なぜあのカフェはいつも活気があるのか?店長とスタッフの「信頼の距離」を縮める具体的な方法

2026年2月26日リライト

「最近、お店の雰囲気が
 良くない気がする」

カフェの店長なら、
一度はこうした人間関係の壁や
ぶつかったことがあるはずです。

店舗運営のトラブルの多くは
コミュニケーションの不足から
生じています。

スタッフとの距離が遠くなると、
離職率が高まるだけでなく、
売上にも深刻な影響を及ぼします。

今回の記事は、
なぜコミュニケーションが組織力
を決めるのかとともに、

今日から現場でできる
3つの具体的なアプローチ
を詳しく解説します。

コミュニケーションが教育の土台である理由~人間関係の「誤解」を限りなくゼロにする

日々の営業でスタッフと接する中で
「そんなつもりで言ってないのに…」
と思った経験はありませんか?

私はあります(笑)

なぜ
そんなことが起こるのでしょうか?
それは誤解を生んでいるからです。

そうなんです。
人のコミュニケーションは誤解から
成り立っているのです。

は?
と思ったかもしれませんが、
考えてみてください。

人間にはテレパシーがありません。
そのため100%相手を理解すること
はできないのです。残念ながら…

だから、
コミュニケーションは誤解の上で成立
しているのです。

それは
良い意味でも、悪い意味でもです。

もしスタッフが求めていない
コミュニケーションだったなら、
セクハラやパラハラとして問題
になります。

つまり、
コミュニケーションを図る目的は、
この誤解を最小限または「0」にする
ことでもあるのです。

組織力 =「回数 × 質 × 想い」会話の量が店舗の推進力を生む

カフェを始め飲食店経営は
チームプレーです。
そうなると組織力が重要です。

組織力は、
お店を前に推進するためのエネルギー
=経営推進力でもあります。

この組織力を高めるのに
重要なポイントがコミュニケーション
なのです。

組織力を表す公式

コミュニケーションの回数 ✕ コミュニケーションの質 ✕ あなたの想い

つまり、

  • あなたとスタッフのコミュニケーションの回数
  • そのコミュニケーションの質
  • あなたのお店の経営理念を伝える

が重要なのです。
だからコミュニケーションの回数
を多くする必要があるのです。

コミュニケーションの回数を多くすれば
前述したその際に生じる誤解も最小限に
することができます。

しかし量が少なければ、
少しづつ誤解は増していき、
その誤解がやがて大問題に発展します。

そうなれば、
どのような問題が起こる可能性が
あるのでしょうか?

この問題が
お店の経営や経営者であるあなたに
かなりのダメージを与えます。

  • スタッフの不満がつのることでお店の雰囲気が悪くなる
  • スタッフの離職率の増加
  • 問題が早期発見できずクレームや大問題に発展
  • 教育スピードがあがらない

一番の問題は、
スタッフとの信頼関係が希薄なことによる
お店の経営推進力の低下です。

あなたがやろうと思ったことを
スタッフが素直に動いてくれないため、
思うようにお店の状態は良くなりません。

最悪の場合あいさつをせずに入店し、
時間になったら勝手に帰ってしまう
スタッフができあがります。

だからこそ、

  • コミュニケーションについて学び、
  • コミュニケーションについて知り、
  • 正しいコミュニケーションを図る

ことが重要なのです。

とにかく会話することが大切
画像はイメージ(写真ACより)

費用ゼロ!今日から始められる「信頼を深める」3つの習慣

前述したようにスタッフとの
コミュニケーションの回数を多くする
ことが重要です。

では、具体的にスタッフたちとの
コミュニケーションの量を多くするには
どのような方法があるでしょうか?

よく聞くのが
飲みにケーションですが、
もっと簡単に費用をかけずに
コミュニケーションを図る方法
があるので3つご紹介します。

この他にも
スタッフミーティングなど
いろいろ考えられます。

簡単で
時間と費用をかけない後述の
3つをご紹介します。

スタッフの入退店時のあいさつ

ギリギリに来てすぐに帰るスタッフ
は私の経験上それほど存在しません。
(もちろん中にはいますが…)

お店に対して愛情が深くなればなるほど、
来る時間は早くなり、帰る時間は遅く
なる傾向にあります。

しかしどんなスタッフでも、
シフト上がり時間の1分前後は
時間を取れることでしょう。

このチャンスを逃す手はありません。
スタッフと積極的に会話をしましょう。

休憩室でのさりげない会話

そもそも休憩室の場所がどこに
あるのかで変わってきますが、
休憩室と店長室が同一空間なら、
積極的に会話をしましょう。

入退店時も一緒ですが、
ここでの会話がスタートで、

「じゃあ、
 今度ご飯でも一緒に食べに行こうか」

という流れになるかもしれませんね。

サンクスカードの活用

「会話をするのが苦手」
というならサンクスカードを
活用してください。

100円ショップで売っていますので、
そのカードにあなたのスタッフへの
想いと感謝を書いて送ります。

かなり喜んでくれます。
実は私もコンサルティング時に
このサンクスカード使っています。

渡したカードを退職時に
うれしそうに見せてくれる
スタッフの笑顔はうれしいものです。

私が渡しているMIPカード
結構好評です 笑

コミュニケーションの内容

コミュニケーションを図る
と言っても何を話したらよいか
わからないと感じるかもしれません。

要は話のきっかけです。
今日のほめポイント
を伝えてあげましょう。

ここからがポイントです。
話すきっかけはこちらから与え、
後はスタッフに話してもらうことです。

つまり、
ひたすらスタッフの話を聞き、
話を引き出すのです。

「この人話しを聞いてくれる人」
だと思ってくれれば、
心を開いてくれます。

そうなると、

  • 最近パチンコにはまっている → お金に困る可能性
  • 彼氏(彼女)ができた → シフトに入る回数の減少の可能性
  • 他のスタッフの行動に不満 → 離職の可能性
  • 引越しを考えている→シフト回数が多くなる、段ボールがほしい、お店を辞める可能性 など

を会話から引き出すことができ
予め対策を講じることもできます。

コミュニケーションを学ぶなら

統計から、
働いているスタッフの悩みの多くは、
人間関係にあります。
厚生労働省出典「平成24年度労働者健康状況調査」より

職場の人間関係のストレスを緩和する
ためにもスタッフとのコミュニケーション
を大切にしましょう。

先に述べてきたように、
コミュニケーションの誤解が
少しづつズレを生じ大きな誤解
に発展します。

その誤解が大きく発展しない為にも、
スタッフとのコミュニケーションを
大切にしましょう。

コミュニケーションを学ぶ方法として、
様々な書籍が出ています。

私としては笹本ゆかり先生の
コミュニケーション達人会
強くお勧めします。

名古屋市近辺で定期的に開催している
コミュニケーションに特化したセミナー
で目から鱗の内容です。

彼女は
コミュニケーションの肝は鈍感力
であると言いきります。

あわせて読みたい

面白い人でしょ?
ブログもとても参考になる内容なので、
読むと良いですよ。

先ずは明日、
出勤してきたスタッフに
ちょっとした声かけをしてみませんか?

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
カフェを始め飲食店経験15年、カフェコンサルタントとして15年、これまでに多くのオーナー様の「売上アップ」と「店長育成」のための「仕組み作り」を支援してきました。経営に関して、集客について、教育についてのご質問などお気軽にお問い合わせください。

カフェ経営者に贈る日々の売上アップ法を配信

メルマガ配信中
ブログでは書けない?様な話題を
メルマガでは配信中です。

今ご登録いただくと
小冊子『カフェを始めとする小規模の飲食店がこれから生き残るための指南書』ほか、すぐにお店で使えるツールがダウンロードできます。

今すぐメルマガに登録して手に入れてください!