動かない社員や動かないスタッフの動かない理由を知る
2025年5月29日更新
コンサルティングをしていて
売上アップという結果が出ない人
にはある共通点があります。
それは
すぐに行動できないこと
です。
なんらかの言い訳をして、
なかなか行動に移せません。
あなたは言っても、
動かない社員やスタッフに
悩まされていませんか?
今回の記事では、
動かない社員やスタッフの
動かない理由を知り、
その動かし方を一緒に考えましょう。
目次
社員やスタッフが動かない理由
私も社員やスタッフが
すぐに動かないことに対して
最初理由がわかりませんでした。
何しろ私は上司から現場時代
「DO DO DO」
と冷やかされた人間でしたので(笑)
すぐに動くことができない人は
ある意味慎重な人でもあります。
ある意味素晴らしいことです。
が、残念なことに、
行動しなければ100%結果は
生まれません。
まず知ってほしいことは、
行動までにはプロセスがある
ということです。
そのプロセスに注目してみましょう。
まずあることが大切だと
「気づく」ことから始まります。
気づいたら、それをやるべきだと
「受け入れる」段階に入ります。
受け入れられると、
「やろう!」という決断が
されるのです。
上記の3つの段階を
クリアしたら人は行動する
のです。
これがいわゆる「変化」です。
変化にも実は段階があります。
変化の4つの段階
変化の1段階目:無視して否定する
見て見ぬふりをする。
変化の2段階目:怒り・腹を立てる
感情的になり客観的に考えられない。
変化の3段階目:抵抗をする
表立って反対する人もいれば、
表向きは指示して抵抗する人もいる。
変化の4段階目:受け入れる
これだけを見ても、
変化するために行動を起こすって
並大抵なことではないとわかります。
しかも行動しても継続しなければ、
大きな結果は望めません。
この継続がかなり厄介です(笑)
※後ほど述べます。
気付く→受け入れる→決める→行動する
であることがわかります。
上記を見て
まず気づくことから始まる!
と気づいていただけましたか?
実は、コンサルティングをしていて
感じるのが決断や覚悟以前に
一番最初の段階である「気づいてない」
という社員やスタッフが多いことです。
もっと言えば、
社員やスタッフが気付くための行動
を経営者や店長ができていません。
行動させるためには、
まずは気付かせることなのです。

画像はイメージ(写真ACより)
行動するために障壁となること
行動までのプロセスをわかっても、
それでも行動できない人がいます。
行動の障壁となるものがあります。
現状に満足し変化を嫌う
人は変化を嫌う生き物です。
「コンフォートゾーン」
あなたも聞いたことがある言葉
かもしれません。
変化=成長です。
前述したように、
行動しなければ何も変わりません。
だからこそ行動なのです。
とにかく思い立ったら行動!
すぐ行動することを大切にして
ください。
もしかしたら、
単なる見切り発車だったり、
おっちょこちょいと思われる
かもしれません。
でも、そうではないんです。
ここで大切になってくることが
行動しながら検証すること
なのです。
いわゆる
高速でPDCAを回すことです。
自分が行動しているときに、
その行動が正しいかどうかを
常に検証し続けることです。
検証することによって、
間違っているなら修正を加えます。
その修正をすることで、
正しい方向に向かうように
改善行動をしていきます。
すぐに行動できない方。
よく捉えれば「慎重な方」だと思います。
しかし、
行動してみないと見えないことって多い
のですよ。

やるためには?と考える
やるためにはどうしたら良いか?
という思考習慣を持ちましょう。
なぜなら人は行動しようとすると、
やれない理由・できない理由を
並べるからです。
そっちのほうが楽だからです。
何か目標及びやりたいことがあったら、
それをやるために逆算をして、
今やるべきことを行動する
ことが大切です。
つまり、その内容をやるためには
今あなたが何をやるべきか逆算して、
いろいろと頭に汗をかきましょう。
そうすれば、
あなたの中で何らかの答え
が出てくるはずです。
あれこれ考えいると、
行動するのが面倒になりることがあります。
すぐにそれを行動することをお勧めします。
行動しなかったら何も変わりません。
成長するためには変わるしかありません。
結果を出すためには行動あるのみです。
情報を仕入れすぎる
インターネット、本、セミナーなど
今の時代実に多くの情報を仕入れる
ことができます。
一節によれば、
人類が始まって2003年までの情報量を
たった2日で生み出されているほどの
情報量だそうです。
情報量が多ければ、
当然その情報量の多さに惑わされます。
もっと言えば不確かな情報も流れます。
またセミナーに行くことや
本を読むことはなぜかやった気に
なってしまいがちです。
結果として、
すぐに行動しないと迷ってしまい、
何も行動できなくなります。
よく言われますが、
インプットしたらすぐにアウトプット
は基本です。

社員やスタッフを動かせるために大切なこと
現場に入ると店長から
「今の若い子たちは
なかなか動いてくれない」
と相談を受けます。
しかし私が接している限り、
あまりそうは感じていません。
それは社員やスタッフを
動かそうとする際に、
- その行動の目的は何か?
- なぜあなたにやってほしいのか?
- 行動した後どんな状態になるか?
を明確に伝えているからです。
ただ指示を出すのではなく、
上記の3つを伝えることで
動きが変わります。
ちなみに、
人を動かすことに関しての名著が
デルカーネギー氏の『人を動かす』
です。
是非読んでみてください。

デルカーネギーの人を動かす他にも
お勧めの本を紹介しております。
カフェ経営者にお勧めする本10選
継続することで結果は更に出る
動いても0かもしれないけど、
動かなければ、100%「0」!
私がコンサル先の店長たちに
よく言っていることです。
とにかく行動が大切なのです。
そして行動だけでは成果は出ません。
その行動を継続することで結果は
更に出るのです。
だから、
「継続は力なり」
という言葉があるのです。
パレートの法則も言っています。
何らかの情報を聞いて、
行動する人2割、行動しない人8割
行動する人の中で継続する人2割、
やめてしまう人8割なのです。
つまり、
たったの4%しか結果が出ないのです!
最後に、私の先生の言葉を贈ります。
- 人が嫌がることをやる。
- 継続することでしか結果が出ないことをする。
- 継続とは技術である。
是非、行動して継続してくださいね。
この記事を書いている人

- カフェコンサルタント
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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