カフェでコンサルティングは必要か?コンサルタントの選び方

2024年5月5日リライト

売上不振や店長が育たないなどの理由で
コンサルティングを依頼しようか迷って
いる方もいるでしょう。

コンサルティングを依頼したら、

高額なのではないか?
結果が出なかったらどうしよう…
とためらう気持ちわかります。

私はありがたいことに
カフェコンサルタントになって
13年目に突入しました。

今回の記事では、
コンサルタントを依頼するメリット
と選び方についてお伝えします。

コンサルティングを受けるメリット

コンサルティングを受けるメリット
ってどんなことがあるのでしょうか?

コンサルティングを受けようと思う瞬間は
何らかの悩みを抱え、
その悩みを解決したいタイミング
ではないでしょうか。

コンサルティングを受けるメリット
として具体的にどんなものがあるのか
考えてみましょう。

知識やノウハウの取得

コンサルタントを雇う経営者の
ほとんどは知識やノウハウの取得が
目的ではないでしょうか?

コンサルタントはその分野において
圧倒的な知識やノウハウを持っている
からです。

知識やノウハウではなく、
失敗も経験しています。
その経験を元にアドバイスします。

経営時には
PDCAを高速で回すこと
が重要になります。

従って、
良質な仮設を立てることも重要
です。

このときに、
コンサルタントの経験が活きる
のです。

また専門分野の最新情報を持っていますから、
その最新情報を得ることもカフェの経営に
役立つことでしょう。

客観的にお店を観る訓練

カフェを始め飲食店に携わるものは、
お店にいる時間が多いため
どうしてもお店を客観的に見れません。

となれば、
客観的に見られることは重要です。

客観的且つ多くのカフェを見ている
コンサルタントは様々な事例を示し、
的確なアドバイスができるでしょう。

そのアドバイスが
カフェ経営に役立つのです。

オーダーメイドでやれること

経営で悩んだ時にする
具体的な行動ってどんなことが
あるでしょうか?

などいろいろ考えられます。

しかしながら、
その方法だとあなたの悩みを解決
できる可能性は低いです。

なぜなら、
あなたの悩みに対して的確な回答
が示されないからです。

しかし
コンサルティングを受ければ、

  • あなたのお店の問題はなにか?
  • あなたは何をすればよいのか?

を明確にしてくれるので、
具体的に何をしたらよいのかがわかり、
何を行動すればよいかがわかります。

自分のお店と向き合う時間

コンサルティングを受ける上で、
いちばん重要なことが
この自分と向き合う時間を持てることです。

日々の営業に流されがちです。

そうすると一番大切な
お店の未来を考える時間
なくなってしまいます。

しかし、
コンサルティングを受けることで、
強制的にも受けている時間は
お店と向き合う時間を持てます。

画像はイメージ(写真ACより)

経営者としての孤独を緩和する

経営者は孤独です。
そのときにコンサルタントが傍に居て、
いろいろな悩みを聞いてもらえるって
とても助かると言われます。

経営者と雇われている側のスタッフには
大きな溝があります。

その両者が話をするときには、
視座を変えて話す必要があります。
そのお手伝いができるのが
コンサルタントだと思っています。

コンサルタントの選び方

実際にどのようなコンサルタントを
選べば良いのかその選び方について
考えてみましょう。

私が思うのは以下の3つです。

現場での経験が豊富

カフェを始め飲食店経験が
全くないよりあったほうが良い
でしょう。

私が感じるのは、
お酒を扱う業態と扱わない業態では
経営にかなりの差があります。

ですから、
その点の経験を鑑みてコンサルタントを
選ぶといいでしょう。

お店の規模や立地での経験も重要です。
年商3億のお店と年商700万のお店では
経験値が全く違います。

また郊外のお店と駅近のお店、
東京や大阪のお店と地方のお店
では全く経営アプローチが違いますから。

また資格はあまり関係ありません。
あなたの状況にあった知識やノウハウを
持っていることが一番の条件です。

数値だけを見て
アドバイスをするコンサルタントは、
飲食店では避けたほうが良いと思います。

あなたのカフェの問題を解決する

よくあるパターンが、
「SNSなど使って集客します」
というコンサルタント。

このようなコンサルタントが悪い
というわけではありません。

あなたのカフェの問題は、
SNSを使って集客すれば解決できるか
が問題なのです。

意外にこの点に気づいてない方多いです。

例えて言えば、
胃が痛いのに風邪薬を飲ませている
ようなものです。

あなたのカフェの症状(問題点)に合わせた
薬(解決策)を処方してくれる医者(コンサルタント)
に依頼しましょう。

価値観が一緒である

価値観が一緒って、
どうやってそんなこと判断するの?
という声が聞こえてきそうです。

答えは簡単です。
たいていのコンサルタントたちは、
ブログやメルマガをやっています。

これらを読めば、
そのコンサルタントの考え方や価値観
がわかります。

加えて人間性まで伝わってきます。

もしやっていなかったとしても、
最初の無料相談を設けている方が
ほとんどですので活用しましょう。

私もブログとメルマガをやっており、
私にコンサルティングを依頼する方々は、
私が驚くくらいブログを読んだ上で
依頼してくれます。

5年メルマガを購読して
コンサルティングを依頼された方
もいます。

電話相談
無料の電話相談も活用してみては?
画像はイメージ(写真ACより)

私のコンサルティングへのこだわり

私がコンサルティングをする際に、
上記の3つに加え以下の3つについて
こだわっております。

本質的な改善

私はコンサルティングをしているとき、
その事象を見て判断するのではなく、
その事象の裏に隠れている問題を探します。

これは
ファーストフード時代の師匠の教え
でもあります。

例えば…
コンサルティング時にトイレが汚かった
としましょう。

この場で事象としてトイレが汚いは伝えますが、
「なぜ、トイレが汚い状態なのか?」
を店長及び時間低責任者と一緒に考えます。

  • トイレがきれいであることの優先順位が低いのか?
  • なぜトイレの優先順位が低いのか?
  • たまたまその時間人がいなくてできなかったのか?
  • スタッフがトイレチェックの仕組みに問題はないか?

様々な要因が考えられます。
その要因によってコンサルティングの仕方
は変わってきます。

だからこそ、
問題の本質をよく見つめ改善案を
一緒に考えることが最重要なのです。

トイレはカフェに置いて最重要課題です
画像はイメージ(写真ACより)

気づきを与える

私はコンサルティング時に
敢えて答えを言いません。

「こんな方法もあるよ」
「この方法はこういうメリットがあるよ」

などと伝え、
店長や経営者に決めてもらい行動
してもらいます。

ある意味、
気づいてもらうことこそが、
コンサルティングの目的です。

なぜなら、
人は他人から言われたことは
ほぼやりません。

しかし、
自分で「やろう」と思ったことは
行動します。

裏を返せば、
言われたことが結果が出るのまでに
時間がかかれば容易に諦めてしまいます。

だからこそ、
自分で気づき、決め、行動できるように
コンサルティングをします。

未来のイメージを明確にする

ここが一番私が重要視しているところです。

コンサルティングを受け、
「今からあれをやろう!」
とすぐに行動できるようにアドバイスします。

具体的には、
お店の未来の状態を明確にイメージできる
ようにします。

自分のお店がなるべく未来の姿が見えれば、
それに向かって行動できるからです。

試食会、コンサルティング、打ち合わせ

コンサルティングを受け結果を出すためには

コンサルティングを受け、
自分が望む結果を出すためには、
自身の姿勢ももちろん大切です。

別のブログでも伝えていますが、

が大切だと考えています。

参照記事
コンサルティングで結果を出すための7つの基本姿勢

コンサルティングを受けることは、
自己そしてお店の未来への投資です。

その投資が生きるかどうかは、
今回の記事の内容を参考にして
考えてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

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