他業種とコラボレーションを図りたいと考えたときの業種の選び方
カフェの売上を伸ばす方法として、
異業種とのコラボレーションする
という方法もあります。
しかしコラボレーションするにも
相性が良い業種と悪い業種がある
ことも確かです。
相性が悪ければ、
カフェという本業に悪影響を与え
最悪売上は落ちてしまいます。
つまり、
どの業種とコラボするのかは
とても重要です。
今回の記事では、
カフェが他業種とコラボレーションを
したいと考えたときの業種の選び方
についてお伝えします。
目次
カフェが異業種とコラボするメリット
他業種とコラボレーションすることで
あなたのカフェは新たな顧客層に
アプローチできるようになります。
例えば、
雑貨店や書店とコラボすることで、
その業種を利用したい顧客が
カフェを利用するきっかけになります。
結果
来店数の増加につながります。
また、
あなたのカフェ自体の話題性も向上し、
SNSをマスメディアでも注目され、
宣伝効果も期待できます。
またコラボ業種とのコラボ賞品を
開発し販売することで更に注目を
集めることができます。
相性の良い業種を選べば、
双方でwin-winの関係となり、
双方で売上アップが図れます。
またコラボが成功すれば、
単なる売上アップだけではなく、
ブランドの強化にも繋がります。
結果次の出店が見え、
多店舗展開も見据えることが
できるようになります。
あくまでも、
うまく行けばの話ですが…

コラボとしてメリットがあるのでしょうね
カフェとコラボレーションが増えている業種
カフェとコラボレーションして
成功している証拠に数多くある
業種を3つ紹介します。
雑貨やインテリアショップ
カフェで使用するコーヒーカップや
プレートなどの食器を店内で販売して
いるお店多いですよね。
実際にカフェで使用しているため、
デザインや質感を感じることができ、
購入に繋がり易くなります。
また、
陶芸やハンドメイドの食器
自作の限定デザインのカップ
など販売することもできます。
おしゃれなカフェで
かわいい(おしゃれな)雑貨を販売
することで、
若い女性が集まるカフェになります。
本屋
ブックカフェという形態は
今世の中に数多く存在します。
その最たる例が
スターバックスさんとTSUTAYAさん
のコラボではないでしょうか。
元々漫画喫茶があるように、
本とカフェの相性は良いです。
本を読みながら、
コーヒーを飲める空間は、
多くの人に支持されています。
私も大好きなひとときです。
スペース貸しなどシェアオフィス
元々ビジネスで利用する
お客様が多いカフェや喫茶業。
リモートワークの増加に伴い、
カフェの一部をシェアオフィスとして
活用するアイデアもあります。
Wi-Fiや電源完備の席を設置し、
月額制や時間貸しのプランを導入し、
飲食としてより場所貸しとして
収入を得ることができます。
また定期的な利用が望めるため
サブスクやチケット制にしやすく
定期的な収入が見込めます。

コラボレーションする際に業種を選ぶポイント
ではどのような業種と
コラボレーションすればよいか
選ぶ際のポイントをお伝えします。
コラボレーション先を選ぶ際の
参考にしてください。
客層が合うか?
コラボレーションを成功させるには、
ターゲット層が一致していることが
最低条件です。
例えば、
あなたのカフェの客層が20〜30代の女性
だとしましょう。
そのターゲット層の女性が喜ぶ
ファッションブランドや雑貨店との
コラボは相性が良いでしょう。
ターゲット層を明確にしてから、
コラボの相手先を選ぶことです。
雰囲気が合うか?
カフェの内装やコンセプトと、
コラボ相手のブランドイメージが
合っていることも重要です。
例えば
雑貨を扱うショップとコラボする
としましょう。
あなたのカフェが
ナチュラルな雰囲気のカフェなら、
それに合ったショップを選びます。
そうしなければ、
お店全体の統一感がなくなり、
お客様の居心地が悪くなります。
コラボする際には、
ビジュアルや雰囲気の統一感を
意識することが大切です。
双方にメリットがあるか?
コラボレーションで一番重要なことは、
一方の店舗だけが得をするものではなく、
双方にメリットがあることです。
例えば、
ガソリンスタンドとコーヒーショップ
のコラボの場合。
ガソリンスタンドからすれば、
が考えられますし、
一方でコーヒーショップからすれば、
- 安定した客数の確保
- 出店コストの削減と省スペースでの展開
- モーニングの売上の確保
- 他のコーヒーショップとの差別化
が図れます。
お互いにメリットがあることが
コラボ成功のポイントです。

異業種コラボは慎重に選ぶことが成功のカギ
カフェと他業種とのコラボは、
新たな客層の獲得や売上アップに
つながる可能性があります。
成功すれば、
あなたのカフェの認知度は高まり、
多店舗展開の期待も高まります。
しかし、コラボ相手を誤ると、
ブランドイメージのズレが生じ、
結果売上が下がります。
特に客層が異なる業種と組めばと、
思ったよりも集客がうまくいかず、
コラボの意義が薄れてしまいます。
コラボの成功のためには、
相手の業態やターゲット層を
十分に調査してから始めることです。
目新しい業種とコラボすれば、
確かに話題にはなりますが、
長期的には厳しいでしょう。
単なる話題作りではなく、
長期的に一緒に売上を稼げる業種と
組むことが成功への近道ですよ。
この記事を書いている人

- カフェコンサルタント
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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