ニトリル手袋をしたまま提供・会計していませんか?信用を落とすオペレーションの実態

カフェのオペレーションで、

  • ニトリル手袋をしたまま料理を提供
  • ニトリル手袋をしたまま会計

という光景を見かけます。

一見衛生意識が高そうに見えますが、
私からすればあり得ない衛生管理
行動の1つです。

ニトリル手袋をしている
=清潔であるということでは
ありません。

ニトリル手袋の
使い方と目的を履き違えている
ことが問題なのです。

今回の記事では、
ニトリル手袋の誤解と使い方
についてお伝えします。

なぜ今「ニトリル手袋の使い方」を見直すべきなのか

今飲食店の衛生管理に対する
お客様の目は厳しくなりました。

カフェを選ぶ際に、
「このお店は安心できるか?」
は絶対基準です。

この「安心」がない限り、
利用の選択肢から外されます。

安心には色々ありますが、
一番は衛生的であることです。

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その証拠に、
SNSや口コミサイトに

  • 「スタッフがお金を触った手で料理を作っていた」
  • 「〇〇が汚かった」
  • 「会計と配膳を同じ手袋でしていた」

という投稿が書かれるているのを
見ることも少なくありません。

このような場合の一番の問題は
クレームとして表に出ずに、
静かに利用しなくなることです。

いわゆる
サイレンクレーマーです。

はっきり言います。
お客様はあなたが思っている
以上にあなたの行動を見ています。

だからこそ、
今改めてニトリル手袋の使い方を
見直す必要があるのです。

画像はイメージ(写真ACより)

現場でよく見る「間違った手袋オペレーション」

カフェだけではなく、
多くの飲食店で見受けられるのが、
「手袋をしている=衛生的」
という思い込みです。

その思い込みから、
オペレーションにおける問題
が生じています。

例えば、
仕込みや盛り付けをしていた
手袋のまま料理を提供し、

そのままレジに立ち、
現金やカードを触る。

あるいは、
バッシングや清掃をした直後に、
同じ手袋でドリンクを作る。

これらは全て
素手で同じことをしているのと
変わりません。

ニトリル手袋をしている
=自分の手はきれいである
と思い込んでいるのです。

手袋をしていても、
お金を触れば汚れます。
ゴミを拾えば汚れます。

素手なら手洗いをするのに、
ニトリル手袋をしていると
汚れてもなぜか交換しないんです。

画像はイメージ(写真ACより)

ニトリル手袋を使う意味

元々ニトリル手袋は、
手荒れがひどい人や手に傷が
ある人のためのものでした。

そのような人が調理に入る際、
手の傷から雑菌が入らないよう
防ぐ目的で付けていました。

つまり、
異物購入や体液汚染を防ぐ目的
の意味合いが強かったのです。

しかしいつの間にか、
調理に入る人はニトリル手袋を
着用するようになりました。

ニトリル手袋はぴったりと
手にフィットしているため
外すのが億劫になります。

そのために、
調理以外の場面で外さない
スタッフが見受けられます。

調理場近辺には、

  • ドアノブ
  • 冷蔵庫などの取手
  • 現金
  • タブレットの画面
  • ゴミ箱

など汚れが付着している場所
が多々あります。

手袋を外さずにそのような場所
を触れば当然その汚れは手袋にも
付着します。

そのことに気づいていますか?

画像はイメージ(Geminiで生成)

お客様が見ているのは「衛生」ではなく「信用」

現場からすれば
「菌が付いているかどうか」
で衛生を考えがちです。

しかし、
お客様が見ているのは
そこではありません。

  • その手で料理を出すのか
  • その手でお金を触るのか
  • その手でコップの飲み口を持つのか

を見て判断します。

その際に不衛生と感じたなら、
「もう来るのはやめよう」
になってしまいます。

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正しいニトリル手袋のオペレーション

ではニトリルを着用した際の
正しいオペレーションについて
考えてみましょう。

ニトリル手袋の基本

ニトリル手袋の使用の際の
基本は非常にシンプルです。

ポイントは
素手での作業と全て同じ
であるということです。

素手の場合は
汚いものを触ったら手洗い
をすぐに実行します。

ニトリル手袋着用の場合は

  • 手袋のまま手を洗う
  • 手袋を替える

になります。
特に調理と会計については
明確に分ける必要があります。

極論を言います。
外すことや替えることが面倒
なら素手でやれば良いのです。

ただし、
手洗いの励行は絶対です。

ニトリル手袋使用ルールを決める

衛生管理が崩れる原因は、
決めたルールを守らない
ことです。

だからこそ、
お店としてのルール
明文化することです

  • ゴミを拾ったら手袋を替える
  • 料理提供時は手袋を外す
  • 会計は必ず外す
  • 手袋をしていてもアルコールを使用する
  • 手袋をしていても手洗いをする

などお店としてのルール
決めてください。

このルールが決まっていないと、
結果として衛生管理が行き届いて
いないカフェになるのです。

画像はイメージ(写真ACより)

ルールを定着させる

ルールは作っただけでは
守られません。
絵に描いた餅になります。

重要なのは
ルールがお店に定着する
仕組みを作ることです。

例えば、

  • ポジション別に手袋を設置する
  • レジ前には外した手袋を置く場所を作る
  • 見える場所に注意喚起の張り紙を貼る
  • 新人スタッフ時から徹底する

などが考えられます。

ニトリル手袋をしている店ほど見直そう

ニトリル手袋をしていても、
使い方を間違えれば不衛生に
お客様から見えてしまいます。

結果として、
お客様の信用を落とすことに
なってしまうのです。

お客様は案外
スタッフの所作を見ています。
衛生関係なら尚更見ています。

お客様から常に見られている
ということを新人スタッフの
時から意識させましょう。

もっと言います。
衛生関連で問題を起こした時は
必ず大きくなります。

そのことを肝に銘じて、
衛生管理に目を向けてください。

くどいですが、
手袋をしているから衛生ではない
ということです!

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

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