カフェの現金管理は3種類の現金に分けることがポイント

2022年12月3日更新

完全キャッシュレスでない限り、
毎日の売上が現金として手元に残る
私たちカフェを始めとする飲食店。

この現金管理で悩んでいる
お店結構多いのではないでしょうか?

きちんと管理をしないと、
最悪な場合はレジ現金の過不足
に繋がります。

このレジ現金の過不足で、
泣かされているお店も多い
のではないでしょうか?

今回の記事では、
カフェにおける現金管理の方法
について解説します。

現金管理の基本

現金管理の基本は、
お店の現金には種類があり、
その種類は3種類あるということを
知ることです。

よくあるパターンとして、
レジ売上から経費を購入してしまい、
レジ締めのときに

「わあ!お金が足りない!!」

と困ってしまうパターン。
経験したことある店長も多い
のではないでしょうか?

このような事態を防ぐためにも、
お店の現金を分ける方法を知って
おきましょう。

参考記事

3種類に分けて現金管理

お店にある現金は3種類あります。
この3種類の現金をきちんと分けて
管理するようにします。

1つ1つ把握しておきましょう。

レジ現金

お釣り用に準備している現金
お店で一定額のつり銭を設定します。

翌日の営業のために両替して
保管するので
5000円札×2枚、1000円札×20枚
100円玉×100枚、50円玉×50枚…計50,000円
というように決め一定額で管理します。

この決めた金額に沿って、
翌日の両替をするかどうかの判断
をするようにします。

画像はイメージ(写真ACより)

売上現金

その日の現金売上によって、
できる現金です。

できれば、防犯の為、
その日の夜に夜間金庫に入金
することをお勧めします。
できなければ、翌日でも良いでしょう。

また毎日入金することで、
通帳を見れば一目瞭然で、
毎日の売上額も明確になります。

キャッシュレス化を進めれば
当然レジ現金も売上現金も
金額が減ります。

尚、営業中に回収された高額紙幣は
防犯の意味を含めて、
都度回収する体制にしましょう。

画像はイメージ(写真ACより)

小口現金

お店で必要な
インク、トイレットペーパー等、
購入する際に使う現金になります。

〇円以下になったら×円補充
というお店のルールを決めておきます。

管理は必ずアナログ式の出納帳や、
エクセルなどで入出金を管理します。

売上金は店舗に極力残さない

店舗に売上金を残しておくことは
リスクが伴います。

泥棒はもちろん店舗のスタッフが
魔が差して…なんてこともあり得ます。

ですから、
売上金は必ずその日のうちに、
夜間金庫に預ける仕組みにしましょう。

夜間金庫が無理なら、
翌日の朝一で銀行口座に入金します。
ベストは夜間金庫ですが…

画像はイメージ(写真ACより)

セブンイレブンさんの
売上金入金サービスを活用
することも1つの方法です。

有償サービスですが、
24時間対応可能ですよ。

また、私としては、
キャッシュレス化を進め
売上の現金比率を下げることをお勧めします。

キャッシュレスの導入については
以下の2つの記事をご参照ください。

いずれにせよ、
現金管理をきちんとしているという
姿勢は防犯面からも非常に大切です。

お金が不足する、なくなるは、
非常にお店の雰囲気を悪くします。

3つの現金をきちんと分け、
管理することが大切だということを
知っておいてください。

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

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