カフェ営業業務にける報連相の重要性
カフェを営業しているときの問題の1つとして
報連相というものがあります。
有名な言葉の1つですよね。
クレームなど発生した際上司から
「報告、連絡、相談をきちんとしなさい!」
と言われる。
クレームが起きたのに部下が
「報告、連絡、相談をしてくれない」
ことがある。
なぜ上司から言われるのでしょうか?
なぜ部下は報連相をしないのでしょうか?
報連相の重要を考えます。
まず上司と言われる人は、
なぜ上司というあなたより上のポジションに
いるのか考えてみましょう。
それは、
あなたより俯瞰で全体を見る力がある
からです。
全体を見る力があるということは、
1つの問題が起こったときに、
更に起こり得る事態を考えることができる
ということです。
例えば料理に傷んだ野菜が混入
していたとしましょう。
この時に考えられる原因として
あなたならどのようなことを考えますか?
- 納品業者が良い野菜を納品していない
- 野菜の納品時にチェックがされていない
- 野菜の先入れ先出しができていない
- 野菜の保管庫の整理整頓ができていない
- 野菜の保管の仕方に問題がある
- 野菜の仕込み時にルールができていない
- 調理した後のダブルチェックができていない
- 1日が終わった後の野菜のチェックができていない
- 野菜の廃棄ルールが決まっていない
- 発注数と1日の出数がマッチしていない為、過剰在庫気味になっている
など考えられる可能性は山ほどあります。
この可能性について全てチェックし解決
する必要があるのです。
もしこのような時に報告しなかったら
どうなるでしょうか?
そうなのです。
起こった事象の裏に隠れた問題に気付かない為
根本的な問題は解決されず永遠に続くのです。
要は
問題の裏には潜在的な問題が必ず潜んでいる
ということです。
表面の問題を解決するだけでは、
全く解決しないのです。
だからこそ、
俯瞰的に見れる人に報告する
必要があるのです。
もし顧客への対応が遅れれば、
顧客満足度に影響を及ぼすだけでなく、
売上にも影響が出るでしょう。
これらの積み重ねが、
結果として顧客満足度に繋がり、
売上アップにもつながるのです。
報連相することで、
良いことなら、
もっとその事象が発展するために
対策を講じることができ、
悪い事なら、
更に起こるトラブルを防ぐ案を講じる
ことができます。
情報を共有することにより、
トラブルを事前に察知し、
対策を練ることができるからです。
「こんなことたいしたことないや」
と思い報連相を怠った結果、
思いもよらぬ事態に発展すること
よくあるパターンの1つです。
そうならないためにも、
報連相は重要なのです。
あなたは上司に報連相できていますか?
あなたは報連相の重要性を部下に伝えていますか?
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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