目標を達成するためのカフェの年間目標の設定の仕方
2024年1月2日更新
目標設定の重要性は、
誰もが重要と考えており、
多くのセミナーや本が存在します。
重要だとわかっていても、
「どうせ目標立てたって意味ない」
と考えている人が実に多いのが現状
ではないでしょうか。
私は立てた目標は95%以上の確率で
達成します。
それは達成できる仕組みを持っている
からです。
今回の記事では
年間目標など達成するための目標設定の仕方
をお伝えします。
目次
なぜ立てた目標を達成できないのか?
なぜ人は目標を立てないのでしょうか?
なぜ立てた目標を達成できないのでしょうか?
理由は人によって様々だと思いますが、
一番は目標の設定の仕方が下手だ
ということです。
もっと言えば、
目標を考え設定する→日々の落とし込み
の仕組み化ができていないんです。
これは私がコンサルティングをしていて
痛感していることの1つです。
私が目標の立て方を伝えると、
ほとんどの人が目標を達成します。
人は目標を設定しそれを達成すれば、
目標を立てることが楽しくなるのです。
達成するための目標を立てる条件
さてどのような目標を立てれば
目標を達成できるのでしょうか?
そのために私は次の3つが重要だ
と考えています。
誰が見ても達成したかどうか判断できる目標を立てる
目標を立てる際にやってしまいがちな
こととしてボヤッとした目標を立てる
ことがあります。
ボヤッとした目標とは形容詞で表され、
具体的な数値を以て設定していないと
いうことです。
例えば「地域で一番店になる」
という目標を立てたとしましょう。
一見良さそうな目標に見えますが、
どうなったら地域一番店なのか?
が明確に示されていません。
だから達成しにくい目標なのです。
この他にも
- お店の雰囲気を良くする
- ホームページを充実させる
- スタッフが言いやすい環境を作る
- スタッフの満足度を上げる
など形容詞を使って抽象的な言葉で
目標を立てている人は今すぐに
具体的な数値で示すようにしましょう。
小さな目標を設定する
目標を立てたら、
逆算して今何をするのか
を考えます。
年間売上目標なら
月間売上、週間売上、日の売上
へと落とし込みます。
これは車のナビと同じです。
目的地に19時に到着するためには、
・何時に出て
・何(交通手段)を使って
って考えますよね?
目標も同じで逆算して考えること
が大切なのです。
そのためには月間目標を設定する
ことが重要になりますよ。
達成したかは行動目標で評価
ここ非常に重要なポイントです。
目標を達成しない人は目標の立て方が悪い
と最初に伝えました。
では良い目標の立て方とは、
自分の行動によって達成することを設定し、
他の影響が関わることはその延長と考えるです。
どういうことでしょうか。
例えば売上目標。
今年は年商で1000万達成と目標設定
したとしましょう。
1000万達成するかどうかは、
外的要因も絡んでくるわけです。
だからどんな一生懸命やったとしても、
達成しない可能性はあるわけです。
しかし!
年商1000万達成するために、
行動レベルでの目標は絶対達成
できるのです。
行動レベルでの目標とは、
- チラシを〇〇枚配布した
- 周辺の事業所まわりを100軒訪問した
- SNSを月○回更新した
- 新メニューを年12個作った
- リピートするための仕組みとして〇〇を始めた
これ全部外的要因が関わらない目標です。
自分が動けば絶対達成できることです。
ここで勘違いしないでください。
売上目標を設定することが良くない
と言っているわけではありません。
達成したかの評価は、
売上目標ではなく、
そのためにどんな行動したか
が大切だということです。
参照記事
具体的な目標設定の仕方
達成するための目標を作る際に、
具体的にどのようにして作れば
よいのかをお伝えします。
目標設定はスタッフと作り共有する
あなたが立てた目標を
お店のスタッフ全員で共有する
ことが一番大切です。
共有するとは、
「今年の目標は何?」
と聞かれたらスタッフ全員が
すぐに答えられる状態にすることです。
そのためには立てた目標を
スタッフ全員が見える場所に掲示
してください。
また、
朝礼で毎朝唱和する
こともお勧めです。
そうすることで目標に向かって
お店のスタッフ全員で一丸となる
ことができます。
年間目標を月間へ落とし込む
1年の目標設定が出来たら、
その目標を達成するために
1月は?2月は?3月は?
何をするのか?各月で落とし込みます。
『年商1億達成』だったら、
単純に12で割って月商を出しませんよね?
当然
売れる月とあまり売れない月では、
売上目標は変わってきます。
売れるイベントによって、
(お店によっては感謝祭や地域の祭り)
などを加味して落とし込みましょう。
参照記事
具体的な行動レベルで落とし込む
月の目標が決まったら、
次に具体的な行動に落とし込みます。
「月商1000万達成」としましょうか。
それを達成するために、
スタッフみんなでアイディア
を出し合います。
出し合ったアイディアについて、
- 店長は何をするのか?
- 社員Aさんに何ができる様になるのか?
- リーダースタッフAさんは何をするのか?
- スタッフBさんは何をするのか?
- スタッフCさんに何を教えるのか?
- オーナーに何を依頼するのか?
スタッフの行動については、
毎日のシフト表に落とし込む
と良いですよ。
振り返る仕組みを作る
実はここまでは結構なカフェで
出来ています。
しかし一番大切な『振り返り』
が案外できていないのが現状です。
実際に目標が達成したかどうかを
振り返ったら、
その結果明日、来月への改善策
を考え実行しましょう。
振り返りのツールとして、
私が一番オススメするのが
日誌です。
目標達成後のハーンアウトに気をつけて
綿密な目標設定をして、
無事目標達成したとしましょう。
ところが、
ここで落とし穴が待っているんです!
それが「バーンアウト」なんです。
バーンアウトについては、
別記事で詳しく触れていますので、
そちらをご覧ください。
今年の目標は何ですか?
ここまで考えて
初めて目標は達成できます!
あなたのカフェの今年の目標は何ですか?
そのために、今月、今週、今日何をしますか?
いつ振り返りますか?
明日への来月への改善策は何ですか?
是非その目標は設定することが目的に
なりがちです。
与えられた目標ではなく、
自分が達成したい目標を立て、
達成するためにはと考え行動してください。
設定した目標は是非達成してくださいね。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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