カフェでIT化を進めることで得られる様々なメリット
2023年7月4日リライト
「カフェでIT化なんて無理だよ」
「うちの店1対1の接客を大切にしているから」
「うちはSNSで集客やってないから」
スポットコンサルでお店に伺うと、
時々耳にする店長やオーナーの声
です。
もしかしたら、
IT化が必要だったと思っていても
- どうしたらよいのか?
- どこから手を着けたらよいのか?
と悩んでいるかもしれません。
この記事では、
カフェでIT化を導入することでの
様々なメリットをお伝えします。
目次
カフェでIT化を進めるメリット
カフェでIT化を進めるメリットは
実に多くあります。
その中でも特に影響が大きいものを
3つご紹介します。
IT化でデータ分析が容易になる
IT化を進める最大のメリットとして、
データ分析が容易にできることに
あります。
一昔前までは自店舗に行かないと
売上の確認はできませんでしたが、
今は自分のスマホ上で確認できます。
そればかりか、
- 予約状況
- 席の利用状況(各席の滞在時間)
- 商品別売上個数
- 原価
までタイムリーに自分のスマホで
確認することができるのです。
もしあなたが2店舗以上経営していれば
この機能の恩恵は大きいことでしょう。
生産性が向上する
タブレットでの注文システムの導入をすれば、
注文を受けるスタッフの人件費を削減できます。
POSで発注できるようにすれば、
発注担当者の作業時間の短縮が
図れます。
シフト表をIT化すれば、
シフト表を作成する時間を大幅に
削減することができます。
IT化するということは、
生産性を向上した結果人件費を削減
できるということです。
加えて今の世の中、
中々スタッフを採用できない時代なので
生産性を向上させるIT化は必須です。
更に言えばHACCPについても、
ITツールを導入することで記録を
簡単にすることができます。
予約やオーダー取り時の人的ミスが減る
導入すれば、
- スタッフがメニューを暗記しなくて良い
- スタッフのトレーニング時間を短縮できる
- オーダー時のミスがなくなる
- オーダー時のやり取りの時間の削減
というメリットがあります。
もちろん設備投資は必要ですが、
今の時代エアレジさんなどかなり
安価で提供されています。
お客様とのやり取りをより確実に
よりスピーディーに対応することで
顧客満足度をアップできます。
より顧客満足度のアップを図れる
オーダーを受ける役割を
スタッフが担わなくて良い分、
スタッフはお客様へより親しみのある
接客対応をする時間を得られます。
「お味はどうでしたか?」
「どちらから来られたのですか?」
「最近××ですね~」
IT化によって得られた時間を
お客様との会話をする時間に
費やしましょう。
またそういった会話も、
ITを使って記録として残しておけば、
次回来店時により親しみのある
接客対応ができます。
ITを導入できる5つの分野
実際にカフェ経営において、
導入できる分野は私が考えただけで
5つあります。
それぞれ解説します。
注文管理
IT化の進んでいる分野の1つです。
スタッフが注文を受けなくても、
お客様は席に設置してあるタブレットや
QRコードを読み取り自身のスマホで
注文できます。
また、お店側も厨房に設置してある
端末でオーダー管理ができます。
どれくらい待っているか可視化できる
こともうれしい機能です。
尚、この機能は、
LINEのミニアプリである「Funfo」
を活用することで無料でできますよ。
参考記事
:飲食店でLINEのミニアプリを活用しない手はない!
決済管理
決済システムを導入することで、
現金の取扱量が減ります。
そうなれば、
- レジ現金の不足の減少
- 釣銭の準備不要
- レジ締め時間の短縮
- 売上金を定期的に銀行に預けなくて良い
ができます。
予約管理
お客様が予約する際にシステムを使って
予約することができます。
そうすることで、
お店側は予約の状況を端末で確認するのみ。
お店に居なくても予約状況を把握できます。
また一度予約された顧客は
そのまま顧客データとして管理する
こともできます。
予約管理システムは
様々なものがリリースされており、
費用も様々です。
予約システムもLINEのミニアプリ
ポチコ(月額3,000円)を活用するのも
1つの方法でしょう。
勤怠管理
従来のタイムカードでの管理ではなく、
タブレットなどの端末に勤怠登録をし、
指定日に自動的に計算してくれます。
またスタッフがシフト希望を入力すれば、
自動的にシフト表を作成してくれる
ツールもあります。
原材料管理
仕入れ及び発注業務を含め、
商品(メニュー)登録時に原価を入力すれば、
原価管理もできます。
ファックスで各取引先に注文しなくても
ウェブで一括管理できてしまいます。
IT化は避けて通れません
昔に比べIT化が進みカフェ運営
も楽になりました
もっと言えば、
IT化をしなければカフェ経営は厳しい
時代にもなっています。
時代は刻々と変化しています。
私が店長だった時代での常識は、
もうほとんど通用しなくなっています。
今の時代ドックイヤーと言われ、
1年で8年分が経過するとまで
言われています。
「ITに弱いから」
「うちのお店には必要ないから」
と言っておらず、
IT化に向けて何ができるか考えましょう。
ITはあくまでもツールです。
活かすも殺すもあなた次第です。
まだ遅くないです。
生産性を向上するためにも、
IT化をお勧めします。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
最新の記事
- カフェ管理項目2024年11月20日スタッフの適正人数はどうやって出すのかその考え方
- 人材の採用、育成及び教育2024年11月13日部下の社員やスタッフに改善を求める際に活用できるコンストラクトフィードバックとは?
- 人材の採用、育成及び教育2024年11月6日フィードフォワードを使って部下を育成しやる気を引き出す
- 人材の採用、育成及び教育2024年10月30日仕事の苦手分野を克服する理由とその具体的な方法
カフェ経営者に贈る日々の売上アップ法を配信
メルマガでは配信中です。
今ご登録いただくと
小冊子『カフェを始めとする小規模の飲食店がこれから生き残るための指南書』ほか、すぐにお店で使えるツールがダウンロードできます。
今すぐメルマガに登録して手に入れてください!