カフェで客単価をあげることを勧める理由と上げるための4つの方法
2024年1月24日更新
売上アップのためには、
客数を上げるか、
客単価を上げるか、
来店頻度を上げるしかありません。
新規客を集客しづらい現代において、
客単価と来店頻度を上げることは、
売上アップのポイントです。
カフェはお客様の滞在時間が長い
ため客単価をあげることは大切な
動きの1つです。
今回の記事では、
カフェで客単価を上げるための
お勧めの方法をご紹介します。
目次
客単価を上げることを勧める理由
今の時代なかなか客数が伸びず、
ましてやなかなか新規客を増やす
ことが難しい時代です。
そうなると、
来店してくれる1人1人のお客様を
大切にしてあなたのお店を気に入って
もらう必要があります。
気に入ってもらえれば、
注文する種類が増える可能性があり、
来店頻度も増します。
またカフェと言う業種は、
回転率が低いため客単価が低いと
売上がアップしません。
1日のアあなたのカフェの客数は、
席数 ✕ 満席率 ✕ 回転数
ということもあります。
回転率が下がる=客数が減る
ことになるのでやはり客単価を
上げなければ売上は上がりません。
このような理由で、
客単価を上げたいと考える経営者
は多いのです。
客単価を上げるにはメニューブックの見せ方が大切
あなたのカフェの客単価、
どのように決まるのでしょうか?
それは、
メニューブックの見せ方で決まる
と言っても過言ではありません。
もし
単品メニューばかりのメニュー
セットメニュー中心のメニュー
どちらが客単価が高くなるかは
明らかでしょう。
つまり、
メニューブックでの見せ方次第
で客単価は変わるのです。
あなたが思っている以上に、
ランチの後に飲み物を付けてほしいと
思っているお客様は多いと思います。
客単価アップのためにも、
ランチセットにコーヒー付きで
表示することをお勧めします。
さらに言えば、
ミニで良いのでスイーツ付きセット
を作ることです。
コーヒーを始めドリンクの原価は
それほど高くありません。
ドリンクも原価が安いものを
4種類ほどホットとアイスから構成
すればよいでしょう。
コーラは根強いファンがいる
ドリンクの1つです。
メニューの見せ方として、
コーヒーが不要な方は○○円引き
にします。
中には、
ドリンクがセットで割引にならなければ
注文しないというお客様もいます。
コーヒーの値段は、
コンビニコーヒーが100円のため、
それを加味すると良いでしょう。
私もそうですが、
食事をした後はコーヒーを
飲みたくなる人って多いです。
どうせ食後のコーヒーを飲むなら、
あなたのカフェで飲んでもらいましょう。
この考え方は、
ティータイムのケーキも同じです。
客単価を上げる4つの方法
メニューで客単価を上げる他に、
接客で客単価を上げる方法が3つ
があります。
接客力で客単価を上げる
サジェストとはお客様への良き提案
ということを以前の記事でも書いて
います。
- キャンペーンサジェスト
- もう1品サジェスト
- でしたらサジェスト
この3つを場面に合わせて
上手に活用できるためには、
商品知識が深いことが大前提です。
お客様に良き提案できる様に、
商品知識を身に着けましょう。
そうすれば自ずと客単価はアップします。
参照記事
追加したくなるメニューを作って客単価を上げる
これいろいろと考えることができます。
中でもお勧めしたいのが、
です。
2つがあることは必須ですが、
あってもお客様が知らなければ、
当然注文はありません。
「コーヒーのお代わり100円引きになりますがいかがですか?」
「食後にちょうどいいサイズのパフェがございますがいかがですか?」
などのセールストークができる様
スタッフを育成しましょう。
参照記事
高価格で価値を感じる目玉メニューを作る
料理の一般的な原価は30%ですが、
思い切って60~70%の原価の料理
を作って目玉メニューにします。
この話をすると
利益の問題が絡むため反対する方
も多くいます。
例えば、
ランチが800円で原価30%なら、
粗利は560円です。
これを
ランチ2000円で原価60%なら、
粗利は800円になります。
粗利額だけで考えれば、
アップするんです。
しかも
本来4000円くらいで出す料理を
はんがくの2000円で提供するため、
価値も感じてもらえます。
当然この料理を注文し、
単価もアップするわけです。
物販を作って客単価を上げる
もしあなたのカフェの
コーヒーを始め物販できるなら、
この物販商品をお勧めすることで
客単価アップできます。
物販のポイントは、
お店でお客様に提供している
メニューに関連するものにする
ことです。
一番代表的なものがコーヒー豆です。
お客様がコーヒーの味を気に入って
頂けたならコーヒー豆をお勧めする
と良いでしょう。
参照記事
メニューの値上げは最終手段
もちろん、
単純にメニュー全体の値上げをして
客単価を上げることはできます。
しかしこれは最終手段です。
なぜなら、
値上げをする際は客数が下がる
可能性も大きいからです。
客単価を上げる際には、
まずはメニューブックの見せ方を
見直しましょう。
そして更に接客で客単価を上げる
ことができるスタッフを育成して
ください。
安易な客単価のアップは、
お客様が離れる可能性が高い
ということを肝に銘じてくださいね。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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