人口減少がカフェ喫茶店業界に及ぼす影響
2024年5月28日更新
未来日本は確実に人口が減ります。
話題となった未来の年表を読んだ方
もいることでしょう。
日本の人口は、
2004年をピークに2050年には
1億人を割ると予測されています。
数で言えば3300万人の人が
いなくなるわけです。
このことについて、
日本人はあまり問題意識を持って
いない様に感じてなりません。
人口が減ると、
私たちカフェ喫茶業界には
どのような影響があるのでしょうか?
ある資料によると、
川崎市、さいたま市、福岡市
それに東京23区は人口の減少が
緩やかと推測されています。
それに比べ、
地方都市や政令指定都市の中でも
仙台市、神戸市、北九州市、静岡市、
新潟市などは
急速に人口が減り高齢者率が上がる
と推測されます。
そうなるとどうなるでしょうか?
労働者人口が減ることにより、
中々人材を採用できなくなる
ことが予想されます。
もっと心配なのは、
地方の人口は減ることにより、
地方でのカフェ喫茶経営が成立しない
恐れがあるのです。
例えば岐阜県。
人口千人あたりの喫茶店数は、
1.209と全国NO.1の県です。
岐阜県の人口は
2020年で約198万人。
2023年5月で約193万人。
3年で5万人もの人口が減っている
計算です。
2035年には、
岐阜県全体で人口は175万人
になると予測されています。
ほぼ18万人減るわけです。
となれば、
人口千人あたりの喫茶店の数が
1.0としても、
単純計算で180軒の喫茶店が必要ない
状況になるのです。
もちろん経営者の中には、
ご高齢で閉店をする喫茶店もある
でしょう。
しかし、
スターバックスさんを始め、
チェーン店は今もなお店舗数が
増えています。
人がいないところにカフェ喫茶店を
営業しても経営は厳しいですよね?
商圏の人口が減れば、
当然我々の業界は売上が下がります。
しかもそう遠くない未来に…
そのような未来に備え、
ことをお勧めします。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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