飲食店の社員やスタッフの仕事の成長スピードを早める方法
「社員の仕事の成長スピードを早めたい」
「スタッフの育成スピードをアップしたい」
と考え店長教育、社員教育、スタッフ教育
に取り組んでいるお店あることでしょう。
しかし現実では、
自分が想像している以上に
育成時間がかかっていると感じている
経営者も多いのではないでしょうか?
成長スピードが早ければ、
当然人件費はかからずに済み、
店舗の利益が残りますす。
今回の記事では、
店長、社員、スタッフを育成する上で、
仕事の成長スピードを早める方法をお伝えします。
目次
仕事の成長スピードは人それぞれ
社員、スタッフの仕事の成長スピード
は実に様々です。
同じ仕事を教えたとしても、
全然覚えられないスタッフも入れば、
1回教えただけで出来るようになる
スタッフもいます。
しかし教育していると、
「なんであいつは覚えられないんだ!」
とイライラしてしまうこともあるでしょう。
仕事ができるようになるスピードは、
人それぞれです。
そのため社員やスタッフの育成は、
ある意味オーダーメイドで考える必要
があります。
とは言え、簡単な作業は
できるようになるまでの基準時間を
設ける必要があります。
※基本的な簡単な作業ですね。
そのためには、
ある程度のマニュアルや手順書が
必要になってきます。
仕事の成長スピードを早める目的
社員やスタッフが仕事が成長スピードを
早める目的は何でしょうか?
この目的、
教える側であるあなたと
教えられる側である社員やスタッフ
とは違うんです。
教える側としては、
早く仕事を覚えてくれることで、
などがあるでしょう。
一方で社員スタッフ側としては、
- キャリアのスタップアップになる
- 重要な仕事を任せられるようになる
- 仕事ができるようになったと自負が生まれる
などがあります。
社員スタッフによって目的は様々です。
その目的を明確にしてあげるために、
初期教育や日々のミーティングを大切に
してあげましょう。
仕事の成長スピードを早める具体的な方法
仕事の成長スピードが早まるには、
目的を理解することが重要であると
お伝えしました。
では目的を理解した上で、
仕事の成長スピードを早めるために、
具体的に何ができるのかをお伝えします。
初期教育を大切にする
教育で最も大切なタイミングは、
初期教育だと言い切れません。
初期教育
=最初のシフト
=オリエンテーション
です。
ここでしっかりあなたのお店や会社の
経営に対する想い=経営理念を伝えること
が最重要です。
また前述した仕事の目的も明確にする
ことも大切ですね。
参考記事
マニュアルを整備する
具体的なテクニックとして、
育成スピードを早める上で大切なことは
マニュアル及び手順書を整備することです。
今の時代は、
簡単に動画を使ってマニュアルや手順書
を作成できます。
またマニュアルに特化したアプリも
あります。
これらを活用して、
仕事の一定基準を示すことで、
どんな人財が入ってきても仕事の基準を
維持することができます。
参照記事
育成の担当者を決める
社員やスタッフが安心して学べるには、
教育担当者が明確だと良いです。
教育担当者がいることで、
何か迷いや悩みがあれば相談できますし、
何よりも安心感が得られます。
また教育中の社員やスタッフが
どの程度まで育っているのかも
その教育担当者に聞けばすぐにわかります。
シフトをなるべく一緒に入る人を
教育担当者として任命するように
しましょう。
参照記事
忙しい時間帯に入ってもらう
一番社員やスタッフが成長するのは、
忙しい時間帯のシフトに入ってもらう
ことです。
忙しい時間帯のシフトに入ることで
- 同じ料理やドリンクを何回も作ることができる
- 厨房機器などの操作に慣れられる
- 接客に慣れることできる
など
様々な経験を得ることができます。
この経験が財産となり、
社員やスタッフが成長していくのです。
1日1日のスタッフの目標を明確にする
スタッフの目標は明確ですか?
目標を明確にする上で私は、
ことをしています。
その日の目標が明確であると、
スタッフの成長スピードはもちろん
早まっていきます。
また毎日少しでも会話することで、
社員やスタッフは
「自分はお店にとって必要な人財」
だと感じてくれることでしょう。
1日1日を大切にしましょう。
と同時にその目標が達成できたかどうか
振り返る日誌も重要なツールになります。
スタッフのモチベーションを大切にする
以前も書きましたが、
人のモチベーションを上げることは
基本不可能だと思って下さい。
もちろん、
スタッフのモチベーションを上げるために、
セミナーや研修に参加してもらうことは
否定しません。
しかし、
他人であるあなたができる唯一のことは、
相手のモチベーションを下げるような言動を
しないことです。
私の経験上一番NGな行動は、
社員やスタッフがやった行動を
認められていないと感じてしまう行為です。
気をつけましょう。
参照記事
自身の成長が最も重要な鍵
社員やスタッフの成長を考えた時、
最も重要な鍵は、
あなたの人としての成長だと
思っています。
あなたの人としての器以上に、
人財は集まりません。
要は経営者(店長)であるあなたの背中を見て、
社員やスタッフは育つからです。
これは私のコンサルティングにおいても
同じことが言えます。
コンサルティング=教えるでもありますから、
自分が成長していかなければ、
簡単にコンサル先に追い越されます。
自身の仕事レベルでの成長、
そして人としての成長を忘れないでください。
自戒の意を込めて。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
最新の記事
- カフェ管理項目2024年11月20日スタッフの適正人数はどうやって出すのかその考え方
- 人材の採用、育成及び教育2024年11月13日部下の社員やスタッフに改善を求める際に活用できるコンストラクトフィードバックとは?
- 人材の採用、育成及び教育2024年11月6日フィードフォワードを使って部下を育成しやる気を引き出す
- 人材の採用、育成及び教育2024年10月30日仕事の苦手分野を克服する理由とその具体的な方法
カフェ経営者に贈る日々の売上アップ法を配信
メルマガでは配信中です。
今ご登録いただくと
小冊子『カフェを始めとする小規模の飲食店がこれから生き残るための指南書』ほか、すぐにお店で使えるツールがダウンロードできます。
今すぐメルマガに登録して手に入れてください!