これからのカフェ業界及び飲食業界で生き残っていくために必要なこと

これから先、
何年も自分のカフェの営業を続けていく
と考えるなら、

これからのカフェ業界や飲食業界を見据え、
どのように動いていくのか考えることも
とても大切です。

ある意味
時代に敏感である必要はある
と思います。

都会と田舎ではあまり差はない
と思っています。

むしろ、
これからの時代都会よりも地方での
飲食店経営は厳しさを増していくと
感じています。

実際に起こることとして、
2040年つまり今から15年後には、
日本の人口は1100万人減少する
と言われています。

内閣府のページよりグラフを引用

今の神奈川県の人口と栃木県の人口を
合わせた数が1100万人くらいなので、
この人口分居なくなるわけです。

人口=経済ですから、
様々な場所で弊害が出てくることでしょう。

例えば、
今まで当たり前のように届いていた荷物が
届かないこともあるでしょう。

行政のサービスも
今まで17時までだったのがもしかしたら
15時までに短縮されるかもしれません。

飲食店は人手不足に悩まされ、
人がいなくて店を手放さざるを得ない
お店も多く出てくるでしょう。

飲食店に対して理不尽なクレーム
言っていたお客様は、
あまりに人がいないために言える雰囲気
ではなくなるかもしれません。

お客様は神様
だったのが、
お店が神様になるかもしれません。

それほど事態は深刻なのです。
人口減少は深刻なのです。

ではこのような状況をどう立ち向かうのか
という話になります。

  • 外国人労働者を増やす
  • 高齢者を雇用する

などいろいろと意見はあると思いますが、
一番は生産性を上げる仕組みをどんどん考え、
導入することです。

要は
システムにお金を投資すること
です。

現状でシステムとは、

などあります。

今後もこのような分野は
どんどん新規のものがリリースされる
ことが予想されます。

これ実際にコロナのときに
起こったことがあります。

コロナの前から、
マクドナルドさんはモバイルオーダー
やデリバリーに投資してきました。

その結果が…

このようなものを利用して、
今まで3人いなければ営業できなかった
お店が1人で営業できるようになれば、
その分人を雇わなくてすみます。

一番現実的な例を言います。
これは今すぐにでもできることです。

それは全てキャッシュレス決済にして、
現金決済をなくすことです。

そうすれば、

  • 釣り銭を準備する時間
  • レジ締めにかける時間

などが節約できます。
当然生産性は向上します。

実はこの事態は、
2015年くらいには起こっていました。

しかし2020年のコロナによって、
人手不足は一瞬日本人経営者の頭から
消えました。

しかしコロナの影響が薄れ、
街に人が戻りお店にお客様が戻ったことで
気づき始めているんです。

「人がなかなか採用できない」
「このままでは営業やばいかも」
と。

今からでも遅くありません。
真剣に生産性を上げるために、
何ができるのか真剣に考えましょう。

どんな方法でも良いのです。
これを考えない限り、
日本の中小の飲食店はどんどん閉店に
追い込まれていきますよ。

だって、
大企業に比べて福利厚生は圧倒的に
劣っているわけですから。

こんな時代にも関わらず、
スターバックスコーヒーさんは、
国内2000店舗を目指して進んでいます。

あなたの街に
スターバックスコーヒーさんが開店する
=希少な働くスタッフを奪われる
でもあるんです。

未来のために何を備えますか?
未来のために何ができますか?
何を行動しますか?

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

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