あなたのカフェでお客様がリピートしないリピート客が作れない理由
2024年11月6日更新
「お店の売上は良くない」
というカフェの相談を受けたとき、
そのようなお店には共通点があります。
それは、
新規客の集客ばかりに目が行き、
リピート客が定着するための動き
をしていないことです。
そう指摘すると、
「ちゃんとリピート客も大切にしていますが、
なかなか定着していなくて…」
と言葉が返ってきます。
今回の記事では、
あなたのカフェでお客様がリピートしない
理由とその対策をお伝えします。
目次
お客様がリピートしない理由
なぜあなたのカフェでお客様が
リピートしないのでしょうか?
その理由は、
リピートしたいと思うメニューがない
というよりも他に理由があることが
ほとんどです。
つまり
リピートする価値
=QCSレベルではないということです。
QCSレベルで価値がない
ということはどういうことでしょうか?
これについては
詳しく説明している記事があるので
そちらをご覧ください。
参照記事
飲食店のQCSとは?店長にとってQCSのレベル向上こそ全てだと言える理由
特にカフェは飲食店であるために、
お客様はおいしいのは当たり前だ
と思って来店されます。
おいしくなければ論外なのです。
お客様のおいしいに該当しなければ、
リピートはないと思ってください。
だからといって、
おいしければ必ずリピートする
というわけでもありません。
また
カフェは女性客が中心のため、
トイレがきれいでなければ、
リピートしません。
とお伝えしている通り、
QCSレベルを高く維持することが
リピートには必須なのです。
リピートする仕組みがない
リピートとは仕組みでもあります。
どんなにいいカフェだったとしても、
忘れられる可能性があります。
なぜ忘れるのかと言うと、
今の時代お店が多すぎるからです。
利用したこと自体忘れてしまいます。
参照記事
カフェでお客様の囲い込みが必要な理由は人間が持つある特性から
つまり、
思い出してくれる仕組み
が重要なのです。
お客様が「カフェを利用したい」と
考えたときに第3選択肢までには
最低でも入っていないと利用はないのです。
思い出してくれないなら尚更利用はないのです。
お客様に思い出していただく
仕組みを作りましょう。
そのためには、
- LINEやメルマガで囲い込む
- スタンプカードやメンバーズカード
- 次回利用してもらクーポン券を渡す
などを活用しましょう。
ターゲットが間違っている
コンサルティングをしていて、
これ今の時代一番あるパターンだと
感じています。
そもそも集客自体が、
1回きりしか利用しない層に
アプローチしているパターンです。
どういうことでしょうか?
リピートしない層を一生懸命集客
今の時代SNSのおかげで、
様々な人に情報が届くように
なりました。
今まで知ることがなかった客層に
あなたのお店の存在が知れ渡る
わけです。
そこに問題があるのです!
近所でもないけど、
インスタ見て一度行ってみたい!
というお客様が来店されます。
ここで問題が生じます。
このお客様たちは
一度行っただけで満足されてしまう
可能性が高いのです。
これはおしゃれなカフェ
インスタ映えを狙っているカフェほど
陥ってしまう現象です。
来店されたお客様は、
「私はこんな素敵な店を知っている」
ことをインスタでアピールしたいだけ。
つまり、
お店自体のファン客になろうという
気持ちはほぼありません。
このようなカフェはいわゆる
インスタグラマーが来やすい
カフェでもあるでしょう。
そのため、
一時的なら売上アップは見込めるかも
しれませんが長続きしません。
またこのタイプのお店は、
メディアなどに取り上げられる可能性
も高いです。
メディアで話題になった後は、
一時的にお客様は押し寄せ、
売上アップされるでしょう。
しかしそのあとは…
そのツールで良いのか検証すること!
必ず検証してください。
そのインスタグラムは、
あなたのお店の売上に
貢献していますか?
インスタグラムで集客したお客様は、
売上はアップしていますか?
来店されたお客様リピートしていますか?
もしインフルエンサーなる人に
お金を出して集約しているなら、
尚更効果を検証して下さい。
もしインスタグラムで集客をして、
売上アップがなされていないなら、
あなたのカフェでインスタグラムでの集客
は適さないということです。
インスタグラムでの集客の割合を
早急に減らしたほうがよいでしょう。
あなたのカフェ、
一度行けば満足カフェになっていませんか?
お客様がリピートしないカフェは続かない
リピートしなければ、
お店は常に新規客を探し続けなければ
なりません。
利用したお客様がリピートするには、
- 近くに住んでいる
- 勤務先や学校の途中にある(中継地)
- 近くに勤務先がある
でないとかなりリピートの確率は
落ちることでしょう。
要はあなたのカフェに通える範囲に
住んでいることや働いている、
用がなければ中々リピートできません。
特に東京や大阪の大都市以外の
地方部はそれが顕著です。
名古屋のような大都市でも、
名駅や栄や金山以外は地方部と同じ様に
浮動客の利用はなかなか厳しいです。
つまり、
わざわざ行く可能性が低い
ということです。
このターゲットを選んだ時点で、
リピートが起こるのは難しいことに
気づいて頂けましたか?
リピートが起こりにくい
=売上が安定しづらい
でもあります。
だからこそ、
周りに住んでいる人を大切にしてください。
周りで働いている人を大切にしてください。
そのためには、
ポスティングをすることや事業所まわり
をコツコツとやることです。
何度も言います。
しつこいくらい言います。
簡単に売上がアップするなんて
ありえません。
地道な努力が重要
だということを肝に銘じてください。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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