料理の提供時間を早くするためにカフェでできる3つの工夫
お客様が入店されてから
席に案内するまでの時間、
お客様が注文されてから
料理が届くまでの時間
なるべく早くしたいものです。
特に料理が届くまでの時間は、
遅ければクレームになる可能性を
秘めています。
今回の記事では、
料理の提供時間を早くするために
カフェでできる3つの工夫をお伝えします。
目次
お客様が料理の提供時間として待てる時間
お客様が料理を注文してから、
料理が届くまでの時間において、
お客様が待てる時間があると
言われています。
その時間は
一般的にモーニング5分、
ランチ8分です。
業種にもよりますが、
待ち時間が10分を超えると、
イライラするお客様が増え始めます。
その結果あなたに
「料理はまだ?」
と問い合わせることでしょう。
最悪お客様が怒り出し、
クレームになることもあります。
もちろん立地にもよります。
駅の構内や駅近のお店は、
その時間はもっとシビアになります。
特にモーニングの時間は要注意です。
朝は急いでいるお客様が多いからです。
以上のことから、
料理の提供時間はとても大切
だということがわかるでしょう。
提供時間を早くするための3つの工夫
提供時間を早くするために、
以下の3つの工夫をしましょう。
料理の過程を簡略化する
料理の過程を簡略するために、
事前仕込みをします。
予め仕込んだものを
スチコンで温めてから出せば
より早く料理を提供できます。
スチコンなどの厨房機器は
フル活用できるようにレシピを
考えましょう。
ちなみに、
今の時代厨房機器の三種の神器
と呼ばれているものがあります。
真空パック、スチコン、凍結機です。
知っておいてください。
オーダーを取ってからの時間を見える化する
オーダーを受けてから、
料理を提供するまでの時間を
見える化しましょう。
つまり、
料理の提供時間を把握すること
が大切なのです。
把握することで、
スタッフの意識が変わります。
様々な方法がありますが、
今はハンディで入力と同時に、
キッチンモニターで経過した時間が
わかるものもあります。
活用してください。
なければ、
注文伝票に注文を受けた時間を記入する
というアナログ的な方法もありです。
オーダーコントロールする人を配置する
私が現場でオペレーションをしていて、
料理の提供時間が遅いカフェのほとんどは、
オーダーを把握している人がいません。
つまり、
スタッフの動きがそれぞれ
バラバラなのです。
バラバラなために、
今現在入っているオーダーを全て
把握している人が存在しません。
そうならないためにも、
全てのオーダーを把握している
オーダーコントローラーを配置する
ことをお勧めします。
お店によっては、
時間帯管理責任者という位置づけ
かもしれません。
全てのオーダーを把握している人が
存在することで
- どんな料理が不足しているのか?
- どの料理を一番先に作って欲しいのか?
- どのお客様が一番待っているのか?
がわかり指示を出せます。
オーダーコントローラーの存在
とても重要なのです。
どうしても提供時間がかかる時の対応
どうしても調理に時間がかかる料理
ありますよね。
そのような料理は、
メニューに書くと同時に
接客時にお客様に伝えましょう。
「こちらのアップルパイは
注文が入ってから1つ1つ焼きますので、
30分ほどお待ちいただけますか?」
と言ったトークです。
また今の時代は人手不足で、
提供時間がかかる場合もあるでしょう。
そのようなときは、
入口に張り紙もするのも1つの方法
ですよ。
参考記事
提供時間でお客様が不満を持たないように
お客様が提供時間で
不満に感じないようにするためには、
常にお客様を観察することです。
はっきり言って、
お客様を観察していれば、
不満に思っている人はわかります。
こちらを見て訴えてきます。
その目を逃さないでください。
これは全てのクレームに言えることです。
仮に、
提供時間で不満に感じたお客様が
いたとしましょう。
そのお客様は、
「あのお店は料理の提供に時間がかかる」
というイメージを持ち周りの人に言います。
そうなると、
口コミの悪い評価が拡がりますので、
要注意です。
特に駅構内のお店や
駅に近いお店ならその影響は
大きいでしょう。
またクレームになった際には、
責任者から謝罪をすることも
忘れないでください。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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