2023年11月29日リライト

お店には
忙しいときと暇なときがあります。
いわゆる繁忙期と閑散期です。

繁忙期はいつもより客数が増えるために、
お店にもスタッフにもとても大切な時です。

カフェの業種が一番忙しくなる12月。
その他にもバレンタイン、GWなどあります。
スタッフが一番育つ機会である繁忙期。

お店のQCSレベルアップのためにも、
スタッフのレベルアップのためにも、
この繁忙期にやっておきたいこと
をお伝えします。

繁忙期は早めのシフト作成が鍵

繁忙期の一番の店長の悩みは、
必要スタッフ数が足りないこと
ではないでしょうか。

よく店長から聞く言葉です。
実は私はクリスマスのシフトで
あまり悩んだことがありません。

その理由は、かなり前から
スタッフとクリスマスが売れるから
入ろうと口説き続けているからです。

かなり前とはどれくらいからでしょう？

それは
採用したときから
です！

忙しい＝大変
と考えるスタッフがほとんどです。

しかし私は、
忙しい＝あっという間に時間が過ぎる
＝「楽しい」ということを強調します。

つまり、
クリスマスにシフトを入ることの
楽しさと意味を伝えていました。

これはクリスマスだけではありません。
繁忙期と言われる正月やお盆も同じです。
忙しいことの楽しさを伝え続けていました。

だからこそ、
早め早めに繁忙期のシフトは作成する
ことをしてください。

繁忙期こそスタッフが育つ

繁忙期はいつもよりかなり売れます。

となれば、
いつもよりもより多くの仕事を兼任する
必要があります。

スタッフが今までできなかったことが、
できるようになるチャンスでもあります。

思い切ったスタッフのポジショニングで
スタッフを育てることを意識してください。

もちろん一番売れる日は、
ベストのポジショニングで
オペレーションに望みます。

しかしそれ以外のは、
スタッフを育成するトレーニングの場
だと思ってポジショニングしましょう。

仮にスタッフが対応できなかったら、
すぐにリーダースタッフをつけることや
店長であるあなたがフォローに入ります。

繁忙期だからこそ経験できないこと
ってあります。
どんどん経験値を積ませてください。

売上という結果を出したら何からのご褒美を

人は承認欲求の塊と言われています。

つまり、
忙しいときにがんばったことを
ほめてほしい認めてほしいものです。

その最たる例が報酬です。

大入り手当が出せれば良いのですが、
出せないお店もあることでしょう。

100円単位でもいいと思うのです。
その気持ちがうれしいのです！
もし出せるなら出しましょう。

もしできないのなら、
頑張ったスタッフが認めらている
と感じられるようにしてください。

ちょっとした言葉をかけてあげましょう。
「〇〇さんががんばってくれたおかげで、
１２月の売上が目標達成したよ」

「〇〇さんががんばってくれたから、
去年の10％増しでケーキが売れたよ」

ちょっとした言葉でいいのです。
ぜひ声をかけてほめてあげてください。
認めてあげてください。

そしてできることなら、
慰労会を１月のお店が落ち着いた時期に
開催してあげるもの良いでしょう。

繁忙期は
人が育ちお店のレベルがアップする
チャンスです。

裏を返せば、
繁忙期のお店の状態が悪いとこの時期を
きっかけにスタッフの離職が続きます。

繁忙期へ向けた体制整っていますか？

この記事を書いている人

稲垣 高史カフェコンサルタント

コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

最新の記事

この著者の記事一覧

• 接客及びオペレーション2024年11月27日料理の提供時間を早くするためにカフェでできる3つの工夫
• カフェ管理項目2024年11月20日スタッフの適正人数はどうやって出すのかその考え方
• 人材の採用、育成及び教育2024年11月13日部下の社員やスタッフに改善を求める際に活用できるコンストラクトフィードバックとは？
• 人材の採用、育成及び教育2024年11月6日フィードフォワードを使って部下を育成しやる気を引き出す

カフェ経営者に贈る日々の売上アップ法を配信

ブログでは書けない？様な話題を
メルマガでは配信中です。

今ご登録いただくと
小冊子『カフェを始めとする小規模の飲食店がこれから生き残るための指南書』ほか、すぐにお店で使えるツールがダウンロードできます。

今すぐメルマガに登録して手に入れてください！

メルマガの登録はこちらから