返事と返事の基準を作ることの重要性

「スタッフがきんと返事ができない」
「『は~い』って返事ってどうなんですかね」

現場で指導をしていると、
このような悩みを社員やリーダースタッフ
から受けることがあります。

この悩み簡単に解消できます。
このような類の悩みにはあるものが
存在しないからそうなってしまうのです。

今回の記事では、
お店の「基準」があることの重要性
をお伝えします。

返事の基準があることが重要

どんなことでもお店の基準があること
が重要です。

冒頭で触れた「返事」は最たる例です。

「やる気のない返事が返ってくる」
「なんか間延びした返事をしてくる」

のような悩みが発生するのは、
「うちのカフェの返事はこれが返事!」
という基準が存在しないから起こります。

このブログでも何回も触れていますが

「きちんと」
「やる気がない」
「はきはきとした」

と言ったような形容詞で表現されることは、
人の主観によって変わってきます。

ですから、
うちのカフェの返事はこれ!
という基準を作りましょう。

返事の基準を作ったら、
それをストアルールで明記し、
初日のオリエンテーション
伝えることが大切です。

もちろん、
店長、社員、リダースタッフ
率先して返事をすることも大切です。

浸透するまで時間がかかるかも
しれませんが浸透すれば気持ちのよい
返事が飛び交うようになります。

あくまでも参考例ですが、
私が一番最初に働いたファーストフードは、
返事が「ハイ、サンキュー」でした。

慣れるまで本当に大変でした(笑)

しかし慣れてしまえば、
この基準があるのでとても気持ちの良い
返事が飛び交うお店になります。

それほど返事って大切なのです。

小さい子供でも気持ちの良い返事ができますよ
画像はイメージ(写真ACより)

返事は至る場面で重要

飲食店を利用していてとても残念なのが、
ホールのスタッフが
「〇〇オーダー入ります」

という呼びかけに対して、
厨房のスタッフの返事がないことです。
実に多くの飲食店で見かけます。

厨房のスタッフは不機嫌な表情で、
ちらっとだけホールスタッフを見ます。
悲しくなります。

このようなことを防ぐためにも、
オーダー復唱の返事は必ず実施
したいものです。

例えば、
「Aランチ1つ入ります」
に対して

「Aランチ1つありがとうございます」
などの返事があれば、
お客様にも印象良く聞こえます。

このようなことを含めて
コミュニケーションです。

スタッフが辞めてしまう理由として、
コミュニケーション(人間関係)があります。

考えてみてください。
オーダーを通したのに厨房スタッフが
不機嫌そうにしていたらどう思いますか?

しっかり返事ができるお店を作りましょう。

そのためには、
「うちのカフェの返事はこういう返事」
という返事の基準を作ることです。

たかが返事
されど返事
返事大切にしましょう。

もしあなたのカフェに返事の基準がないなら、
社員やリーダースタッフを交えたミーティング
で決めてみてはいかが?

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

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