カフェスタッフの役割分担
2021年3月27日加筆及びリライト
店長しかできない仕事を店長がするために
スタッフに仕事を委譲することが大切
と以前のブログでお伝えしました。
「なんかスタッフには頼みづらい」
「自分でやったほうが早いや」
と思い、
実際にはなかなかスタッフに委譲する
ことは難しいのが現状ではないでしょうか?
とはいっても、
店長の仕事は複雑多岐に渡り、
どうしても時間が足りません。
しかも
店長には店長にしかできない仕事
というものがあります。
そのために重要になってくるのが、
スタッフの仕事の役割分担です。
「これやって~」
と言ってもスタッフは
やってくれません。
どのように
スタッフへ仕事を委譲し、
役割分担を図るのかを解説します。
目次
自分の仕事内容の整理から
まずはあなたがやっている仕事を
全部書き出すことから始めましょう。
あなたがやっている仕事を
どんなに小さな仕事でも
全部付箋に書き出します。
その中に
スタッフができる仕事ありませんか?
実は、
スタッフができる仕事を探すよりも、
あなたにしかできない仕事以外は、
全てスタッフに委譲するように
考えてください。
スタッフへ仕事の役割分担
次の段階として、
スタッフへ任せることができる
仕事をリストアップしたら、
どんどんスタッフに仕事を下ろします。
ここでのポイントは、
命令調で依頼しないことです。
コツをお伝えします。
まずスタッフ全員が参加する場を作ります。
そしてスタッフたち(店長社員も含む)全員に、
自分が日頃している仕事を付箋に書いてもらいます。
ここでスタッフごと付箋の色を変える
とわかりやすくて便利です。
やっている仕事が少なければ一目瞭然です。
さて、ここからがポイントです。
仕事の偏りを正すために仕事の平準化をします。
最初はスタッフの自主性を待ちましょう。
「私この仕事結構負担だから○○さんやってくれない?」
「(付箋を持ちながら)この仕事とその仕事トレードしない?」
なんて言葉が出て来るかもしれません。
「店長この仕事私やりたいです!」
と言ってくれる前向きなスタッフが
出てくることもあります。
私の経験上かなり盛り上がります。
※詳細は以下のブログをご覧ください
任せっぱなしは一番ダメ!
実際に仕事の役割分担がされ、
スタッフが仕事を始めます。
その時に一番重要なことは、
任せっぱなしは絶対しないこと
です。
ポイントは3つです。
コミュニケーションを取る
任せたスタッフの仕事の進捗を
把握するためにも常に
コミュニケーションを取ります。
もしかしたら仕事への不安を
抱えているかもしれません。
仕事の進め方で悩んでいる
かもしれません。
何か失敗をしてしまい
悩んでいるかもしれません。
スタッフの悩みは早めに解消しないと、
スタッフの離職に繋がります。
評価をする
役割分担で与えた仕事を
スタッフがきちんとできていれば、
ほめてあげましょう。
もちろん、
金銭面及び待遇面で正当に評価
することも大切ですよ。
全ての責任は役割分担した自分である
何かスタッフが失敗をしたとしても、
失敗は全て任せた自分にあると
言い聞かせてください。
仕事の手柄はスタッフ、
仕事の失敗は自分にあるという
意識が大切です。
カフェを始めとする飲食店では、
バイトやパートのスタッフが中心に
お店を経営します。
となれば、
スタッフへの役割分担次第で、
自分がやれる仕事の範囲が決まります。
自分がやりたい仕事をするためにも、
スタッフの仕事に対する責任感の醸成のためにも
役割分担上手に活用してくださいね。
この記事を書いている人

- カフェコンサルタント
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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