カフェを夫婦で経営する場合のリスクを知っておく
2023年10月3日リライト
カフェを始め飲食店を始める際、
ほとんどの方は夫婦で始める方
が多いことでしょう。
もちろん
メリットがあるからですが、
デメリットもあるんです。
特に最初の始めたばかりの時は
メリットの方が大きいのですが、
規模が大きくなるに連れ
デメリットも生じてきます。
2店舗目、3店舗目、4店舗目…
と増やしていきたいなら尚更です。
店舗拡大していく際には、
親族でやることはリスクがあるのです。
なかなか信頼できる人が少ない
かもしれませんが
なるべく自分の右腕となる社員
を育てることに注視してください。
要はあなたの代わりとなり得る人財
を育てることです。
いわゆるNO.2を育てることです。
このNO.2を育てていなければ、
店舗拡大は無理だと思ってください。
なかなか優秀な社員を採用できないため、
どうしても周りを血縁者で固めてしまおう
と考えがちです。
まず夫婦二人で経営できるような
売上規模なら良いでしょう。
人件費も最小限で済みます。
夫婦二人でやっているので、
決め事も簡単に決まります。
当に阿吽の呼吸でできるでしょう。
しかし、
夫婦以外の誰かをスタッフ採用した
ときからデメリットが生じ始めます。
考えてみてください。
スタッフが何か悩みや問題を抱えた時、
どちらかに相談し難くありませんか?
要は、
奥さんに相談すれば全て社長に伝わる
社長に相談すれば全て奥さんに伝わる
と思いますよね?
なかなか相談しづらいのです。
最悪なパターンとして、
社長と奥さんの意見が合わない時や
仲が悪かった時に
スタッフはどうなると思いますか?
想像するのは簡単でしょう。
実はそういうお店私はたくさん
目の当たりにしています。
もっと言えば、
夫婦でカフェ経営をするなら、
夫婦仲が良いことは絶対条件です。
個人経営から商店へ
商店から会社へと大きくするためには
人財の採用及び教育は必須です。
ある程度の規模になったら、
夫婦のどちらかは現場から手を引く
ことが望ましいでしょう。
※子どもも同じです。
※それをやらずに息子に副社長をさせ、
2023年大問題になった会社知ってませんか?
今の時代中々優秀なスタッフを抱える
ことが難しくなっているために、
NO.2を育てることは難しいかもしれません。
しかし店舗拡大をするなら、
NO.2の存在は必須です。
容易に血縁者をNO.2に据えることは
かなりのリスクがあるということを
知っておいてください。
店舗拡大したいなら、
社員教育は必須ですよ!
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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