カフェの満席率をアップするための考え方とやると客数が落ちる行動
2023年4月15日更新
カフェを経営していて、
ピーク時に2人席は2人で利用してほしい。
つまり、満席率を上げたいと考えます。
お客様が広く使ってもらうために
ゆったり過ごしてほしいと
思っていても現実問題として、
席は限られています。
満席率が上げなければ、
ピーク時に1人でも多くのお客様に
利用していただけません。
となればピーク時の売上は下がります。
今回の記事では、
カフェの満席率をアップするための考え方と
やってしまうと客数が落ちる行動を解説します。
目次
満席率をアップするための考え方
満席率をアップするために知ってほしいことは
自店舗の客数の組数を把握することです。
どこのカフェでも設計した際には、
お店のメインのお客様は一体どの客層なのか
を考えて設計したと思います。
1人客が多いのか?
2人客が多いのか?
ファミリー客が多いのか?
最初はそう考えてお店を設計するのですが、
- 案外2人客よりも1人客の方が多かった。
- 意外に3名客が多かった。
- 開店してみたら違っていた。
- 長居するお客様が案外多い。
など気づくかもしれません。
そうなると2人席に1名が座ることや
4名席を2人が利用することが発生し、
なかなか満席率はアップしません。
今の時代、
コロナの影響で席数の間隔が狭いと
お客様は嫌がる傾向があります。
だからこそ、
思い切ってテーブル当たりの席数
(テーブルレシオという)の変更
をご提案します。
テーブルレシオを変更すれば、
満席率は上がり客数が増え
結果として売上アップに繋がります。
満席率をアップするためとはいえ
これをやると客数が減る2つの行動
以下の2つの行動は、
確かにその瞬間は満席率はアップします。
残念ながら長い目で見ると、
客数が減る可能性が高い行動
のために注意が必要です。
相席を勧める
コロナ前はお客様の理解がありましたが、
今かなりお客様が嫌がることとして、
相席を勧めることがあります。
もともと相席を嫌うお客様はいましたが、
尚一層割合が増えたように感じます。
席が空いているのに狭い席に誘導
今、一番多く感じるのは、
1人や2人来店されたお客様を
混んでいないのに狭い席に誘導する
ことです。
この現象は
繁盛店と呼ばれているお店ほど、
やっているように感じます。
もちろんとても混んでいる時間や
いわゆるピークの時間なら、
まだこの行動は理解できます。
しかし
あまり混むことがないような
時間ならゆったりとした席に
誘導してあげませんか?
どうしても混んだときのことが
心配するなら、
「混み合ってきたらお席の移動をお願いする
ことがあるかもしれません」
と一言加えればいいだけのことです。
満席率よりも過ごしやすさ
だいぶコロナの影響は収まったとはいえ、
お隣の席との間隔を気にするお客様は
一定数おられます。
特にカフェ・喫茶という業種はその傾向
が顕著です。
まずテーブルレシオの変更が予算上
できないなら一層のこと
4名席は2名でかける席と割り切ることです。
当然満席率は下がりますが。
※もちろん席の間隔が広ければ、
こんなことする必要はありません。
狭い席に誘導されると、
「あそこのカフェはゆったりできない」
と感じて敬遠してしまいます。
要はリピートに繋がりません。
その証拠にウェブで
「ゆったりできるカフェ (地域)」
の検索数は多いです。
お客様にとって
カフェを利用する目的は様々です。
もちろん客層も様々です。
もし今の客席のテーブルレシオが
組数と合っていないなら、
席配置を変えてみるのも1つの方法ですよ。
参考記事
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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