あなたのカフェの客層が悪いと悩んでいるなら
毎日実に様々なタイプのお客様が
あなたのカフェにも来店されている
ことでしょう。
中には
自分のお店としては好ましくない
お客様もいるかもしれません。
「なんか客層が悪いなあ」と。
客層が悪いのは外的要因でしょうか?
違うんですよね。
今回の記事では、
客層が悪いと感じたら考えてほしい
ことをお伝えします。
目次
あなたのカフェの客層が悪い要因
「うちの立地が悪から客層が悪いんです」
「うちのお店客単価が低くて」
こういう言葉を店長から聞くことあります。
このようなことを言う店長のほとんどは、
客層が悪いのは立地のせいであると
思っています。
立地のせいではないと言い切れます。
客層が悪い原因のほとんどは、
今まであなたが営業してきた結果、
このような客層になっているのです。
私は以前新宿伊勢丹の裏手のお店で
店長をしていました。
着任した当時は、
お店が歌舞伎町の入り口という立地も
ありなかなか厳しいお客様が多かった
ことを覚えています。
しかし接客を変えるなど
様々な施策をすることで
女性客中心のかなり良い客層にすること
ができました。
だから断言できます。
客層が悪い原因は
外的要因ではなく内的要因にある
と。
つまり、
お客様はお店側が育てていくことで
客層は変わるのです。
悪い客層ってどんな客層?
「お客様は神様」
あなたも聞いたことが
ある言葉でしょう。
確かに以前はそのような考え方が
主流だったかもしれません。
誤解を恐れずに言うなら、
今はお店側がお客様を選ぶ時代
でもあります。
私は今でも現場に入りますが、
本当にいろいろなお客様がいます。
- 店内でオンライン会議をされる方
- 長時間読書をされる方
- 参考書を開いて勉強をされる方
- 大きな声で会話される方
このような行為をするお客様が悪い
という方もいれば気にされない方も
います。
誤解を恐れずに言うなら、
うちのお店にとってこのようなことを
するお客様は不要です
と宣言すれば良いのです。
お店のコンセプトから客層を決める
カフェという業種上、
どうしても滞在時間は他の飲食業種
に比べて長くなる傾向があります。
どのようなお客様を許容範囲にするかは、
あなたのカフェのコンセプトによって決まる
でしょう。
このコンセプトに沿っているのか
それとも沿っていないお客様なのか
を考えてお客様を設定します。
つまりお店としてのルールを設定します。
ここで注意したいこととして、
あまりにルールを作りすぎると、
当然利用できるお客様は減ります。
減るということは売上も減ります。
そこは承知しておきましょう。
コンセプト作りは重要ですので、
以下の参照記事をご覧ください。
客層に合わせてお店のルールを設定する
お店ももちろんですが、
利用しているお客様同士が
気持ちよく利用してもらうために、
最低限のルールは必要です。
以前はこのようなルールを設定しなくても、
「常識の中で」
みたいない暗黙の了解がありましたが、
今はこの考え方はムリがあります。
だからこそ、
きちんとお店でのルールを明示する
ことが必要です。
例えば、
- お席での電話での会話はお控えください
- お席でのオンライン会議はお控えください
- 混み合った際はお席の利用は90分になります
このようなルールは、
注文してからわかると納得されない
お客様もいらっしゃいます。
そのため、
入り口に明示することが望ましい
でしょう。
全てのお客様があなたの思い描いている
お客様とは限りません。
ある程度の譲歩は必要です。
だからといって、
他のお客様に迷惑がかかるような行為、
特にあなたのお店にとって良い顧客が
「こんな客層を許すなら次回はやめよう」
と思われるのは悲しいですよね。
あまりに客層が悪いと判断したら、
最低限のお店としてのルールは明示
して良いと思いますよ。
なお、
私が新宿のお店で客層を良くした方法は、
繁盛会などで私と会った時に直接聞いて
ください(笑)
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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