東京チカラめしから学ぶカフェの戦略の重要性
カフェ集客及び売上アップ専門
コンサルタントのいながきです。
先日のブログで「戦略」と言う話しをしました。
戦略とは「戦わずして勝つ」
ということもお伝えしました。
その典型的な例を今回はご紹介します。
それは、一時期飛ぶ鳥落とす勢いで伸びた
牛丼チェーン店「東京チカラめし」です。
東京チカラめしは、
2011年6月池袋で1号店をオープンしました。
牛丼御三家である「すき家」「吉野家」「松屋」
があったため成功しないのでは?
と専門家たちは考えておりました。
ところが、この予想に反して東京チカラめしは
快進撃を続けます。
1号店をオープンしてわずか1年でちょっとで
100店舗を達成します。
なぜか?
御三家は煮た牛丼でしたが
東京チカラめし「焼き牛丼」だったのです。
要は、
御三家の隙間を狙って商品で勝負
したのです。
ところがそう甘くはありませんでした。
この売れるメニューである焼き牛丼を
御三家も同じように出してきたのです。
そこで東京チカラめしはどうしたのか?
これが私は一番の戦略ミスだったと思います。
東京チカラめしは煮た牛丼で勝負したのです。
特徴・ウリがなくなった東京チカラめしには、
お客様が行く理由がなくなり、
どんどん客足が遠のき、売上は減少します。
そしてついに、
2014年6月に東京チカラめしは店舗を譲渡する
ことになりました。
今では東京、神奈川、千葉、大阪に13店舗しか
存在しません。
軸=「戦略」がぶれると
集客できない、売上が低迷する典型的な例
かも知れませんね。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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