20年後の常連客を
育てていることと同義なのです。
ママ友コミュニティでの「強力な口コミ効果」
乳幼児を連れたお母様方は、
常に「安心して過ごせる場所」
を探しています。
その情報交換は非常に活発で、
「あのお店は赤ちゃん用のスペースがある」
「子どもが飽きない工夫をしてくれる」
といった評価はママ友同士の
ネットワークやSNSを通じて
瞬く間に広がります。
子連れに優しい環境を整えるだけで、
広告費をかけずにターゲット客層を
呼び込めるツールとなります。

子ども客を飽きさせない・安全に過ごしてもらうための対応術
こどもと言っても、
赤ちゃんから小学生まで様々な年齢の
こども客が来店する可能性があります。
年齢別に対応ポイントを考えましょう。
赤ちゃん(0歳~)
食事よりも
いかに赤ちゃん連れのママさんが
ゆっくり過ごせるかを考えます。
それを鑑みると、
- 赤ちゃんを寝かせて置けるスペース
(ベビーベッド、ソファ席、ベンチ席) - ブランケットの準備
- おむつ替えのスペース
- 離乳食のためのお湯の対応
の環境を整えることが必要です。
また赤ちゃん連れのお母さんは、
荷物を多く抱えて来店されます。
来店時は荷物をお持ちしてあげましょう。
2歳~4歳児(イヤイヤ期・好奇心旺盛期)
歩き始め、
いろいろなものに興味を持つ
年齢でもあります。
とにかく自分でやりたがるので、
こぼす!(笑) なので、
- おしぼりを多めに渡す
- お子様専用イスの準備
- 小さい子専用のカトラリーの準備
をしておきましょう。
また、
絵本やおもちゃを準備する
ことも大切です。
100円ショップで売っている
絵本やおもちゃパズルなんかも
喜びますよ。

5歳~小学校(活発な時期)
とにかく出歩きます(笑)
一番怖いのはちょっとした隙に、
何らかの事故を起こしてしまう事。
親が目を離さないように
声をかけると共に、
お店側も気を配りましょう。
絵本、おもちゃも大切ですが、
この世代は塗り絵が有効です。
可能ならお店に掲示すれば喜びますよ。
本格的な囲い込み!リピートを促す「仕掛け」の作り方
子ども客を集客し、
満足してもらいリピートに繋げる
ためには仕掛けが必要です。
ここでは、
私の経験も含めてすぐに導入できる
囲い込み戦略をお伝えします。
キッズクラブの設立
私が最初に店長になったお店は
土日になるとファミリー客が
平日の5倍になるお店でした。
そこでGWにキッズ向けに
イベントを開催しキッズクラブ
の会員を募集しました。
過去最高のGW中の売上と
キッズ会員3日で300名という
結果を作ることができました。
キッズクラブの会員さんに、
なにかイベントを仕掛ける度に
DMを送ったのは言うまでも
ありません。
キッズメニューの充実
お子さま専用メニューがあることは
お母さんがお店選びをする上で必須
事項です。
大人のメニューを
ただ小さくしただけではなく、
- 子どもが食べやすいサイズ
- 見た目のかわいさ
- アレルギーへの配慮
がなされたキッズ専用メニューを
準備しましょう。
キッズ専用メニューも、
「あれが食べたいからあの店に行きたい」
になりますよ。

少しの投資が「一生の常連客」を作る
子ども客の囲い込みが
一番上手な企業はマクドナルド
だと私は思っています。
子どもが一度利用すれば、
「またマクドナルドに行きたい!」
という仕掛けがあるからです。
カフェ経営において、
子ども客を歓迎することは決して
「ボランティア」ではありません。
お店の未来を支える
ファンを育てるための、
最も投資対効果の高い戦略なのです。
「子連れのお客様は大変そう」
という先入観を一度捨てください。
今回ご紹介したように、
100円ショップで揃う塗り絵や絵本
あるいは、
年齢に合わせた少しの目配りといった
「小さな投資」と「小さな配慮」
があるだけで良いのです。
その小さな一歩が、
お母さんたちの心のゆとりを生み、
お子連れで賑わうお店になるのです。
子ども時代に刻まれた
「あのカフェは楽しかった」
という記憶は確実に残ります。
そうなれば彼らが大人になれば、
今度は自分の子どもを連れて戻って
くるという最高の循環を生み出します。
まずは今日、
お店に塗り絵を1つ用意すること
から始めてみませんか?
その一歩こそが、
10年後、20年後も地域に愛され続ける
繁盛店への近道になるはずです。
この記事を書いている人

- カフェコンサルタント
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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