面接する側として抑えておきたい注意点と具体的な質問内容

2024年9月11日リライト

応募者を面接する側として
面接→採用→働くまでには、
注意点があることは確かです。

応募があって面接の段階になって
「え?なんで面接に来ないの?」
なんてこと経験ありませんか?

面接に応募者が来るまでには
いくつか注意点があります。

今回の記事では、
面接する側として抑えておきたい
注意点などをお伝えします。

面接する側としての準備と注意点

きちんと電話やメールで対応したのに、
面接の当日になったら来ない。
しかも連絡もない…

私も経験あります。
なぜ面接に来ないのでしょうか?
ドタキャンを防ぐ方法はあるでしょうか?

実は面接する側として、
準備が足りていないことが
考えられます。

面接のドタキャンを防ぐ方法あれこれ

面接のドタキャンを防ぐために、
面接当日か前日に確認のメッセージ
を送ります。

メッセージを送るには、
電話のショートメールが良い
でしょう。

「○○様、××カフェの稲垣です。
 明日16時にお店でお待ちしております。
 来店の際はスタッフにお声をおかけください。

 もしお店の場所が分からない場合は
 こちらへお電話ください。」

ショートメールは70文字ですので、
2回あれば送れるでしょう。

私の知る限り、
お店の位置が分かり辛いお店の店長が、
最寄りの駅まで送迎をしているという
お店も知っていますよ。

履歴書ではなくエントリーシート

応募者の中には、
履歴書を作成する時間がなかった
という人もいるかもしれません。

最近、
スタッフ面接において履歴書は必要か
と考えてしまうことがあります。
※もちろん社員面接は必要ですよ

特に履歴書の写真の部分、
わざわざ取りに行く手間も考えると
何か履歴書の代用できるものにしても
良いのではないでしょうか。

面接には履歴書が必要はもう古いかも?時代はどんどん変わっています。
画像はイメージ(写真ACより)

そこで私が提案するのが
エントリーシートです。

働く上で最小限の質問項目を書いた
エントリーシートに面接に来たら
記入してもらいます。

写真は面接時に相手に許可を得て、
スマホで撮ればよいでしょう。

もちろん正式採用時には、
履歴書を持ってくるように
伝えれば良いのです。

この方法で良いのは、
もし不採用だったときに履歴書を
返さなくても良いことです。

検討してみる価値ありますよ。

面接する側としての注意点

さあ、面接です。
面接に来たからと安心する
暇はありません。

まず面接する側の心得として、
面接のための時間をしっかり
確保してください。

必ずスケジュールに組むことです。

応募者が来て、
「そういえば、今日面接入っていたわ」
なんてことはないようにしましょう。

時間も最低でも30分は取りたいですね。
※エントリーシートの記入時間を含む

万全の準備で臨みましょう。
準備として、

  • 面接会場を整える
  • 面接官であるあなたの身だしなみ
  • エントリーシートの準備など

また面接する人は、
経営者もしくは店長が実施する
ことが望ましいです。

もちろんそれに準ずる
例えば次期店長候補の社員でも
構いません。

ここで忘れてほしくないことは、
あなたも応募者から面接されている
ということです。

面接したスタッフを採用したくても、
「なんかこの人と一緒に働きたくない…」
と感じてしまったら来てくれません。

面接に来たスタッフは
あなたのお店の近くに住んでいる
お客様である可能性が高いです。

不採用の際も
誠実な対応を心がけてください。
一気に悪い口コミが広がります。

しっかりとした身だしなみで面接に臨みましょう。
画像は写真ACより

面接でしたい質問内容

面接をする際の注意点を踏まえて、
面接時に聞きたい質問を具体的に
お伝えします。

面接時の質問内容が大切な理由

具体的な質問内容に入る前に、
なぜ面接時の質問が大切なのか
わかりますか?

ざっくり言えば、
お店側がほしい人材と
応募者のミスマッチを防げる
からです。

例えばお店側の要望として、

  • ランチの忙しい時間に入いれる人が欲しい
  • 年末年始の繁忙期に入れる人が欲しい
  • ゴールデンウィークに入れる人が欲しい

があるでしょう。

で、面接に来た人に聞くわけです。
「ゴールデンウィークは入れますか?」
するとこう答えます。

「入るつもりです」

たいていの場合、
最初は採用して欲しくて面接に来た人は
採用する側の要望に合わせてくれる傾向
があります。

もちろん、
採用してほしいからです。

ここできちんとした質問をしないと、
面接を受けに来た人の真意が探れない
わけです。

だからこそ、
面接時にする質問が大切
になってくるわけです。

具体的な面接時の質問内容

実際に面接時に質問の内容としては、
私なら以下の内容を質問します。

  • 何を見て応募を知ったか
  • なぜうちのお店で働きたいのか?
  • 勤務時間(土日、曜日別勤務時間)
  • 正月、お盆、クリスマスなど繁忙期は働けるか?
  • いつまで働くつもりでいるのか?
  • どれくらい稼ぎたいのか?
  • 他にもアルバイトをしていないか?
  • 自宅の最寄りの駅(学生なら学校の最寄りの駅)
  • 学生なら学校の許可はあるのか?
  • 自分の長所と短所

どれも大切な項目であり、
これらを質問する理由が各々
あります。

例えどれくらい稼ぎたいのか?
という質問なら稼ぎたい金額で、
働く時間数が決まってきます。

その時間数働けるのか?
それともそんなに働けないのか?
が採用の判断になるでしょう。

一番大切な質問内容

面接時にしてほしい質問を
上記に記してきましたが、
一番大切な質問は、

「なぜうちの店で働きたいのか?」

という質問です。
この質問に対する応募者の答えが
一番重要です。

この答えが
「時給がよかったから」
だとしたら…

残念ながらその応募者は、
他に時給が高いお店ができれば
転職する可能性が高いでしょう。

画像はイメージ(写真ACより)

面接チェックリストの活用

あなたのカフェには、
面接チェックリストはありますか?
面接チェックリストがあれば、

面接時に聞く項目が統一でき、
面接の水準を一定に保つことが
できます。

面接チェックリストの内容は、
今までこのブログで触れて来た
内容を網羅するだけです。

是非あなたのカフェの
面接チェックリストを作って
ください。

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スタッフの応募について

スタッフ初期教育について

スタッフを育成する評価システム

スタッフ教育のポイント~まとめ

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

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