売上データを手書きで書くことの大切さ
2022年4月27日リライト
現場で店長教育をしていて、
感じていることの1つに
「数字をあまり気にしていない」
店長が多いことがあります。
例えば、
以下の質問をしたとしましょう。
・前年の今日の売上
・今日現在の前年比
・今日のランチの売上目標個数
答えられない店長非常に多いのです。
つまり、
数字を意識せずに営業をしている
店長が多いという証拠でもあります。
20年前、
現場で教えていた時よりも、
答えられない店長が遥かに多いのです。
不思議でした。
しかしすぐに答えが見つかります。
それは、
今の時代全てタブレットなどで
売上が表示されるがために、
売上などを帳票に転記しません。
手で書くことがなければ、
当然見るだけなので覚えづらい
ことは明らかです。
私が店長だったときは、
売上管理表という帳票があり、
・本日の目標売上
・本日の売上
・現在の売上前年比
・ランチの売上目標及び個数
などを毎日手書きで書いていました。
パソコンで自動計算されないので、
常に計算機を片手に数字を出して
おりました。
今の時代便利になったからこそ、
起こっている現象かもしれません。
エアレジなどの普及で、
スマホやタブレットを見れば、
すぐ売上や販売個数を確認できます。
お店にいなくても、
ネット環境さえあれば外国にいても
チェックできる世の中です。
だからこそ、
きちんと把握するべき数字は、
手書きで帳票に記入すること
をお勧めします。
人は書いて覚えるのです。
大切なことは書くことを習慣を
身につけましょう。
あなたがオーナーなら店長に、
店長ならリーダークラスのスタッフに、
前年同日の売上と前年比の把握を
しているか質問することから始めて
みてはいかがですか?
私ならお店専用の日報を作成し、
それに毎日書いて提出してもらいます。
もちろん日報は、
パソコンで入力するのではなく、
手書きが絶対ですよ。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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