カフェのメニューブックはこう作れ!!
どこのカフェでも
メニューブックがあると思います。
このメニューブック。
作り方次第でメニューの売れ筋が決まり、
単価も変わってきます。
単価が変わる=売上に影響がある
ということです。
しかしながら、
他の飲食店業種に比べて、
メニューブックに無頓着なカフェが多いです。
今回の記事では、
メニューブックの作り方のポイント
を解説します。
目次
メニューブックが大切な理由
カフェにとってメニューブックとは、
ただ提供している料理の種類と金額が
わかれば良いものではありません。
メニューブックで大切なことは、
- あなたのお店でお勧めのメニュー
- メニューや素材のこだわり
この2つがお客様に伝わることです。
別に伝わらなくても、
お客様は不自由しないかもしれません。
しかし、この2つがあることで、
- お客様の選ぶ際の参考になる
- オーダーを選ぶ時間の短縮を図れる
- SNSなどで料理の宣伝をしてくれる
- 次回の来店促進につながる
ことが可能になります。
お客様は選ぶことが面倒?
ここで知ってほしいのは、
人間は考えるのが面倒である
傾向が強いということです。
これは人間の脳の性質からも
伺うことが出来ます。
その証拠に、
「おすすめはなに?」
「彼と同じので」
という言葉を注文時に受けたことありませんか?
この言葉たちは、
人間の脳の性質である考えるのが面倒である
を表した典型的な例です。
だからこそ、
お客様がメニューを選ぶ際の
指針があると良いのです。
その指針がお勧めメニューであり、
お勧めメニューがあるとお客様は
選びやすいのです。
今の時代メニューブックは不要?
メニューブックがなくても、
今の時代QRコードで読み取り、
お客様のスマホにあなたのカフェメニュー
を表示させることができます。
更に、
その表示されたメニューから
スマホで注文することもできます。
※LINEのLモバイルオーダーなどあります。
便利な世の中です。
しかし
スマホで表示されたメニューブックも
同じです。
ただ料理の種類と金額が書いてあるだけ
では先に述べたようにもったいないのです。
メニューブック作成のポイント
前述の意味を踏まえて、
以下のポイントを抑えてください。
必ず持っていく
時々メニューブックを置いていない
持ってこずにオーダーを取る
カフェや喫茶店があります。
この動きは、
うちのお店のメニューは知っていることが前提
というある意味奢り的な行為です。
必ずメニューブックは各テーブルに置くか、
都度持っていきましょう。
またメニューブックを常に置くことで、
料理を待っている間にお客様が見て、
追加オーダーや次回の利用につながる
可能性がありますよ。
また今の時代なら、
SNSで口コミを書く際の参考にする
お客様もいることでしょう。
お勧めメニューが一目瞭然
初めて利用されるお客様は、
あなたのお店で何を食べたらよいか
迷います。
そのときに、
お店としてのお勧めメニューが
一目瞭然であると親切だと思いませんか?
そのためにも、
メニューブックで一番目立つ位置の
トップページに私なら据えます。
その際には、
ホールのスタッフのサジェストも大切
になります。
参照記事
お店のこだわりを伝える
- 原材料に対するこだわり
- 調理に対するこだわり
- 仕入れに対するこだわり
があったときに、
お客様にそれが伝わらなければ
非常にもったいないですよ!
もっと言えば、
そのこだわり=あなたのお店の料理の価値
でもあります。
価値があれば、
当然価格も高くすることができます。
メニューにこだわり書きましょう。
参照記事
時間帯によって変える
時間帯によって、
置くメニューブックを変えているお店
私が知る限りかなり少なく感じます。
メニューをお客様が見た際に、
「メニューを見て悩まない状態にする」
ことは鉄則です。
そのときに、
他の時間帯のメニューがあると、
当然悩みます。
できることなら、
時間帯ごとに置くメニューブックは
変えましょう。
メニュー写真はとても重要
できることなら、
料理の写真はプロの方に撮影してもらう
ことをお勧めします。
予算的に厳しいなら、
今のiphoneのカメラは非常に優秀なので、
自分で撮影するのも良いでしょう。
このときのポイントとして、
一発撮りではなく1つの料理をいくつも
撮影することです。
いくつも撮影した中から、
一番ベストな素材を選んでください。
またフーディーなどのアプリを使って
撮影するとわかってしまうので、
きれいには撮れますがお勧めしません。
料理を白い布を敷いた上に乗せ、
撮影するだけでも雰囲気は変わりますよ。
また、撮った写真の画像加工は、
個人的におすすめしません。
しかし、画像に文字を入れたないなら、
canvaなどのソフトを使うといいですよ。
修正部分がわからないようにする
一番よく見かけるパターンは、
金額を修正するために上からシールを貼って
修正したメニューブック。
いかにも値上げしました
という雰囲気が伝わってきます。
確かにメニューブックを作り直せば、
経費がかかります。
私からすれば、
メニューは最低でも季節ごと(年4回)
は変えてほしいと思っています。
(お客様は飽きるため)
見栄えのためにも、
その都度メニューブックは作り直す
ことをお勧めします。
メニューブックはお客様目線で作成しよう
メニューブックにおいて、
最後に一番伝えたい事です。
ちゃんと持っていってますか?
見やすくできていますか?
見栄えがよいですか?
お店本位のメニューブックになっていませんか?
メニューブックがある目的は何ですか?
そのメニューブック、
お客様のためのメニューブックになって
いますか?
解説してきた通り、
メニューブック次第では客単価アップ
は容易に想像できます。
そのためにも、
お店本位ではなくお客様が見やすい
メニューブックを作りましょう。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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