カフェの1日の流れを作るルーティンチェックシート

2024年11月22日更新

カフェの1日の流れってありますよね?
しかし、新人スタッフは何をやったら
よいか迷います。

そんな時にあると便利なのが、
1日の流れが表になっている
ルーティンチェックリストです。

このルーティンチェックリスト
があれば良いことだらけです!

今回の記事では、
1日の流れを示すルーティンチェックリスト
についてその便利さと効果をお伝えします。

カフェの1日の流れを作るもの

ルーティンチェックリストとは、
カフェの1日の流れ(やる仕事)を
リスト化してものです。

これがあることで、

  • 誰もが1日の流れを理解できる
  • 1日の流れの中で作業の漏れがわかる
  • 誰がやったかわかるので指導ができる
  • 暇な時間(手が空いたら)に何をすればよいかわかる
  • スタッフが自主的に仕事を探し動ける

のです。

例えばこんな経験ありませか?

お店に来て、
電源を入れて、仕込みも終わり、
さあ、お店開店だ!

なのに…

「コーヒーマシンの電源入れてなかった…(泣)」

このようなことを防ぐためにも、
1日の流れが示されている
ルーティンチェックリストが
役立ちます。

表には朝カフェに来てから
お店を閉めて帰るまでの1日の流れ
を項目にします。

またその項目をやった人が
名前を書く欄も作ります。

実施者がわかることで、
何か問題があったときに、
指導できるからです。

項目には、

  • 開店作業の各項目
  • トイレチェック
  • モーニングからランチへのメニュー切り替え
  • 定時のフロアの温度チェック
  • コーヒーマシンのチェック
  • 味見
  • 食材の賞味期限チェック
  • 仕込み
  • 閉店作業の各項目

などの項目が考えられます。

項目には
HACCPクレンリネススケジュール
項目も取り入れます。

暇な時間帯が生じてしまった時
スタッフの手が止まらないように、
ルーティンチェックリストがあれば、
スタッフは動くことができます。

シフト表と一緒に、
ルーティンチェックリストを連動
することで活用度は増しますよ。

画像はイメージ(写真ACより)

ルーティンチェック表の作り方

まず、
1日の流れの中でやるべきことを
どんどん挙げていきます。

ここで便利なのが付箋です。
付箋(ふせん)に書き、
大きい用紙に貼っていきます。

思いついたままに、
付箋(ふせん)に書いて貼っていきます。

もう出ないなと思ったら、
1つ1つの項目について、

  • 1日1回どのタイミングでやるのが効率が良いか?
  • 毎時間やるべきか?
  • 毎日やるべきか?
  • 週に1回やるべきか?
  • 月に1回で良いか?

を考えましょう。

そして、その付箋(ふせん)をわけます。
分け終えたら、今度は1日の順番に沿って
その付箋(ふせん)を並び替えましょう。

あとは、清書して表にするだけです。

ルーティンチェックリストは、
店舗のスタッフ全員でわいわい
言いながら楽しく作りましょう。

ちなみに、
下の画像はあるカフェの
ルーティンチェックリストです。

ルーティンチェックリスト

毎日やることを1週間分の表にし
バインダーに挟み、
厨房の所定の位置に掲示します。
※お客様からは見えない場所にしましょう。

ルーティンチェックリストの導入するメリット

ルーティンチェックリストを導入
することで日々の業務のやり忘れ
を防ぐことができます。

また、
スタッフがルーティンチェックシート
を見て自主的に動くようになります。

となれば、
1日の良い流れが生まれます。

また各項目には、
実施者の名前を書く欄があるので、
やり方が間違っていたら指導もできます。

つまり
ルーティンチェックリストを導入すれば、

  • 日々の業務のやり忘れを防ぐことができる
  • スタッフが自主的に動けるようになる
  • 店長や管理者がスタッフの作業のチェック及び指導ができる

というメリットがあります。

私は店長時代はもちろん、
コンサルタントになった今も
店舗指導時はこのルーティンチェックリスト
がない店舗はすぐに導入します。

それほど大切且つ使えるツールなのです!

ルーティンチェックリスト導入時の注意事項

便利なルーティンチェックリストですが、
導入した際にたいてい起こること問題が
あります。

その問題とは、
チェック欄に空チェックをする
スタッフが出るということです。

チェックをしていないのに、
名前を各スタッフや
「〃」でやったことにするスタッフ
が必ず出ます。

特に導入したばかりのときは、
このようなスタッフが一定数
出るので要注意です。

そのようなスタッフを防ぐためにも、
必ずきちんとチェックをしたのか?
管理者はチェック及び指導してください。

画像はイメージ(DALL-Eで作成)

ルーティンチェックリストは
常にバージョンアップせよ

最後にルーティンチェックリストを
店舗で活用する上で最も大切なこと
をお伝えします。

それは、
1回作ったら終わりではなく、
常にバージョンアップしていくもの
ということです。

「この作業は開店後で良いよね」
「この時間にこれも加えよう」
など常にルーティンチェックリストの
バージョンアップに努めてください。

その積み重ねが、
そのルーティンチェックリストは
あなたのカフェにとって財産になりますよ。

是非、活用してくださいね。

ルーティンチェックリストについて、
具体的にどのような項目を設定したら
よいのかわからない方には、
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この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

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