カフェを経営していれば、
毎日様々な問題点やトラブルが
発生することはある意味常です。

しかしながら、
気付く方がまだましで実際には、
問題点やトラブルに気づかない
こともあります。

その証拠に、
私は現場時代自分のお店に満足
している日は年間で3日あったか
どうかです。

この記事では、
問題点やトラブルにどうやって気づき、
どのように対応していくかを解説します。

毎日様々な問題やトラブルが発生

お店を営業していれば、
毎日のように様々な問題やトラブル
が発生します。

正直頭を抱えない日の方が
少ないかもしれません

例えば、

• スタッフがやる気がない
• 社員が育たない
• レジ現金が合わない
• 資金繰りが必要だ
• 自分のモチベーションが上がらない
• クレームが入った
• 本部から無理なお願いをされた
• 機械が壊れた

などなど起こります。
中でも、

• 売上のこと
• 人のこと
• 資金のこと

この3つについては常に問題が
起こる可能性があります。

まずは売上の問題から解消

様々な意見はあるとは思いますが、
まず優先して解決すべき問題として、
私は売上の問題から解消すること
をお勧めします。

あなたのお店の損益分岐点の売上に
達しているかどうかで雲泥の差になる
のです。

だからこそ、
1日でも早く損益分岐点の売上をクリア
してください。

そうすれば、
心に余裕ができ様々な問題やトラブル
と向き合うことができます。

ちなみに、
一番やってはいけないことは、
問題やトラブルから目を背けること
ですよ。

問題の根本を考える

何か問題が起こった時、
もしかしたらその裏には重篤な問題
があるかもしれません。

有名なハインリッヒの法則です。

私が思うに
同じ問題やトラブルが2度起こったら、
対処療法ではなく根本的な解決を考える
べきです。

その問題やトラブルの裏にある
問題を見つける必要があります。

つまり抜本的な問題可決が必要
になります。

例えば、
スタッフがなぜか採用しても定着しない
という問題があったとしましょう。

この時に役立つ方法が
トヨタのなぜを繰り返す
という考え方のワークです。

なぜ？→ お店の雰囲気が悪いから。
なぜ？→ 初めて入ったシフトで歓迎感がない
なぜ？→ 既存スタッフが積極的に声をかけない

と言った感じです。

PDCAサイクルで改善行動を

根本的な要因に気づいたら、
これはあくまでも仮説です。

仮説とは、
「こうすればこうなるだろう」
というものです。

先ほどの例で言えば、
「積極的に新人スタッフにの声をかければ、新人スタッフの定着率は上がるだろう」
という仮説です。

ここで
Ｐ－Ｄ－Ｃ－Ａ
の思考サイクルが生きてくるのです。

実はこの思考サイクルで一番大切なのは、
Ｃ（検証）→Ａ（改善行動）
です。

根本的な改善案を考え、
実行し、それが正しかったか検証する。
そして次回に活かす。

これを繰り返すことで、
根本的な問題解決へと進むのです。

問題やトラブルはなぜ起こるのか？

なるべくなら、
問題やトラブルは起こってほしくない
と誰もが考えます。

なぜ起こるのでしょうか？

私は
然るべくして起こっている
と考えます。

あなたのお店で考えたほうがいい
と思われる抜群のタイミングで
問題やトラブルは起こるのです。

あなたのお店に起こっている
問題やトラブル。
何をあなたのお店に示そうと
しているのでしょうか？

冷静になって考えてみると
面白いかもしれませんね。

最後に私が尊敬する
経営学者で元内閣官房参与でもあった
田坂広志先生の言葉を贈ります。

何かできごとが起こった時、

この出来事は、自分に何をきづかせようとしているのか？
この出来事は、自分に何を学べと教えているのか？
この出来事は、自分にいかなる成長を求めているのか？

田坂広志先生著書「運気を磨く」より

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