雨の日に売上を落とさないためには?~雨の日サービスの考え方
2021年6月6日リライト
梅雨の季節ですね。
雨が降ると売上アップが見込めない
カフェもあるでしょう。
私も現場時代は雨が降ると、
極端に売上が低下するお店だったので、
雨や雪には何度も泣かされました。
このような雨に弱いお店では、
雨の日に集客・売上アップできる方法
はあるのでしょうか?
私の経験も踏まえて、
雨の日に売上アップをする方法
雨の日サービスの考え方
をお伝えします。
目次
ある雨の日の上司とのやり取り
私が店長時代の話です。
朝から雨が降っている
6月のある日のことでした。
売上は最悪の状態でした。
すると、
お昼過ぎに上司からの電話
がかかってきます。
上司:「いながき、今日の売上どう?」
私:「雨が降っているから最悪ですよ」
上司「雨が降るってわかっていたら、
なぜその対策が打てない?」
と思いっきり叱られました。
正直そのときは、
「雨降ってるから仕方ないじゃん!」
と思っていました。
いや、思っただけではなく、
思いっきり若気の至りで上司に
口答えしてました(苦笑)
しかし、その上司の言葉は続きます。
「いながきのお店は
雨が降れば売上が下がる
とわかっているのでしょ?
天気予報で雨が降るとわかっているなら、
俺ならどうやって雨でもお客様が来るのか
を真剣に考えるよなあ。
ただ、雨が降っているからと
指をくわえているの?
1円でも売上アップをする努力はできないのかなあ
いながきならそう考えていると
思っていた俺の買い被りかなあ」
雨のサービススタート
そのときから、
どうすれば雨の日でも集客できるのか?
を考えるようになりました。
だからこそ、
雨の日サービスを開始
しました。
具体的にはその時は雨の日にご来店で、
ある条件を満たすと150円の商品を無料
にしました。
その当時まだ雨の日サービスを
やっているお店は皆無だったので、
結構売上に反映しました。
雨の日サービスはサプライズ要素を
今の時代結構多くのお店で
雨の日サービスを実施している
のを見ます。
まず雨の日サービスには、
・経済的なもの
・物理的なもの
があります。
経済的なものとは、
ずばり雨の日にご来店で○○円引き
と言ったもの。
物理的なものとは、
ご来店時に濡れた身体を拭く
タオルを提供すると言ったものです。
結構いろいろなカフェで、
雨の日サービスを実施しており、
雨の日サービスもメジャーな物
になってきました。
考え方として、
「雨の日サービスで集客する」
と考えるよりも、
「雨の日に来店されたお客様を感動させる」
と考えることをお勧めします。
つまりどういうことかと言えば、
「雨の日来店でミニデザート1つサービス」
よりも、
「雨の中わざわざご来店ありがとうございます。
お店より感謝の気持ちを込めたミニデザートです。
どうぞお召し上がりください」
のほうがお客様は喜ぶでしょう。
そうなんですサプライズ感です。
物理的なサービスも、
サプライズ感を演出できます。
もしかしたら、
感動したお客様が自身のSNSで
記事を書いてくれるかもしれません。
今までは
「雨の日ご来店でスタンプ2倍」
「雨の日ご来店でドリンク100円引き」
で集客できたかもしれません。
しかしほぼ効果は薄れています。
真剣にお客様が喜ぶ雨の日サービス
を考える必要があるのです。
雨の日にお客様がしてほしいことを考える
雨の日サービスを考えようとすると、
ほとんどのお店が値引きに考えが
行きがちです。
値引きがダメだと言っているのでは
ありません。
考え方として、
お客様が雨の日にしてほしいことを
考えてみましょう。
- 雨で濡れた洋服を拭くタオルの貸出し
- 駐車場からお店までのお見送り or 傘貸出し
- 濡れた洋服を乾かして差し上げる
考えればいろいろなアイディアが
出てきます。
どうすればお客様が喜んでくるのか?
真剣にお店のスタッフ全員で考えて
みると楽しいですよ。
考え方が大切
私の先生がよく言います。
売上が悪い理由を
「地域」「業界」「天候」「景気」
のせいにしない
「今日は寒いから客足が…」
「今日はむっちゃ暑いから仕方ない」
「雪が降るとうちは全然お客様は来ない」
このように考えるのではなく、
どうすれば売上アップできるのか?
どうすれば雨の日でも来店してくれるのか?
考えることです。
私もコンサルティング時によく
店長やスタッフに伝えるのですが、
「売上の下げ幅を10万にするのか、
5万にするのか、3万にするのか、1万にするのか」
ということです。
何もしなければ、
一番悪い売上まで下がります。
何をすればお客様は喜び、
来店してくれるのか
お店のスタッフ全員で考えることです。
きっと、良い案が出ます。
打開策は見つかるはずです!
雨の日だからこそできること、
考えてみませんか?
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この記事を書いている人

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